「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

          鳩山総理 謝罪でなく辞任を!

2009-12-25 06:07:45 | Weblog
昨夕、テレビで鳩山由起夫総理の偽装献金の謝罪会見をみた。総理としてではなく
一議員としてで、官邸ではなく市内のホテルで、議員バッジをはずしての会見であっ
た。そして、司会者は小沢一郎幹事長の下の副幹事長であった。僕の思いすぎだと
思うが、この会見も”剛腕”氏の指図、演出ではないかと映った。

胸の議員バッジは、国会外でははずしているという説明だったが、総理としての釈明、
謝罪なのに、なぜ一議員としての”謝罪”とわざわざ断わるのか、今ひとつ僕には理解
できない。多分、一国の総理の謝罪となると、事が重大で、口をすべらすと政権運営に
も影響があるという配慮からなのだろう。

東京地検の公設秘書への起訴内容を見て、改めて総理の金銭感覚のズサンさに驚いた。
総理自身も”どうせ信じてもらえぬだろうが”と投げやりにもとれる言葉を吐いているが、一
般の家庭では考えられない。こんな浮世離れの感覚で国政に当たられてはとぞっとする。

”秘書が起訴されれば議員を辞職する”とのメルマガの公言も”過去にあったことは否定し
ない”といっただけ。鳩山総理の発言には整合性がなく責任がない。この人の口癖の”思
い”だけで実現性がない。

総理は自分の政治進退について”鳩山辞めろという国民の声が圧倒的になった場合、国民
の声を尊重しなければならない”と言っている。国民の目線、目線と言っておきながら目線が
解らない総理は一日も早く退陣して貰いたい。