安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

アニタ・オデイ TIME FOR TWO

2018-12-31 18:00:24 | ヴォーカル(A~D)

先日、長野市の元町珈琲に早めの時間に寄ったところ、パンとゆで卵がつくモーニングサービスがあったので、注文しました。お客様もそう多くなく静かで広い店内で、ゆっくりといただくことができました。BGMとして小さめの音量ですが、ジャズヴォーカルが流れていて、思わず耳を傾けてしまいました。主に1950~60年代に録音された様々な歌が聴こえてきましたが、抜群なのはアニタ・オデイの歌でした。2018年最終にアップするのは、アニタのアルバムです。

ANITA O'DAY (アニタ・オデイ)
TIME FOR TWO (Verve 1962年録音)

   

アニタ・オデイ(1919~2006年)は、最初に好きになったヴォーカリストで、アルバム「Anita Sings The Most」(Verve, 1957年録音)に収録された曲をはじめ、ジャズ・ヴォーカルを体現した歌の数々に痺れっぱなしでした。これは、カル・ジェイダー(vib)と組んだもので、珍しくラテンアレンジで歌っている曲も入っています。

メンバーは、アニタ・オデイ(vo)、カル・ジェイダー(vib)にパーカッション、リズムセクションなどですが、二人以外の名前はわかりません。カル・ジェイダーは、ラテンを演奏して有名になった人ですが、スタン・ゲッツ(ts)との録音があったり、アート・ペッパーを連れて来日したり、ジャズ畑でも活躍した人です。

曲は、スタンダード中心です。「Thanks for The Memory」、「It Shouldn't Happen to a Dream」、「Just in Time」、「Under A Blanket of Blue」、「That's Your Red Wagon」、「Peel Me a Grape」、「An Occasional Man」、「The Party's Over」、「I Believe In You」、「Mr. Sandman」、「Spring Will Be a Little Late This Year」、「I'm Not Supposed to be Blue Blues」の12曲。珍しいのは、デイヴ・フリシュバーク作「Peel Me a Grape」とエロール・ガーナ―作曲、ボブ・ラッセル作詞「I'm Not Supposed to be Blue Blues」あたりでしょうか。

あまり話題に上りませんが、選曲や編曲の面白さ、カル・ジェイダーのヴァイブの響きも新鮮な佳作だと思います。ボレロの「Under A Blanket of Blue」と「The Party's Over」、チャチャチャの「An occasional Man」などラテン編曲ものも結構楽しめます。軽くスイングし、アニタ(vo)のアドリブも見事な「Just In Time」と「I Believe in You」、バラードでジェイダー(vib)のアドリブも入る「Spring Will Be a Little Late This Year」、ブルージーな「I'm Not Supposed to be Blue Blues」とアニタ・オデイの快唱が続きます。

本稿が2018年(平成30年)の最終記事になります。この一年間拙ブログをご覧いただきありがとうございました。皆様よいお年をお迎えください。

【元町珈琲長野東和田の離れ】

お店の外観

店内。ここは一部で結構広い店内です。

パンはマフィンにしました。

なかなか美味しいパンです。

ブレンドコーヒー。

【元町珈琲長野東和田の離れ】

住所:長野市東和田505-1 
電話:026-266-0870
ホームページ:motomachi-coffee.jp (東和田の離れのページ)


国営アルプス安曇野公園(堀金・穂高地区)のイルミネーション「アルプス一千の煌めき」

2018-12-30 20:16:10 | お出かけ・その他

年末の29日(土)に、アルプス安曇野公園のイルミネーションを観に行ってきました。今シーズンは、2018年11月3日から2019年1月6日と12,13,14日に開催されます。初めて出かけたのですが、結構多くのお客様がいて、中には外国人の方の姿もありました。

高い樹木に電球を飾り付けたり、池の中に造作を作ったりと、公園にもともとある施設や自然をうまく利用していました。あづみの学校(テーマの展示館)内のジオラマも人気を集めていて、多くの方が楽しめそうです。冬の季節の活用方法として、イルミネーションもよさそうでした。

「ツリーゲート」と名付けられています。高い樹木に電飾を施してあります。奥にある建物がガイドセンターで、そこで入場券を購入して、中に入ります。

ガイドセンター内部。

入場してすぐのところにある「リングリングリング」と名付けられた展示。

まず左手に進み、あづみの学校(展示館)に入りました。

内部の様子。中央にあるジオラマ(地形の模型)が面白そうです。

北アルプスの全貌を、上空の視点から観ることができます。常念岳や槍ヶ岳、北穂高岳など、ランプが点灯して位置がわかるようになっています。

女性が白馬・小谷方面を写メに収めています。多分お住いの地域かもしれません。なかなかリアルで、平野部もよく出来ています。北アルプスの山岳地形を勉強するにも良さそうです。

二階の展望テラスからほぼ全景を撮影。遠くにうっすらと見える灯りは、安曇野市街です。

メインの展示ではありませんが、シャンパンタワーがありました。

遊歩道は、光のトンネルになっています。池全体をぐるりと取り囲んであり、総延長は500mあるそうです。

池の中の展示。細長い光の筋は、水の流れを表したものだそうです。

水上に浮かぶお城のオブジェ。

緑の草原を模した、エメラルドグリーンのグランドイルミ。「アルプスの草原」と名付けられていました。

点いたり消えたりしているので、どうにか華やかな場面が撮れました。

会場内では、飲食物の販売も行われていました。「豚まん」や「ソフトクリーム」が人気のようでした。

 【国営アルプスあづみの公園 堀金・穂高地区】

住所:長野県安曇野市堀金烏川33-4
電話:0263-71-5511
ホームページ:azumino-koen.jp


フィニアス・ニューボーン A WORLD OF PIANO

2018-12-29 20:22:39 | ピアノ・トリオ

水田を所有している関係で、僕はJA(農協)の正組合員になっています。JAバンクの口座も開設していて、たまに農協の支所に行くことがありますが、先日、そこで、卓上カレンダーと来年の干支のイノシシの形をした貯金箱をもらいました。卓上カレンダーは写真やCD立てにも使えそうで、よいものをいただきました。昔、小銭を貯金箱に入れてためては、コツコツとレコードを買っていたころに購入したレコード。

PHINEAS NEWBORN JR. (フィニアス・ニューボーン)
A WORLD OF PIANO! (Contemporary 1961年録音)  

   

フィニアス・ニューボーン(p, 1931~89年)は、抜群のテクニックで切れ味の鋭い演奏をしたピアニストですが、精神疾患のためにキャリアの中断があったりして、必ずしも順風とはいかない音楽生活を送りました。コンテンポラリーレーベルには後年のものを含めて6枚のアルバムがありますが、これはその最初のものです。

メンバーは、フィニアス・ニューボーン(p)、ポール・チェンバース(b)、サム・ジョーンズ(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)、ルイ・ヘイズ(ds)。2回のセッションを収めていますが、ベースとドラムスには、ハードバップ最高の奏者達を集めていて、ニューボーンの演奏を引き立てています。

曲は、チャーリー・パーカー作「Cheryl」、ディジー・ガレスピー作「Manteca」、ビリー・ストレイホーン作「Lush Life」、クリフォード・ブラウン作「Daahoud」、ソニー・ロリンズ作「Oleo」、ホレス・シルバー作「Juicy Lucy」、リロイ・ヴィネガー作「For Carl」、ローランド・アレキサンダー作「Cabu」の8曲。ジャズのオリジナル曲集ですが、「Cabu」を除き、現在ではよく知られたものばかりです。

フィニアス・ニューボーン(p)のバーチュオーゾタイプのめくるめくピアノ演奏が聴けます。ことに、ポール・チェンバース(b)とフィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)と録音したレコードでいうとside1は、唖然とするようなスリリングなプレイの連続です。「Cheryl」におけるテーマからソロに入る際の上昇フレーズには、最初聴いた時には息を呑みましたし、ラテンリズムが楽しい「Manteca」は、厚い和音の連打が歯切れよく、両手のユニゾンも迫力があります。「Dahoud」では、ピアノに加えてドラムスも躍動しています。「For Carl」は、しみじみとした味わい。

【JAバンクの2019干支貯金箱と卓上カレンダー】

2019年(平成31年)の干支は、「いのしし」なので、その形をした貯金箱です。

「日本の伝統文化」カレンダー2019だそうです。

一月は獅子舞です。

これを反対側にすると、CD立てに使えそうなので、やってみました。正面のままだとCDを立てかけると倒れてしまうので、反対向きにしてみました。

紙ジャケットのCDです。うまく立ってくれました。

プラスチック製の厚めのジャケットもうまく立てかけられました。


映画「チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛」を観ました。(12月26日 長野市相生座)

2018-12-28 20:05:00 | 映画・DVD・テレビ

久しぶりに映画館へ出かけ、「チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛」を観ました。2017年のアメリカ・イギリス合作の映画で、17世紀のチューリップ・バブル時代のアムステルダムを舞台に、孤児として育った美しい少女が成人して富豪の妻となり、その夫妻の肖像画を描いた画家と恋に落ちる物語を描いたものです。

   

監督は、ジャスティン・チャドウィックという英国の方ですが、富豪の妻役でアリシア・ヴィキャンデル、画家役でデイン・ハーン、富裕な商人で夫役のクリストフ・ヴァルツ、修道院長役でジュディ・デンチなど、米国や英国の有名俳優が起用されています。アリシア・ヴィキャンデルの17世紀オランダ絵画から抜け出てきたような表情、美しさが印象的です。

   

肖像画を制作している場面

食卓

修道院

画家(デイン・ハーン)は、実在ではあるが謎が多いフェルメールをモデルにしていて、フェルメールの代表的な作品へのオマージュを思わせるショットが多数登場します。例えば、窓辺で手紙を読む女性、鮮やかなブルーの色を使ったドレス、薄暗い室内に差し込む光などです。

   

画家からの手紙を読む場面

許されざる恋愛を描いた物語ですが、一攫千金を狙ったチューリップ市場の話など、物語は相互に絡みあい進みます。また、筋立てとは離れて、当時、アムステルダムには700人の画家がいたそうですが、そういった事情やフェルメールの名画場面など西洋美術史の一端にも触れることができ、そちらにも興味が湧きました。

熱狂するチューリップ市場

画家がチューリップの取引をしている場面

【長野松竹相生座】

住所:長野市権堂町2255
電話:026-232-3016
ホームページ:naganoaioiza.com

相生座の外観

   

映画館内に飾ってあったチューリップ。すぐ近くの花屋さんで購入できるそうです。


蕎麦 cuisine vesta(ソバ・キュイージーヌ ヴェスタ)(蕎麦・居酒屋 長野市鶴賀南千歳町)

2018-12-27 20:56:12 | グルメ

職場の近くにある蕎麦屋さんには、だいたい入ったのですが、洋風の居酒屋といった趣のVesta(ヴェスタ)に行ったことがなかったので、先日ランチに入ってみました。イタリアンのようなお店の構えですが、長野県産の蕎麦粉を使うなど本格的な蕎麦を提供しているそうです。

ランチはリーズナブルなことに加えて、ボリュームがあります。当日のチキン南蛮は、柔らかい鶏肉がたくさん入っていて、満腹になりました。蕎麦湯ももってきてくれて、ランチタイムは、街の蕎麦屋さんと変わりありません。

歩道からもわかる看板。

お昼の定食の案内。

入口。夜は、いわゆるDining Barのようです。

日替わりそば定食を注文。

店内

チキン南蛮セット蕎麦付き。

蕎麦のアップ

このチキン南蛮は、結構いけました。

小ぶりな器ですが、蕎麦湯も出てきます。

ランチを食べると、珈琲は100円です。

 【蕎麦cuisine vesta】

住所:長野市鶴賀南千歳町860-24 ビトロアレイ2  1F
電話:026-266-0327
ホームページ:cuisine-vesta