安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

アイク・ケベック EASY LIVING

2017-05-31 20:05:03 | テナー・サックス

先日、上信越道の東御サービスエリア(上り線)で休憩したら、スナックコーナーに「安曇野おやき」という商品が売っていたので、買ってみました。おやきは一種のソウルフードで、長野県内各地に様々なものがあります。ここのものを食べたところ、薄い皮で随分と柔らかいものだったので、本来の安曇野地域の厚い皮の小麦の味がするおやきを食べたくなりました。ソウルフルな演奏を。

IKE QUEBEC (アイク・ケベック)
EASY LIVING (BLUE NOTE 1962年録音)

   

4103という番号も決まったのに、発売がされずに、1981年になってまず「Cong Lament」というタイトルで発売された録音です。内容は悪くありませんが、地味で売れ行きに影響するとでも考えられたのでしょうか。アイク・ケベック(ts)とソニー・クラーク(p)が共演しているので、それだけで聴きたくなるアルバムです。

メンバーは、アイク・ケベック(ts)、ソニー・クラーク(p)、ミルト・ヒントン(b)、アート・ブレイキー(ds)に、セクステット編成の際には、ベニー・グリーン(tb)とスタンリー・タレンタイン(ts)が加わります。ケベックとクラークは、翌年1963年1月に前後して亡くなっているので、その約一年前の貴重な録音です。

曲は、セクステットの演奏で「See See Rider」、「Congo Lament」、「Que's Pill」、ケベックのワンホーンのカルテットの演奏で「I've Got A Crush on You」、「Nancy」、「Easy Living」の6曲。「Congo Lament」がベニー・グリーンの、「Que's Pill」がタレンタインのオリジナルで、後はスタンダードです。CDには、2曲追加があります。

ジャムセッション形式によるブルージーなセクステットによる演奏と、ケベック(ts)のロマンチックなバラード演奏が収録されていてます。ソニー・クラーク(p)は、淡々としたストレートなプレイぶりです。セクスットのものでは、ハーモニーが面白く、レイジーな乗りの「See See Rider」がよく、ベニー・グリーン(tb)、タレンタイン(ts)の参加が効果的、カルテットのものでは、「I've Got A Crush On You」や「Easy Living」でヴィブラートをかけたサウンドによるケベック(ts)のスローなバラードプレイが見事です。

【東御SAで売っていたおやき】

スマホによる撮影で、ぼけています。

スナックコーナー

おやきを売っていました

鹿肉入りのものもあるようです。

「なす」のおやきを買いました。

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軽井沢のジャズ喫茶「JENNIE」と「SATCHMO」へ出かけました。

2017-05-30 20:00:19 | ジャズ喫茶

5月28日(日)は、早朝から地区の清掃などでバタバタしていましたが、午後に時間が空いたので、軽井沢のジャズ喫茶2軒を訪れました。以前、Satchmo(サッチモ)に行ったときは、年末近くの雪景色だったので、グリーンシーズンに行ってみたかったのが出かけた動機です。軽井沢追分の手前のJennie(ジェニー)にも寄りました。なお、以前の記事はこちら(JennieSatchmo

【Jennie(ジェニー)】

住所:長野県北佐久郡御代田町馬瀬口清万1581-33
電話:0267-41-0451
ホームページ:jennie.jp

お店には、オーナーの藤田嘉明さんが東京からちょうど来ていて、少し話もしました。店名の由来となったアメリカの女性歌手「Jennie Smith(ジェニー・スミス)」が話題になり、彼女がパット・ブーンについて来日した際の公演を4曲収録したEP盤があるという話をうかがい、そのEPをコピーしたCD-Rを聴かせていただきました。

それには「イパネマの娘」などが収録されていてうっとりと聴き入りました。ロバート・ラカトシュ(p)のものなど新しいCDも聴かせてもらいました。藤田さんは、ジャズ批評誌にレビューを執筆するなど、最新のジャズに明るく、テーブルに置いてあったリクエスト用リストにも新しいものがあり、その中からかけてもらうのもよさそうです。

入店時にはお客様は他にいませんでしたが、しばらくすると2人連れのお客様が入ってきました。オーディオが趣味の方のようでした。

存在感のあるスピーカーです。

テラス席もあります。

【Satchmo(さっちも)】

住所:長野県北佐久郡軽井沢町発地116-4
電話:0267-48-1273
営業:月曜日定休 ただし夏期無休 冬期休業あり

軽井沢72ゴルフ場北コースの横を通って、お店へ。やっているか心配だったのですが、案ずることもなく、着いた時には、ちょうどお客様が一人お店から出てきたところでした。マスターは元気そうで、かかっていたジミー・フォレスト(ts)の「Most Much!」(Prestige)の話から、山の話になりました。

勤務していた会社の山岳部であちこち登ったという話の中で、一番怖かったのは「戸隠の蟻のとわたり」で、一番きつかったのは、南アルプスの北岳だとおっしゃっていました。僕にはどちらも無理だと思いながら、美味しいコーヒーをいただき、ブルージーなフォレストやヒュー・ローソン(p)のプレイに耳を傾けました。

こじんまりとしています。白樺の木が、軽井沢らしい。

右にあるガラスの引き戸が入口。

店内。

CDの場合は左のインフィニティ、レコードの場合は、右のダイアトーンのスピーカーで鳴らしています。

本日はこちらの機器でかけていました。

珈琲。濃いめのものをもらいました。

店内は山小屋風です。今日初めて、マスターが登山をやっていたのを知りましたが、それで得心がいった山小屋風の造りでした。

梁には、ジュリー・ロンドン(vo)のアルバムのジャケットが貼ってありました。

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浜田均(ヴァイブ)ライブ (5月20日 安曇野市いさつ歯科医院)

2017-05-29 20:05:04 | 演奏会・ライブ

5月20日(土)に久しぶりにライブに行きました。浜田均(ヴィブラフォン)のライブで、前半がヴァイブのソロ、後半は、伊佐津さゆり(p)とのデュオ(二重奏)でした。浜田さんの演奏は、西直樹(p)グループなどで2回聴いたことがありますが、ソロでどんな演奏をするか楽しみにして出かけました。

 

(曲 目)

前半(ソロ)
1  Someday My Prince Will Come (いつか王子様が)
2  NEGUNAL (浜田均作曲)
3  Someone to Watch Over Me (やさしき伴侶を)
4  Confirmation
5  赤とんぼ
6  Fox Dance (浜田均作曲)
7  Stardust 

後半(浜田、伊佐津さゆり デュオ)
1  What Are You Doing The Rest of Your Life (これからの人生)
2  蘇州夜曲 (服部良一作曲)
3  シューティング・スター (伊佐津さゆり作曲)
4  オブ・ザ・シー (浜田均作曲)
5  聖なる丘に天使が遊ぶ (浜田均作曲)
6  TSURARA (浜田均作曲)
7  サニー・スポット(伊佐津さゆり作曲)

アンコール
Fly Me To The Moon

 

ジャズのソロ演奏は、単独楽器だけなのでともすると飽きてくるし、リズムがほしくなるなど、難しいと思うのですが、当夜の浜田均のヴァイブソロは、抒情性とあわせてスイングして迫力もあって、なかなかよい演奏でした。ソロだと、メロディがよくテーマから耳を傾けてもらう必要があるせいでしょうか、基本的に名曲を取り上げていました。

後半の伊佐津さゆり(p)さんとのデュオは、主に浜田さんがメロディーをとっていましたが、ヴァイブの表現の豊かさに感心しました。浜田さんのプレイがよいためもありますが、ヴァイブも素晴らしい楽器です。伊佐津さんは、CDも出しているピアニストですが、作曲もよくして、「シューティング・スター」や「サニー・スポット」という曲が本日演奏されました。

前半のソロで印象に残ったのは、幻想的な響きがロマンチックな「Someone to Watch Over Me」、分散和音が美しかった「赤とんぼ」、浜田さんのオリジナルで現代的な和音が面白い「Fox Dance」、華やかなソロがよかった「Stardust」あたりでした。後半のデュオでは、メロディーを大事にした「蘇州夜曲」、テーマが美しく、それぞれのソロがよかった伊佐津さんのオリジナル「シューティング・スター」が印象に残りました。

休憩の間に、浜田均さんの下記のCDを購入し、サインをもらいました。北海道富良野出身で、同地に因んだ曲目も入っていました。当夜は、目の前でヴァイブの生演奏を聴けて満足して帰りました。

 

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アート・ファーマー WHAT HAPPENS?

2017-05-28 10:01:30 | トランペット・トロンボーン

原田マハ著「キネマの神様」(文春文庫)を読みました。著者の映画と映画館に対する思いが詰まっている面白い小説でした。話は全くフィクションなのですが、映画や俳優の名前、実在する映画館などが登場して、映画に関する深い知識に裏打ちされていました。原田マハという作家は、引き出しが多く、その分野に精通しているので、細部にも説得力があります。映画音楽をタイトルにしたアルバム。

ART FARMER (アート・ファーマー)
WHAT HAPPENS? (Campi 1968年録音)

   

アート・ファーマーとフィル・ウッズ・グループが、集合してスタジオ・セッションを行い、それを録音したというアルバム。ラフな打ち合わせしかしていないと推測されますが、実力ミュージシャンが揃っているので、内容は飛びきりです。昨年発売された日本盤のCDを聴いていますが、レコードから音をおこしてあるようなので、日本盤でもいいのでレコードで聴きたいところです。

メンバーは、アート・ファーマー(フリューゲルホーン)、フィル・ウッズ(as)、マーシャル・ソラール(p)、アンリ・テキシュ(b)、ダニエル・ユメール(ds)。ファーマーとウッズは、それぞれ1968年にヨーロッパに渡っていて、ファーマーが渡欧した直後の録音です。ウッズは、ヨーロピアン・リズムマシーンを結成し、活躍を始めたところです。

曲は映画音楽、ジャズ・スタンダードです。ミシェル・ルグラン作「Watch What Happens」、ビリー・ストレイホーン作「Chelsea Bridge」、ケニー・ドーハム作「Blue Bossa」、ジジ・グライス作「Blue Lights」、トム・マッキントッシュ作「The Day After」、ジェリー・ボック作「Sunrise Sunset」(サンライズ・サンセット)の6曲。「Watch What Happens」は、ミュージカル映画「シェルブールの雨傘」中の曲です。

アート・ファーマーとフィル・ウッズの二人がリーダーといった録音ですが、すさまじいのはフィル・ウッズ(as)で、スピードに乗った即興演奏を繰り広げています。早いテンポの「Watch What Happes」や「Sunrise Sunset」においてウッズは本領を発揮していて、次から次へと目くるめくようなフレーズの洪水を聴くことができます。バラード「Chelsea Bridge」は、ウッズのフューチャーナンバーで、途中アップテンポになるのがスリリング。ファーマーも「Watch What Happens」などで暖かな音色でメロディアスなプレイぶりです。

【原田マハ著「キネマの神様」(文春文庫)】

   

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勝味庵本店 (とんかつ、イワシ料理 長野県茅野市)

2017-05-26 20:10:11 | グルメ

諏訪市に出かけたので、昼食を諏訪インターチェンジからすぐの、「勝味庵本店」(かつみあんほんてん)で食べました。諏訪地方では有名なお店で、とんかつ主体にイワシ料理や各種魚の刺身などもあって、宴会などにも使えます。

開店とほぼ同時に入店しましたが、次から次へとお客様がやってきました。初めてなので、「勝味庵定食」を注文しましたが、柔らかなカツと新鮮なイワシの刺身を堪能できました。八ヶ岳登山や蓼科観光の帰りなどに立ち寄るのもよさそうです。

看板。国道沿いにあります。

開店前なのに車が駐車していました。

店内。厨房が見えます。

ファミリー向け、一人用の席などがバランスよく配置されています。二階にも席があります。

ゴマが最初にくるので、ゴマをすりながら、料理がくるのを待ちます。

従業員の方に教えてもらったのですが、擦ったゴマの上にトンカツ用ソースをかけて、それにトンカツをつけるのだそうです。今まで、ソースはソース、ゴマはゴマで別々につけるなどしていました。

勝味庵定食。ご飯とみそ汁(しじみ貝)はおかわり自由です。

イワシのお刺身。

海老フライと一口かつ。よい評判も納得の美味しさで、お肉は中高年齢者にも優しい柔らかさでした。

食が進み、奨められるまま、ご飯とみそ汁もおかわりしました。

【勝味庵本店】

住所:長野県 茅野市宮川1388-10
電話:0266-71-1777
ホームページ:katumian.com

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