北八ヶ岳坪庭から北横岳（2,480m）スノーシュー登山（１）【坪庭～北横岳ヒュッテ～山頂】

1月29日（土）、北横岳にスノーシューで登りました。北八ヶ岳ロープウェイで標高2,237mの坪庭まで上がり、そこからの往復です。その後、坪庭一周と縞枯山荘の珈琲を楽しみました。

今季初めてのスノーシューで、一人でもあり、短時間で切り上げました。幸い、天候に恵まれ八ヶ岳や南アルプスを望むことができました。歩行時間は、休憩を除き2時間15分程度で、ゆっくりペースです。

【行　程】

坪庭スタート 10:07 → 北横岳ヒュッテ 10:54 → 山頂（北横岳北峰） 11:14ー21（撮影）→ 北横岳ヒュッテ 11:31ー45（休憩） → 七ッ池往復 → 坪庭 12:18 → 縞枯山荘 12:32ー54（珈琲）→ 山頂駅 13:07

昼食　スープカレー和月（既に記事にしました。リンク）

（山麓駅～坪庭）

山麓駅。天気が良くなればいいなと思いながらロープウェイへ。北八ヶ岳ロープウェイ｜蓼科、八ヶ岳の観光スポット・トレッキング・バリアフリー対応 (kitayatu.jp)

ロープウェイ山頂駅を降りたら、目の前は坪庭です。

スノーシューを今季初めて着けました。着け方を思い出しながらですので、手間がかかりました（笑）。

北横岳へ向かって出発。

（坪庭～北横岳ヒュッテ）

南アルプス方面がきれいに見えていました。多分ですが、左から、北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳。

坪庭の中を歩いています。正面に見えるのは、縞枯山。

北横岳・三ッ岳分岐。ここで左手に折れて、登山道に入っていきます。

橋の上を通過します。

登山道は、締まっていて歩きやすい。

進行右手に坪庭から八ヶ岳

南アルプス北岳と甲斐駒ヶ岳もきれいに見えました。

三ッ岳・雨池峠分岐。

北横岳ヒュッテ。

（北横岳ヒュッテ～山頂）

通過して樹林帯に入ります。ここから若干上りになります。

そろそろ南峰です。

北横岳南峰へ到着。強風です。

北峰へ向かいます。

北横岳北峰到着。

寒いのですぐに戻るためでしょうか、誰もいませんでした。

北方向。

蓼科山

東方向で浅間山など。手前にちょこっと野辺山天文台のパラボラアンテナが見えています。⇒　気まぐれ親父さんから「臼田宇宙空間観測所」のパラボラだと教えていただきました。方向からいっても野辺山は誤りですね。

南方向。八ヶ岳

八ヶ岳アップ。多分、左が赤岳、右が阿弥陀岳。真ん中に中岳。

西南方向。南アルプス。

（２）へ続きます。（２）では、下山、七ッ池往復、縞枯山荘の珈琲タイムなどについて記します。引き続きご覧いただければ幸いです。

ダスコ・ゴイコヴィッチ「PORTRAIT」とスタバのチョコレートフルケーキ

先日、スターバックコーヒー安曇野豊科店へ寄ったら、バレンダインデイが近いためでしょうか、チョコレート関連の商品が季節のおすすめになっていました。ケーキを注文しましたが濃厚な味わいで、寒い季節に良い感じです。70歳のバースデイ記念としてリリースされたCDを。

DUSKO GOYKOVICH　（ダスコ・ゴイコヴィッチ）
PORTRAIT　（enja　1959～1999年録音）

　　　

（株）ウルトラ・ヴァイブ社から、ドイツのレーベル「enja（エンヤ）」のアルバムが廉価で発売されていて、昨年11月17日には本作品が再発されました。本作は、ダスコ・ゴイコヴィッチの生誕70年を記念してenjaが彼のレア音源を集めて編集したものです。内容がバラエティに富んでいます。

メンバーは、様々です。ダスコ・ゴイコヴィッチ（tp）、オスカー・ペティフォード（b）、モニカ・ゼットルンド（vo）、フェルドナンド・ポヴェル（ts, fl）、ジミー・ヒース（ts）、トミー・フラナガン（p）、エディ・ゴメス（b）、ケニー・バロン（p）、アルヴィン・クィーン（ds）など。ペティフォード（b）は「But Not For Me」でダスコとのデュオ、モニカ（vo）は「Love For Sale」のみの参加。

曲目は次のとおり。

1  But Not for Me （George Gershwin）
2  Love For Sale （Cole Porter）
3  I Remember Clifford （Benny Golson）
4  Inga （Dusko Goykovich）
5  Tell It Like It Is （Dusko Goykovich）
6  Adriatica （Dusko Goykovich）
7  One For Klook （Dusko Goykovich）
8  Recado Bossa Nova （Djaima Ferreira）
9  Balkan Blue （Dusko Goykovich）
ダスコ・ゴイコヴィッチの自作が多いですが、「Love For Sale」や「I Remember Clifford」、「Recado Bossa Nova」といった有名曲も含まれています。

ダスコ・ゴイコヴィッチ（tp）の未発表音源や別テイクを集めて、2000年に初めてリリースされたものです。1と2のオスカー・ペティフォードのセッション（1959年録音）と、ミュンヘンのジャズクラブ「ドミシル」におけるライブ録音「As Simple As It Is」（MPS, 1970年録音）に収録されなかった3～5は、よく出してくれたと快哉を叫びました。「But Not For Me」のデュオ、「Love For Sale」のモニカ・ゼットルンドの歌、「I Remember Clifford」におけるダスコ（tp）のプレイ、「Inga」におけるフェルディナンド・ポヴェルのフルート演奏などが聴きどころ。

　　　

（株）ウルトラ・ヴァイブのPR誌「月刊Solid JAZZ GIANTS」2021年12月号は、ダスコ・ゴイコヴィッチを取り上げています。

　　　

杉田宏樹さんによるダスコ・ゴイコヴィッチの歩みなどを記した記事。

　　　

ポートレートが掲載されていました。僕には嬉しいものです。

【スターバックコーヒー　安曇野豊科店】

住所：長野県安曇野市豊科南穂高629-12
電話：0263-87-6198
ホームページ：Starbucks Coffee Japan - スターバックス コーヒー ジャパン

外観。入ったのは遅い時間です。

店内

店内2

軽く夕食代わりになるパン類も注文。

照り焼きチキン　石窯フィローネ。石窯で焼き上げたフィローネに照り焼きソースで和えたローストチキンと赤ピーマンをトッピングしたものだそうです。パンが美味しく、スタバのパンがなかなか良いのでびっくり。

チョコレートフルケーキ。濃厚な味わいでしっとりとしたチョコレート生地に、ビターチョコレートのムースを重ね、チョコレートホイップクリームなどをトッピングしたものだそうです。

スポンジまでぎっしりとチョコレートが詰まっている感じです。

信州でスープカレーが食べたい（６）茅野市の「和月」（なごみづき）

今日、1月29日（土）、北八ヶ岳に短時間ですがスノーシューハイクに出かけてきました。昼食には、前から行きたかったスープカレーの「和月」（なごみづき）に寄りました。昨年７月のオープンです。

信州諏訪発気まぐ親父さんのブログ（その記事へのリンク）を拝見して、是非行こうと思っていたお店です。八ヶ岳放牧豚＆彩り野菜たっぷりのスープカリーを注文。紅茶とミニアイスもいただき、味、量ともに満足。

午後2時過ぎの遅い入店なので、あらかじめ電話で営業時間を確かめました。午後3時まで営業されています。

庭からは主峰赤岳など八ヶ岳連峰が見えます。

入口。御自宅でしょうか。玄関を入ります。

店内。

メニュー。3種類のスープカレーから選べます。ご飯も白米、雑穀米とあります。

ついスイーツもみてしまい、八ヶ岳ソフトクリームのミニカップも注文。なお、夕方からは、「月とすっぽん」という和食のお店をやっているようです。

サラダ。各種の野菜が入るとともに、ボリュームもある良品でした。

サラダ用に3種類のドレッシングが用意されています。

八ヶ岳放牧豚のスープカレー、白米と雑穀米が半々のご飯です。スープは、ショウガ、コリアンダー、クミン、バジルなどたくさんのスパイスを入れて煮込んでいるそうです。

アップ。中には、じゃがいもなどの野菜、豚肉が隠れていました。

八ヶ岳放牧豚のお肉です。

辛味調整に、辛味調整パウダーと青唐辛子も出てきました。僕はとても無理なので眺めているだけでした。

ご飯も白米、雑穀、その半々と選べます。これで普通盛です。

カレーのあとは、ちょっとティータイム。

紅茶です。

このアイスクリームも美味しい。八ヶ岳方面に出かけたら、また寄りたいお店です。

【和月（なごみづき）】

住所：長野県茅野市泉野中道6645
電話：080-5556-6207
営業時間：11時～15時　不定休
ホームページ：スープカリー茶房 和月 （ナゴミヅキ） - 茅野/スープカレー | 食べログ (tabelog.com)

池辺晋一郎著「大作曲家の音符たち 傑作ア・ラ・カルト」（音楽之友社）を読み、CDを聴きました。

作曲家の池辺晋一郎さんが雑誌「音楽の友」に書いていた、「大作曲家の音符たち」が完結し、その完結編として「傑作ア・ラ・カルト」が出版されたので読みました。あわせて、そこに登場する曲をCDで聴きました。

　　　

（著者の略歴）

1971年東京藝術大学大学院修了。ザルツブルクTVオペラ祭優秀賞、イタリア放送協会賞、国際エミー賞、芸術祭優秀賞、日本アカデミー賞最優秀音楽賞など多数受賞。18年文化功労者として顕彰。東京音楽大学名誉教授。交響曲、オペラ、室内楽曲、合唱曲などのほか映画「影武者」「楢山節考」、TV「八代将軍吉宗」など映画・ドラマ・演劇の音楽も約500本手がける。

（目　次）

目次は曲目からなり、著者がどんな作曲家のどんな曲目を取り上げたかに、まず興味が湧きます。本書の本文は、楽譜主体で、それを解釈したり、解説しながら進みます。挙げてある曲については、本文を読む（難しいところは飛び飛びですが）とともに、CDで一度は聴きました。

　　　

1章から7章まででは、リストの「レ・プレリュード」を音楽史上重要な作品として取り上げていたのが、新鮮です。この中からは、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集「四季」を繰り返して聴きました。

　　　

ヴィヴァルディ「四季」。マリエケ・ブランケスティン（ヴァイオリン＆指揮）ヨーロッパ室内管弦楽団（1993年録音）。躍動感が溢れた鮮烈な演奏で、気に入りました。

　　　

第８章から１６章まででは、ボロディン「弦楽四重奏曲第２番」、ビゼー「交響曲ハ長調」が特にお気に入りです。

ボロディンの弦楽四重奏曲の楽譜の一例です。譜例11は、第３楽章の主題です。これが最も有名な旋律ですが、第１楽章からこの曲には惹きつけられます。

　　　

ボロディン「弦楽四重奏曲第２番」。エマーソン弦楽四重奏団（1984年録音）。癒される演奏です。ドヴォルザークとチャイコフスキーの弦楽四重奏曲も良い演奏です。

　　　

ビゼー「交響曲ハ長調」。シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団（1995年録音）。音色やリズムが良いように思いました。

　　　

第１７章から第２４章までです。この中では、グリーグ「ピアノ協奏曲」、R・シュトラウス「交響詩ドン・ファン」、ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」を繰り返して聴きました。

　　　

グリーグ「ピアノ協奏曲」。スヴャトスラフ・リヒテル（p）、ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮モンテ・カルト国立歌劇場管弦楽団（1974年録音）。このところリヒテルファンになりつつあります。クリアーな打鍵によるスケールの大きな演奏で、ピアノとオーケストラとの協奏というに相応しい。

　　　

R・シュトラウス「交響詩ドン・ファン」。ルドルフ・ケンペ指揮ドレスデン・シュターツカペレ（1974年録音）。壮大な管弦楽曲を、重厚な弦楽器の響きで聴くことができ、堪えられません。

ソーシャ・シトロエン「KEY LARGO」とファミレス「ロイヤルホスト」の野菜カレーとイチゴデザート

カレーを食べに長野市のロイヤルホストに寄り、揚げた野菜がのっているベジタブルカレーをいただきました。メニューを見ると、ストロベリーのデザートが始まっていたので、パフェも注文。ロイヤルホストのデザートは結構好きです。好きな歌手を。

SOESJA CITROEN　（ソーシャ・シトロエン）
KEY LARGO　（LIMETREE　1982年録音）

　　　

オランダの女性歌手ソーシャ・シトロエン（vo, 1948年生）のアルバムが、（株）ウルトラ・ヴァイヴ社のジャズ・プレミアム・シーツシリーズで昨年発売されたので、本作を購入しました。有名なのは、「Sings Thelonious Monk」だと思いますが、本作は曲目がより親しみやすいものです。

メンバーは、ソーシャ・シトロエン（vo）、シーズ・スリンガー（p）、ジョン・クレイトン（b）、ピーター・イェプマ（ds）。3～4曲にバック・ヒル（ts）、バート・ファン・リール（tb）が加わります。ジョン・クレイトンは、米国西海岸を代表するベーシストですが、録音時にはアムステルダム交響楽団でベースを弾いていたそうです。

曲目は次のとおり。

1  Whisper Not （Benny Golson）
2  Key Largo （Benny Carter）
3  Ruby My Dear （Thelonious Monk）
4  Waltz for Debby （Bill Evans）
5  Laura （David Raksin）
6  Love For Sale （Cole Porter）
7  Sing Me Softly of The Blues （Carla Bley）
8  It's All Right With Me （Cole Porter）
9  Lush Life （Billy Strayhorn）
ビル・エヴァンスの「Waltz for Debby」、ベニー・ゴルソンの「Whisper Not」、ビリー・ストレイホーンの「Lush Life」といった有名ジャズオリジナル、コール・ポーター作の2曲のスタンダードなど、歌とともに演奏も楽しめるナンバーです。

オランダの歌手というと、アン・バートンやリタ・ライス、ローラ・フィジィあたりは有名ですが、ソーシャ・シトロエンも忘れることができません。クリアーな声で、伸び伸びと歌い上げ、気持ちのよい歌唱をしています。伴奏がシーズ・スリンガーら名手ばかりで、ハードバップベースの歌、演奏が聴かせます。クールでブルージーな「Whister Not」、エキゾチックな曲想の「Key Largo」、原曲に沿った「Waltz for Debby」、ご機嫌にスイングする「It's All Right With Me」と快唱が続きます。猫ジャケです。

　　　

シトロエンの代表作といわれる「Sings Thelonious Monk」は、レコードで持っています。ダスコ・ゴイコヴィッチ（tp）が伴奏陣に入っています。

【ロイヤルホスト　昭和通店】

住所：長野県長野市大字鶴賀上千歳町1375-1
電話：026-234-6181
ホームページ：ファミリーレストラン　ロイヤルホスト - Royal Host -

外観

店内

カレーが食べたかったのですが、野菜もほしいので、「ベジタブルカレー＆雑穀ごはん」を注文。

蓋付きの容器に入ってきました。ちょっと意表をつかれましたが、悪くありません。

雑穀ごはん（キヌア、チアシードetc入り）、揚げ野菜などからなる彩り豊かなカレーだそうです。

カレーのルー。ほとんど辛くないので、僕にはあっていました。野菜を煮込んである感じです。

季節のデザートの「Sweet Strawberry」です。パフェの写真がアピールしていて、注文しました。

カロリーを考えて（笑）、小さめの「イチゴのミルフィーユパフェ」にしました。サクサクのパイとカスタード、苺のソルベ、バニラアイスクリームを合わせたミルフィーユ仕立てのパフェだそうです。

アップ。

反対方向から撮影。方向を変えても同じような盛り付けになっていました。好印象です。