安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

イヴ・ボスウェル EVE

2017-08-23 20:01:45 | ヴォーカル(E~K)

ヘルスチェックのため、近所の板倉内科に行き、血液や尿検査を行い評価してもらいました。1年前と比べて、中性脂肪が2500mgから227mgへ、総コレステロールも282mgから247mgへと改善していました。体重を4kg落としたのが寄与しましたが、どちらの値も基準より高いので、先生からは、あと2kgの減量を目指すように指示されました。そこで、奥様が不在ということもあり、夕食はHotto Motto(ほっともっと)の「20品目の彩弁当」(406kcal)にしてみました。スリムな歌姫の枯葉を聴きます。

EVE BOSWELL (イヴ・ボスウェル)
EVE (Capitol 1956年録音)

     

ハンガリー生まれで、イギリスで活躍したイヴ・ボスウェル(1922~1998)は、英国パーロフォンレーベルに録音を残しましたが、アメリカではCapitolレーベルがタイトルを変えてリリースしています。拙ブログでは「The War Years」を取りあげましたが、その前のCapitolの第一作「Eve」(Parlophone原盤は10インチの「Sugar and Spice」)を聴いてみました。

彼女は、語学に堪能で4か国語を流暢に話したそうです。副タイトルに、「Songs in Eight Languages by England's Sweetheart」とあり、ここでは8か国語を用いてそれぞれの国の曲を録音しています。伴奏は、Reg owen's Orchestraで、ストリングスも加わります。早い曲もありますが、ほとんどバラード系です。

曲は、各国のスタンダード曲です。「Anna」、「Gypsy Moon」、「April in Portugal」(ポルトガルの四月)、「Santa Lucia」(サンタ・ルチア)、「Autumn Leaves」(枯葉)、「Once in a While」、「Mexican Hat Dance」、「You Go To My Head」(忘れえぬ君)、「Saries Marais」、「Skye Boat Song」、「Auf Wiederseh'n, My Dear」、「Someday I'll Find You」の12曲。

イヴ・ボスウェルの甘さを湛えたしっとりとした歌声で、ポピュラー系のムーディーな歌が楽しめます。8か国語も用いていますが、それぞれ発音がきれいなのには驚きます。絶品なのは、フランス語と英語で歌う「Autumn Leaves」ですが、「April in Portugal」や「Santa Lucia」、「You Go To My Head」なども柔らかく歌われていて素晴らしい。これを書きながら、本アルバムを3回繰り返して聴いてしまいました。レコードジャケット裏面の写真がいいので、裏面も掲載しました。 

【Hotto Mottoの彩り弁当】

長野駅東口近くににあるホットモット

店内。「肉と飯」をテーマに商品展開をしているようです。

20品目の彩弁当。406キロカロリーとかなり低いカロリーの商品はこれだけです。野菜が多くてよいです。それにしても、現在の体重から2kgの減量は難しいと思われますが、1kgくらいはなんとか達成したいと考えています。