安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

デイブ・ベイリー「BASH!」、安曇野市「アップル&ローゼス」のタルトで自宅珈琲タイム。

2022-09-11 19:30:00 | ベース・ドラムス

安曇野市の「アップル&ローゼス」(前日の記事)でランチを食べた後、おやつ用にタルトを一個買いました、林檎だけでなくチョコレートも使ってあるタルトのせいか、珈琲ともよく調和して美味しい。調和した演奏を。

DAVE BAILEY (デイブ・ベイリー)
BASH! (JAZZLINE 1961年録音)

   

ドラマーのデイブ・ベイリー(ds, 1926年生)は、ジェリー・マリガン(bs)との共演やエピック・レーベルへクラーク・テリー(tp)らと録音したことで知られています。また、JAZZLINEレーベルの本作「BASH!」とJAZZTIMEの「REACHING OUT」は、ジャズファンに大きな楽しみを与え続けてくれています。

メンバーは、ケニー・ドーハム(tp)、カーティス・フラー(tb)、フランク・ヘインズ(ts)、トミー・フラナガン(p)、ベン・タッカー(b)、デイブ・ベイリー(ds)。よくこれだけのメンバーを集めたと感心しますが、多分、デイブ・ベイリーの人脈、人望のせいでしょう。

曲目は次のとおり。

1  Grant Street (Sonny Rollins)
2  Like Someone in Love (James Van Heusen)
3  An Oscar for Oscar (Kenny Dorham)
4  B. T. Express (Stevenson)
5  Osmosis (Osie Johnson)
6  Just Friends (Sam. M. Lewis)
7  Soul Support (Norris Turney)
「Like Someone in Love」と「Just Friends」の2曲はスタンダード曲で、あとは、ジャズ・オリジナル。ロリンズやドーハム、オシー・ジョンソンの曲は比較的知られていると思います。

昔からの愛聴盤で、日本盤レコードで聴きました。全ての曲が楽しめますが、特に「Like Someone in Love」と「Just Friends」は、ピアノトリオにより演じられ、トミー・フラナガン(p)が絶好調のプレイを披露しています。この2曲だけでも傑出したアルバムですが、「Grant Street」におけるヘインズ(ts)の黒っぽい乗りや、「An Oscar for Oscar」におけるドーハム(tp)のソロも聴き物。フラナガン(p)、タッカー(b)、ベイリー(ds)のリズム陣は「Osmosis」はじめ絶妙のバッキングやソロを繰り出しています。

   

ジャケットの裏面には、参加ミュージシャンの写真が掲載されています。

安曇野宅で聴いているところ。飾ってあるのは、デイブ・ベイリーのリーダー作で、国内盤か海外の再発盤です。右から、「Reaching Out」、本作の「Bash!」、「Getting Into Something」(Epic)、「One Foot In The Gutter」(Epic)、「Two Feet in The Gutter」(Epic)。

(参考)「Grant Street」が聴けます。

Grand Street - Dave Bailey - YouTube

 

【アップル&ローゼスでタルトを購入 → 珈琲と一緒に安曇野宅で】

(参考)信州安曇野 アップル&ローゼス – シャキシャキ信州産AAA林檎とお花のお菓子屋さん (apple-roses.com)

ショーケース。

林檎は信州産のピンクレディ

このタルトが中にチョコレートが入っているもので、りんごとチョコレートの味のハーモニーが良かった。

安曇野宅で。アップル&ローゼスのお店とギャップがあり、しょぼいですが(笑)。

ピンクレディのタルト

珈琲は、長野東急デパート地下の可否茶館で購入した「イエローブルボン」

ついでに林檎もいただきました。これは、長野県農業大学校で作られている「つがる」。