安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

アルプスあづみの公園 【大町・松川地区】

2015-10-30 19:31:57 | お出かけ・その他

先日、はじめて国営アルプスあづみの公園の大町・松川地区を訪れました。約104ヘクタールの広大な敷地は、4つのゾーンに分けられていて、散策やキャンプ、アスレチックなどが楽しめるようになっていました。ちょうど、10万本の黄色いコスモスが咲いていて彩りも鮮やかでした。園内の多くは森が占め、歩道を歩きながら、また時には空中回廊といって地上から高いところを歩きながら、樹木を見ることができるようになっています。

   

インフォメーションセンター。ここから公園内に入ります。

   

公園内の樹木。

   

空中回廊。歩道が一段と高いところに設置されていて、高い角度から園内を見ることができます。  

   

空中回廊からみた樹木。

   

トンボが飛んでいたので、池があるはずだと近くをみたら、整備されていました。

   

森の体験舎。創作工房や食工房があったり、左手の建物ではバーベキュー等ができるようになっています。天候にかかわらず使えます。

   

真ん中あたりにあるのが餓鬼岳(標高:2,647m)。このあたりから見るシンボル的な山です。常念山脈の続きになります。

   

10万本の黄色いコスモス。実際には、白色や赤色のものもわずかですがあって、アクセントになっていました。東京から来たという、7~8人連れの女性グループが、テレビで放映されていたからこちらを訪れたといって、写真などに収め喜んでいました。

   

黄色いコスモス(拡大)

   

4月下旬から11月上旬に園内を走るロードトレイン。約30分間隔で、「入口広場」と「大草原の家」間を運行しています。家族連れが乗っていて、子供がはしゃいでいました。

アルプスあづみの公園は、2か所に分かれていて、堀金・穂高地区と大町・松川地区があります。堀金・穂高地区は何度か行ったことがありますが、大町・松川地区は今回が初めてでした。広大な面積の中に、「レストラン」、「キャンプ場」、「森の体験舎」、「くもの巣遊具」といった趣向が凝らされた施設があります。冬には、イルミネーションが灯され、歩くスキーで散策が楽しめるなど、四季折々楽しめるのも特徴です。

【国営 アルプスあづみの公園 大町・松川地区】

住所:長野県大町市常磐7791-4
電話:026-21-1212(代)
ホームページ:www.azumino-koen.jp 

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ハンプトン・ホーズ HAMP'S PIANO

2015-10-28 22:23:41 | ピアノ・トリオ

先日、はじめて国営アルプスあづみの公園の大町・松川地区を訪れました。その記事は別にアップしますが、約104ヘクタールの広大な敷地なので、散歩やジョっキング、冬には歩くスキーなどいろいろと活用できそうです。園内を見て歩いたのですが、秋も深まってきているので、落葉している樹も目立ちました。枯葉が舞っていたので、「Autumn Leaves」と「Black Forest Blues」という森にちなんだ曲が収録されているアルバムを。

HAMPTON HAWES (ハンプトン・ホーズ)
HANP'S PIANO (MPS 1967年録音)

   

ハンプトン・ホーズ(p)は、コンテンポラリー・レーベルへの録音が多いのですが、再度の療養生活を終えた、1967年9月から68年5月までの約8か月は、ヨーロッパを中心に世界各地を訪問し、様々なレーベルに録音を残しています。もっとも有名なのは、「Spanish Steps」(Black Lion)だと思いますが、「Hamp's Piano」は同期間の最初に録音されたもので、8曲中4曲がホーズのオリジナルとなっている意欲作です。

メンバーは、ハンプトン・ホーズ(p)、エバーハルト・ウェーバー(b)、クラウス・ワイス(ds)。ドイツのフィリンゲンにおけるMPSレーベルへの録音です。ベースのウェーバーは、後にECMレーベルでも活躍していて、日本でもおなじみです。ワイス(ヴァイスという表記もあり)は、澤野工房からリーダー作が復刻されて出ているので、アルバムをお持ちの方もいるのではないでしょうか。

曲は、ホーズの自作とスタンダードです。彼のオリジナルが「Hamp's Blues」、「Rhythm」、「Black Forest Blues」、「Sonora」の4曲。スタンダードが「Autumn Leaves」(枯葉)、「What is This Things Called Love?」(恋とは何でしょう)、「I'm All Amiles」、「My Foolish Heart」の4曲で全8曲です。「Black Forest」(黒い森)は、フィリンゲン周辺の森からの題名でしょう。

コンテンポラリー・レーベルにおける諸作品がホーズ(p)の名盤として名高いですが、洗練されてエヴァンスライクなところのあるこの時期のものも充実しています。「Hamp's Blues」や「Black Forest Blues」は、よくスイングしてブルージーさも窺われるものの、どこか寂しさが伝わってきます。「Autumn Leaves」は、これ以降ホーズ(p)の愛奏曲になります。「My Foolish Heart」は、ウェーバー(b)とのデュオで、ロマンチックなホーズを聴くことができます。録音もよく、ピアノの音が美しい。

【アルプス安曇野公園(大町・松川地区)の園内】 

   

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YAMATOYA (京都市)

2015-10-26 22:00:14 | ジャズ喫茶

数年ぶりに京都市のジャズ喫茶「YAMATOYA」を訪れました。2013年に改装が行われていて、以前に僕が訪れた時とは内部の様子も変わっていましたが、オーディオ装置やレコードはそのままで、聴き疲れのしない柔らかめの音が出ていました。1時間ほどカウンターの椅子に腰かけて寛ぐことができました。また、マスターともちょっとお話ができて、楽しい時間を過ごしました。

   

歩道に出ている看板。ここを右折するとお店があります。

   

お店の外観。長いベンチが目印にもなります。

   

お店の入り口近くから店内。見えていませんが、左手には、スピーカーとピアノがあります。椅子やテーブルがアンティーク調で味わいがあります。

オーディオシステムについては、次のとおりです。
スピーカー:VITAVOX KLIPSCHORN
アンプ:McINTOSH MA2275
ターンテーブル:GARRARD 401
アーム:SME, SHURE N97XE

   

スピーカー。ピアノが置いてあって、ライブも開催しています。

   

   

   

レコードは、5000枚程度あるようです。

   

3枚のLPを聴きました。ポール・チェンバースの「Bass on Top」、ジョージ・ケイブルスの「Old Wine New Bottle」、カウント・ベイシー「Basie in London」です。ケイブルスのアルバムは、日本のアトラス・レーベル制作です。曲目がスタンダードで、ケイブルスがハードバップ寄りの演奏をしていました。チェンバースとベイシーのものは、よく聴いたアルバムなので、ところどころ、ごく小さくハミングしながら聴きました。

   

長いカウンターがきれいでした。壁紙など内装は、古くからのお店の常連さんからの、あまり内部を変えないでほしいというリクエストを受けて、改装前になるべく近づけたそうです。

   

珈琲。美味しい。

   

トーストも、パンがよいせいか、いい味でした。  

僕がいる間にも何人か入店してきましたが、ニュージーランドからのご夫妻が入ってきて珈琲を飲んでいったのには驚きました。マスターは、日本ばかりでなく世界中からお客さんがきてくれるのがありがたいと話され、ニューヨークタイムスにお店の記事が載ったのが、そのきっかけだったようです。下記に載せたその記事ではジャズバーとして紹介されていますが、日本のジャズ喫茶(ジャズバー)がこうして米国で記事になったのは、ジャズ喫茶愛好者の一人として嬉しいことです。マスターに教えてもらって、初めてこの記事を知りました。

京都という立地から、日本全国からお客様が訪れているようで、僕が長野市からだと話したら、昨日も松本市の方がお見えになりました言っていました。 音量は、適度な大きさで、ビッグバンドを聴いていても何時間でもいられそうです。次回は、ニューヨークタイムスの記事のように、午後9時ごろにYAMATOYAの扉を開けたいと思いながら京都駅に向かうべくお店を後にしました。

【ニューヨークタイムスに掲載された記事 関連個所抜粋】

TRAVEL

36 Hours in Kyoto, Japan

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マイク・マイニエリ INSIGHT

2015-10-25 08:28:49 | ヴァイブ、オルガン他

父と一緒に有明(長野県安曇野市穂高)へ出かけました。温泉に入った後、蕎麦を食べようと、同じく有明の「天満沢」という蕎麦屋に初めて寄りました。駐車場は道路沿いにありますが、お店の建物は道路から少し引っこんでいて静かなたたずまいでした。こちらのお店は、窓からの眺めがよくて、安曇野の秋の光景が目に飛び込んできました。秋の代表曲の一つ「枯葉」が収録されているアルバム。

MIKE MAINIERI (マイク・マイニエリ)
INSIGHT (Solid State 1967年録音)

   

マイク・マイニエリ(vib)は、フュージョンの演奏で有名になりましたが、それ以前には4本マレットを用いて、ジャズよりのアルバムも作っていて、これはその一つです。サイケデリックなジャケットは時代を感じさせ、内容はジャズロックや、クラシック曲のアダプトなど多岐にわたります。演奏に関しては、総じてオーソドックスなものです。

メンバーは、マイク・マイニエリ(vib)、ジョー・べック(g)、リン・クリスティ(b)、ドン・マクドナルド(ds)。マイニエリとべックの組み合わせだと、フュージョンをやっていそうですが、ここではまだスタンダード曲も演奏しています。ヴァイブにギターの組み合わせだと、ゲイリー・バートンの「ダスター」というアルバムもありますが、こちらの方がジャズという感じが強いです。

曲は、スタンダードないしそれに近いものと、自作です。「Autumn Leaves」(枯葉)、ジョン・ルイス作「Skating In Central Park」、マイク・マイニエリの自作が「Rain Child」と「Instant Garlic」、グローフェ作「On The Trail」、ベースのリン・クリスティ作「Minnesota Thins」、ドビュッシーの「LaPlus Que Lente」(レントより遅く)の7曲。「Instant Garlic」は初めの方などフリー・ジャズ系、「Minnesota Thins」はジャズロックで受けそうな曲。ドビュッシーの曲が登場するとは意外です。

4ビートあり、フリー系あり、ジャズロックありといろいろなものが詰まった面白いアルバム。「Rain Child」などを聴いていると、フュージョン時代に向けて模索していたようにも思えます。マイニエリ(vib)のエキサイティングなソロが入る「Autumn Leaves」やヴァイブソロによる「Laplus Que Lente」など彼のプレイには緊張感も感じられます。ジョー・べック(g)は、「Instant Garlic」ではフリーっぽいプレイもしていますが、「Minnesota Thins」ではリズムにのってマイニエリともどもファンキーなプレイで楽しませてくれます。

【天満沢】

住所:長野県安曇野市穂高有明8783
電話:0263-83-2952

   

   

お客様の入れ替わりの時に撮りました。

   

窓から見た庭

   

安曇野市有明から東側の光景。北安曇郡池田町方面の山が見えます。

   

直径50cmのざるに二人分が盛られてきました。

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池田杏理+石川武司トリオ (神戸市 ソネ) 

2015-10-23 21:52:08 | 演奏会・ライブ

10月19日(月)、関西方面に所用があり大阪に一泊しました。大阪での夕食を兼ねた飲み会の後、神戸の北野坂にあるソネでピアノトリオとヴォーカルを聴いてきました。ソネは、僕好みの4ビート主体のスイングするジャズとヴォーカルを提供してくれるので、外れがありません。当日は、池田杏理(vo)、石川武司(p)、井出厚(b)、高野正明(ds)という出演者でした。

   

ソネ外観。

   

入口。

2セットと3セットを聴きました。曲目は、一部不明なものもありますが次のとおりです。平日の月曜日にもかかわらず、お客様は50~60人くらい入っていて店内は賑やかでした。景気がいくらかよくなっている影響があるかもしれませんが、さすがに神戸で、驚きました。

(2セット目)
ピアノトリオで、
1 Yardbird Suite 
2 ウィザー (アントニオ・カルロス・ジョビン作のワルツ、珍しいそうです)

ヴォーカル+ピアノトリオで、
1 Speak Low
2 Don't Get Around Much Anymore
3 Never Will I Marry
4 ホイットニー・ヒューストンの曲(ウェスト・オブ・オールと聴こえましたがよくわかりませんでした。)

(3セット目)
ピアノトリオで、
ホテル・カルフォルニア
Autumn in New York (ニューヨークの秋)

ヴォーカル+ピアノトリオで、
1 パツカ―ラ (よくわかりませんでした)
2 Summertime
3 不明
4 I'm Beginning to See The Light 

   

ゆったりとした店内。

   

石川武司(p)

   

井出厚(b)

   

池田杏理(vo)

ピアノトリオでやったイーグルスの「ホテルカリフォルニア」は、スピード感に溢れていて、やんやの喝さいを浴びていました。石川さんは、早いパッセージでも音の崩れがないきれいな音色で、豪快さと繊細さを併せ持っている、いいピアニストのように思います。ベースの井出さん、ドラムスの高野さんもソロをかなりとっていました。高野さんだけは、以前に一度聴いたことがありました。

ヴォーカルの池田さんは、声がよく出ていて爽やかさがありました。スタンダードに加え、1980年代以降のポップスもレパートリーに取り入れています。人気ヴォーカリストの一人だと思いますが、初めてのリーダーアルバムがこの11月に発売されるようです。当日がお誕生日のお客様がいたので、その方のためにハッピー・バースデイも歌ってくれて、サービスがよいです。

   

注文したのは、ピザ、ビール、グレープフルーツジュースといったところです。

   

奥の方のバーコーナー。

ソネの食事は美味しいし、ミュージシャンも関西の一流を入れていて、さすがに神戸の老舗ライブハウスです。日曜日には1000円で昼下がりのライブ(2セット、入れ替えなし)を開催しています。こういった活動もジャズファンを根付かせ、増やすことにつながるのではないでしょうか。旅行者にとってありがたいのは、年中無休で、いつでも行けるというところです。いつまでも続いてほしいジャズクラブです。

【ジャズライブ&レストラン ソネ】

住所:神戸市中央区中山手通1丁目24-10
電話:078-221-2055
ホームページ:kobe-sone.com 

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