あとりえ日記

しょうちゃんのひとりごとワールド。。
by shoko yukitake (hotaru)

気付いたら・・

2007-04-28 | 日常・ひとりごと
満開だった桜の道が、すっかり緑の若葉の道になってたよ。

ハナミズキの木も白やピンクの花が咲き始めてたり
庭の菖蒲もつぼみがふくらんでる。。

いつの間にか、春から初夏へ・・
季節は動いてるんだね。
次々といろんなことが始まる4月。
慌しく毎日を過ぎてたら、景色がどんどん変わってたよ。

でも不思議と、あの日、告別式でもらってきた
花は長持ちしてる。白いガーベラはいつもならあまり持たないのに・・
一日でも長く生きようとしてるみたいに見える。。

まだときどき寒い日もあるけど
季節は移り変わろうとしてる・・

前を向いて・・行こう。

空を見ながら・・行こう。

また空を見る日が多くなりそうだよ。

”さよなら”のむこうがわ③~お別れ・・そしてそれぞれに~

2007-04-26 | 日常・ひとりごと
突然届いた訃報・・。

あまりにも突然で、信じられなくて
現実だと知っても受け止められないまま
あの日、あの場所に向かっていた。

朝7時過ぎの新幹線。友達と合流して向かった。
火葬が朝9時。その前になんとか到着して
最後のお別れに間に合った。。
5年ぶりの再会がこんな形で会えるなんて・・
次々にお別れに訪れる人たちが並び・・ゆっくり顔も
見れないまま・・席に戻ってしまった。。
すぐに火葬場に移動になって、最後のお別れは
ほんとにすぐに来てしまった・・

たくさんの人の涙の中でいってしまう・・
最後に深く頭を下げてご両親と妹さんが泣きながら棺を抱きしめていた。。
あのシーンが目に焼きついて離れない。。
それまでこらえてた涙がいっぺんにこぼれた・・

告別式の会場に戻って、お昼すぎから
告別式が執り行われた。たくさんのお花が飾られて
始まるまでは、先生のあのCDが流れていた。
力いっぱい歌ってる先生の声が聞こえて・・やっぱり
もういないなんて信じられなかった。。

告別式の弔辞を中学の時に先生を受け持った担任の先生が
読まれた。先生になって初めて受け持った生徒で
このクラスは忘れられないクラスだったこと、中でも
先生はそのクラスを率先して盛り上げる生徒だったんだそう。
「あの頃のどの場面をとってもドラマになる。映画になる」
すごくドラマチックな生き方をしてたよな。・・っていう
先生の言葉が印象的でした。
その先生の心のこもった言葉一つひとつにまた涙があふれた。。

告別式のあと、近くの会場で先生を「偲ぶ会」が行なわれた。
会場には遺品となってしまった、先生の服や靴、ギターなど
身の回りの持ち物や、先生が書いてダンススクールで配っていた
会報とか、ご両親に宛てた手紙、数々の生徒に宛てた手紙が並べられ
写真も幼い頃のから、中学時代、高校時代・・そしてダンス時代のまで
飾られていた。

会では、先生のお父様がご挨拶され、先生がご病気だったこと・・
辛い闘病生活のお話をされ、これまでのご家族の想いなどを
伝えてくださいました。
そして、ダンススクールのインストラクター、高校の友人、大学の友人の方など
いろんな方が、こころからの想いで先生に語りかけていた。
どの方も本当に心のこもった言葉でお話をされていて
・・うまく言えないけど、こんなふうにしてもらえて
きっと先生も喜んでるんじゃないかな・・と思った。

平日だったのに、朝早くからみんな遠方から沢山の人たちが
集まって、大部分の人が最後までお別れを惜しんでいた。。


挨拶をした人たち、みんなが言っていたけど
本当に人生を人の何十倍の速さで駆け抜けてしまった。
普通の人が60年かかっても成し遂げないことを
先生はたったの34年間でいくつも成し遂げてしまった。

そう・・先生はまだ34才だった。。
私より若かった。
ほんとに・・早すぎるよ・・・・・・

いつも何事にもまっすぐに、真剣に立ち向かって
もちろん才能ある人だったけど、それ以上に
人並み以上の努力をして、やると決めたことは必ず成し遂げる・・
常に前へ、前へ、トップを目指して・・本当にトップに上り詰めた。。

会の中で、今までの舞台の映像も流れた。
最後の作品となってしまった先生のソロのダンス。
これが1年前・・。
久しぶりに観た先生の踊り・・更に磨きがかかって
舞台を自由に舞っていた。
「今の自分の集大成的な作品」って自分でおっしゃっていた作品だったけど
作品に温かさがあって、観てて何だかちょっと
嬉しかった。

本当にたった10年余りで
たくさんのことをやり遂げた人だった。
ダンススクールの主宰として、指導したり
インストラクターを育てるだけでなく、
公演の内容、演出、全てに携わり、他にもイベントを開催したり
ダンスコンテストに出て優勝したり・・
他にも多分もっともっといろんなことをやっていたと思う。

でも。。これだけのことをやるために
いくつもの壁を乗り越えたり、自分や周りと闘って
生きていたんだろうな。。
人生は修行だと・・日々闘いだと・・・
そう言いながら、最後まで自分を貫いたのかな。。

亡くなる1ヶ月ほど前に病院で書いたという
習字で書かれた「生きる」という字が
その会場に飾られてた。
薬の副作用でなかなかうまく書けなくて
10枚書いたうちの2枚・・と言われてたけど
精一杯の「生きたい・・」「生きよう・・」という想いが
字から伝わってくる。。

辛かっただろうな・・
苦しかっただろうな・・


先生の悲しい知らせを聞いたとき
まだ頭の中が整理できなくて、ぼんやりと
満開の桜を眺めながら、
「先生はこんな桜を見れたのかな・・おいしいもの、食べたのかな・・」って
そんなことを考えてた。。

でも、亡くなる前にずっと離れていた家族のもとで
苦しい闘病生活ではあったけど、一緒に過ごせて・・よかったのかな。。
家族想いで、いつも感謝の気持ちを忘れなかった先生。
亡くなる数日前・・”お父さん、ありがとう”と言ったそうです。


最後まで自分らしく・・・


今は、”さよなら”のむこうがわで
穏やかな顔で私たちを見てるのかな・・。
34年間、いつも一生懸命に脇目も振らず
何かに向かって、突き進んで
やり始めたことは必ず納得行くまで究めてしまう人。
その道は決して穏やかなものじゃなかったかもしれないけど
それが先生の生き方だったのかもしれない。。

先生、今は少し休んでいいと思う。。
疲れた体と心を休めて・・
今度はもう少しゆっくり歩いてみるのもいいんじゃないですか・・?


先生の突然のお別れで
しばらく会ってなかった仲間たちと
久しぶりに会えることができた。

こんなことになって再会するなんて・・
告別式の日は、お互いにどんな話をすればいいか
わからなくて・・戸惑ったけど
少し時間が経って、もう一度声をかけ合って何人かで集まった。
すごく久しぶりに会った人も、
話し始めたらお互いあの頃と全然変わってなくて、いつの間にか
タイムスリップしてた。。
こうやって今でも変わらず、いい仲間と繋がってること・・
これも先生を通して出会えたから。先生に感謝だね・・ってみんなで
話してた。

みんな想いはそれぞれ・・だと思う。
関わり方も違うから想いもいろいろだと思う。。
でもきっとみんな、心の中に大きな穴があいてるのは同じなのかな・・って思う。
言葉ではうまく言い表せない喪失感と痛み。
みんなで懐かしい話しながらも、本当は。。


私はみんなよりも少し先にダンスから離れてしまったし、
もともと初心者組でいつもバリバリ踊ってる先生や
インストラクターの友達をすごいなーって
見てる方だった。結局だんだん観る方が多くなって応援係りに
まわってしまったから、ほんとに関わりは薄かったのかも
しれない。。
だから先生の猛スピードで駆け抜けた人生の中で
私はほんの一瞬の存在だったかもしれないけど
でも。世界中のたくさんの人の中で
同じ時期に生まれて、奇跡的に出会えた。。
ほんの一瞬でも同じ時間を過ごせたこと・・
私は幸せだったと思う。
出会えてよかった・・と思う。

やりたいことを諦めずに貫く・・
生涯をダンス一筋にかけた人生。
普通の人が出来ないことをいっぱいやったけど
ちょっと急ぎすぎた・・。
まだまだやりたかったこと、見たかったもの・・いっぱいあったよね。。
もっと生きたかった・・って一番悔しいのは先生だと思う。

これから・・・
まだ生きてる私たち。。
・・
何ができる・・?


先生が残したたくさんのもの・・
数々の作品。ダンスはもちろんだけど歌も言葉も。
すばらしいものがいっぱいある。
語り継いで・・伝えていきたい。。
いつかそれが何かの「カタチ」になるといいな・・。

そして、先生が見れなかったものを
聴けなかった音を・・
いつか会えたら伝えたい・・。


なかなか悲しみを乗り越えるのは
難しいけど・・

前を向いて・・行かなくちゃね。。
私も先生みたいに・・は無理だけど、
自分らしく・・最後まで自分を貫く人生でありたいと思います。

先生にもらったたくさんのこと・・
これからも心の支えにして。
ずっと・・・忘れないで・・これからも大切な人です。

ほんの少しでも受け継いで・・
私も何かを残せたらいいな。。

人は亡くなっても・・その人を想う人の心の中で
生き続けてる。。姿は見えなくなっても、その人の
どこかで生きてる気がする。。


先生がいなくなって、悲しんでいるたくさんの人たちを思うと
心が痛みます。。ご家族の方・・ずっと先生の近くにいた人たち。。

先生のご冥福と・・
ご家族の方と先生の周りの多くの方が
また元気になりますように・・こころからお祈りしています。

長くなってしまい拙い文章でしたが、最後まで読んでくださって
ありがとうございました。

”さよなら”のむこうがわ②~回想~

2007-04-26 | 日常・ひとりごと
告別式から・・一週間・・10日・・
日常の生活に戻って、やるべきことに追われながらも
いろんなことを考えてしまう日々でした。
まだ、考えても考えても・・いろんな気持ちが
あふれ出してしまうばかりで、あんまり気持ちは
整理できないんだけど・・立ち止まっていると
時間だけはどんどん過ぎていってしまうので
ここで少し語ってみます。。



亡くなられた方は、私がジャズダンスを習っていた
ダンススクールの先生でした。
この先生との出会いは、私の今までの人生の中で
多分、何度目かの”運命の出会い”・・だったと思う。
一緒に過ごしていた時間は、短かったけど
ずっと遠い存在ではあったけど、それでも私の中では
すごく大きな存在で、先生から教えてもらったことは
ほんとに沢山。。
多分それが今の自分がやってることのベースになってるとも言えると思う。

東京から地元に帰って、本業に専念するようになってから
ダンスからは離れてしまっていたけど、
日常のふとした時に、あの頃、先生が言ってたことや
先生に教えてもらったことをときどき思い出してた。

本業のリトミックで動いてるときも
歌ったり、演奏したりしてるときも
絵を描いてるときも
精神的に辛いときとか、壁にぶつかったときも。。

あの頃のことがときどき自然に思い出されて
いつもどこかで役に立ってたり
心の支えになったりしてた。


そんな先生との初めての出会いは、もう9年前・・でした。
友達が出てるダンスの公演を観に行った時。
その公演はホントにみんなキラキラ輝いててすごく感動が伝わってきた。
観てるうちに、私もこの中に入ってみたいな・・・って思った。
そして・・・その公演を観て半年後の秋、私は一緒に舞台に出ていたのです。

今考えたら、ダンス経験なんてちょっとしかなくて、
怖いもの知らず?だったと思うけど
ドキドキしながら友達について下北沢のダンススタジオに
行った日のこと・・今でも覚えてる。
初めて先生に間近で会ったとき、何だか新しい風が
自分の中に入って来た気がした。

あの頃の私・・日記を読んでみたら、東京で一人暮らしを始めたばかりで
いろんなことがあって、自信をなくしたり、
自己嫌悪に陥ったり、これからの自分の道に迷ったり
不安で仕方なかった時期だった。
今までの自分も、今の自分にも全然自信が持てなくて
何をするにも臆病になっていた。
すごく自分が小さい人間に見えて・・落ち込んでばかりだった。

そんなときに出会ったのが先生でした。
ダンスのレッスンは初心者の私には難しくて、なかなかついて
行けなかったけど、それでも何だか楽しかった。
ちょっとでも何か出来るようになると、それを
ちゃんと見てて褒めてくれたり、励ましてくれたり。
もちろん、それは生徒みんなにそうなんだけど、その雰囲気が
嬉しくて、いつも私は端っこで踊ってたけどすごく楽しい時間だった。

あの頃。朝が来るのが待ち遠しいくらい
毎日が充実してた。

8回のレッスンチケット。小さなカードなっていて
毎回チェックしてもらうんだけど、最後まで終了すると、
カードの裏に先生がコメントを書いてくれたりした。
それはいつも前向きなコメントだった。
そんな細かい心づかいも嬉しくて、厳しいレッスンも頑張れた。
今でもそのカードは全部大事にとってあるよ。。

初めての公演に出たとき・・
出るって決心するのに、すごく勇気が入った。
迷ってる私に先生が「もうひと頑張りしたら大丈夫だと思う」って
言ってくれた。ポンって肩を押してくれた気がした。。

「一歩踏み出しても 踏み出さなくても
2ヶ月は過ぎてゆくものね
是非、一緒にいい舞台にして 一緒に輝こうじゃないですか」
さりげなく渡してくれた手紙に書いてあった言葉。
悩んでる生徒に、いつもそうやってさりげない心遣いを
してくれる先生でした。

勇気を出して出る決心をして、それから2ヶ月・・必死だったけど
出てよかった。。同じ時間、みんなで同じ目標に向かって
精一杯努力して成功させた舞台。一緒に感動できてよかった・・。
初めての公演の下北沢の「北沢タウンホール」・・
今その場所に行っても、あの日のシーンが鮮やかに思い出されます。

この公演に出てから、3回の公演に出させてもらった。
1回1回、テーマがあって、いつもその公演に対する
真剣な想いが込められていた。
年に2回の公演だったから2年間。
普段は週に2回レッスンに通っていたけど、
公演が近づくとほとんど毎日のように
いろんな場所を使って踊ってた。
公演以外の時期にも、公共施設を借りて合宿したり。
合宿は特に集中的に基礎練習から振りを覚えて踊るのまでハードな一日。
ほんとに、食べる、寝る、以外はずっと踊ってるくらいダンス漬け。
足が全然上がらなくなるまで・・立てなくなるまでやってたよ。
こんなに体も精神的にも限界を超える経験はしたことなかったと思う。

・・と言っても、私は初心者組なので、こんなのは
全然まだまだ序の口の方ですが。。

厳しい練習もたくさんしたけど、ときには
みんなで楽しいイベントをしてみたり、
川原で花火したり・・、いつもそんなときは
先生がギター弾きながら歌ってくれたりして
みんなで和気藹々とした時間も楽しかったな・・。

先生は趣味?(・・と言っては失礼かも)で
作詞作曲してギターとハーモニカで歌を歌ったりもする人でした。
下北沢のライブハウスでのライブに行ったこともあったな。。
すごく自分らしい歌詞で、気持ちがまっすぐ伝わる歌で
優しさや強さが先生らしくて・・好きだったなー。先生の歌。
そんな歌を何十曲も作っていて、ライブじゃなくても
よく、レッスンの後とか合宿のときとかも踊った後に
ミニライブをやってくれた。

そして、そんな先生の歌が
本格的にレコード会社からCDを出すことになったのです。

そのとき、絵が趣味だった私に先生が声をかけてくれて
CDのジャケットの絵を描かせてもらうことになりました。
あの頃、私はほんとに絵は習い始めたばかりで全く素人だったのに・・
「私の絵なんかでいいんですか?」ってすごく不安だったけど
先生の熱意も感じて、思い切って描かせてもらった。
CDジャケットの絵なんて初めてなのに、全てを任されて
どんな絵にしようかすごく悩んだ。
レコード会社の方がこの絵の採用を決定するまで、何度も描き直し。。
気付いたら12時間ずっと描いてたり、先生の曲を聴きながら
朝になったこともあったよ。。
締め切りの日、やっと出来上がった絵を渡しに行ったとき
新宿のビルがすっぽり包まれるくらい大きな虹が出てた。
「10年ぶりに虹みた」って言ってた先生。
あの日の虹は今でも忘れません。。

そして何とかCDジャケットに採用になった日。
先生と仲間みんなで「よかったね!」って喜んでくれて・・
私にとって生まれて初めての体験だったけど、
ほんとに貴重な体験をさせてもらえて感謝です。

このとき、絵を真剣にやったことが
今に繋がってると思う。
この作品は、今見るとほんとにまだまだ
技術もなにも知らなくて、恥ずかしいんだけど・・
でも。ここから始まったんだって思う。
先生がチャンスを与えてくれたから、
今、絵を描いてる私がいるんだと思う。

タイトルも『僕でいくから』
すごく先生らしい・・・。



この絵を気に入ってくださって、中の歌詞カードの
カット絵も描かせてもらったんだけど・・
ホントだったら、プロの人に頼めばもっともっと
かっこよく仕上がったはずなのに・・ね。


それから、もう一つ。私はダンス以外にやらせてもらったことが
あるのです。
公演の中で使う曲を作らせてもらったこと。
エレクトーンやってたことが、ちょっと役に立って
作曲したり、音作りからリズムの打ち込み・・
これも普段エレクトーン弾いてるだけじゃやらないことを
必死で勉強してやってた。
これも初めての体験。必死で作ったけど、今聴くと
やっぱり初心者作品。。
それでも、ちゃんと採用してもらえて舞台で使ってもらえた。
このときの経験も今に繋がってる。。

他にも、フルマラソン完走できたのも
ダンスで鍛えられた筋力と気力、精神力のおかげだと思う。
体力、気力の限界を越えても、それを乗り越えられる力・・
先生に出会ってなかったら、それまでの私だったら出来なかったよ。


ダンスを通して、いろんなことを教えてくれた先生。
今まで経験したことのないような、
いろんなチャンスを与えてくれた先生。

先生に出会ってからの2年間とちょっと・・
時間にしたら短いけど、でもその間に私はずいぶん変われたと思う。
自分に自信がなくて、何をやるにも臆病だったけど
先生に出会えて、たくさん勇気をもらって
私はちょっとずつ自分の羽根で飛べるようになったんだと思う。
私も飛べるかもーー!って思えるようになったんだと思う。。


思い出箱の紐を解いてしまったら
大切にしまってたものが、次々出てきて
語りきれない。。
こんなにも大きな存在だったこと・・
今になって気付いて
また、どうにもならない想いに包まれてしまう・・。


会う機会がなくなってしまっても
ずっと心のどこかで大切にしてた想い。
いつかどこかで会える日が来たら
あの頃のことを笑顔で話せたら・・
いっぱい「ありがとう」って伝えたかった。。

”さよなら”のむこうがわ・・①

2007-04-18 | 日常・ひとりごと
まるで何事もなかったかのように
日々の生活が戻っています。
どんなに辛いことや、悲しいことがあっても
朝がきて夜がくる。。
おなかがすいたり、眠くなったり。。
当たり前のことが、なんだか不思議に思えたり・・ちょっと変な感覚。。
日常でやらなくちゃいけないことに追われながら
ふと考えてしまう。
人が亡くなるということがどういうことなのか思ったり
「生きてる」ことを改めて意識する・・
人が死んだらどこへ行くんだろう。。天国ってどこにある?
そんなことあんまり考えたことなかったのに
・・どこへ行ってしまったんだろう?って探してしまう。
目の前で現実を見てきたのに、まだ信じられないような気持ちも
あって、朝がくるたびやっぱり現実なんだと・・思わされる。
人は死んだら・・やっぱり天国に行くんだよね。
天国は空にある・・?・・って勝手に思ってた。
亡くなった人は空になる。・・宇宙の星になる。
だから、昼間は空を見上げて・・夜は星を探す。。

でも。風になって、自由にどこへでも行ける・・空気になるのかもしれないな。。
そして、大切な人たちのこころに帰っていくんだと思った。
生きてるときに出会った人たちのこころに帰って
その人たちの記憶の中で、ずっと生きてる。。
残された人の想いの中で。。
そう思ったら、離れていた5年間よりも
ちょっと近くなったような気もしたよ。。


たくさん泣いたあの日から、一日一日過ぎてくうちに
悲しみが薄れるわけじゃないけど
心に空いた大きな穴はもう埋まらないんだけど
少しずつ気持ちがいろんな意味で”受け止める”方向へ向いてます。。
だからもうあんまり泣かないように。。
時々押し寄せる悲しみの波で、自然に泣けてしまったら
仕方ないけど。

それよりも、今わたしができること・・
何もできなかったけど、今の私にできることを考えてる。
何かあるかわからないけど・・小さなことでいいからできたらな・・って
思う。

だから・・うまく伝えられるかわからないけど
少しずつ語らせてください。。


"もうひとつの翼"が消えた日

2007-04-15 | 日常・ひとりごと
もう何年も会っていなかったけど
会わなくなってしまってからも
ときどきふと思い出して、
元気かな・・って思ってみたり
きっと元気でがんばっているんだろうな・・って
思いながら、幸せなのかな・・そうだといいなって
心のどこかで想っていたそんな人が・・
突然亡くなられたという訃報を知らされました。

あまりにも突然で、信じられなくて
受け止められないまま・・昨日(13日)告別式に行ってきました。

訃報を知らされてから昨日あの場所に着くまでは・・
悪い夢を見ているんじゃないかと思ってしまったり
何でこんなにも早く・・・
元気だった頃の姿しか思い出せない私は
信じられない、信じたくない・・でも現実なんだと思うしかなくて
何とも言えない悲しみでいっぱいでした。

そんな気持ちで13日早朝、新幹線で長野の佐久平に向かいました。

長い一日・・こんなに泣いたことがあったかな・・と思うくらい
何度も涙が流れて仕方なかった。
普段、あんまり人前で泣くことはないんだけどね。
大切な人を失うことが、こんなにも辛くて悲しいことなんだということ・・
わかってたはずなのに、悲しくて悲しくて悲しくて・・
ただただ涙を流していました。
いろんな想いがこみ上げてきて・・
まだうまく言葉にならないけど・・少しずつ語らせてくださいね。。



『”もうひとつの翼”が消えた日』

あれから もう何年も 
過ぎてしまってたね

ずっと会えないままだったけど
いつかまた どこかで 
会える日が来ると信じてた・・

”きみなら飛べるよ”
あなたが言ってくれた言葉が
いつも 心のどこかで
私を支えてくれてた

あなたに出会えたから
今の私になれたんだよ

あなたが私の翼に力をくれたから・・


いつかまた どこかで
会える日が来たら
”ありがとう”って
伝えたかったのに

こんなにも 突然に
その日が来るなんて

やっと会えたのに
あなたは目を閉じたまま・・


・・もう一度声が聞きたかったよ

春色さがし。。

2007-04-12 | 日常・ひとりごと
お天気はちょっと花曇りだったけど・・
季節限定の景色を探して
家の近所をちょっとサイクリング~。

母校(中学)のそばのサイクリングロードは
桜並木と小さな川が流れてて、また和む景色。。

もうちょっと空が晴れてたらよかったけど・・
桜の木と菜の花とハナダイコンが見える場所。。
ちょうど、中学生が橋の上でなんか楽しそうに
写真撮ったりしてて賑やかなひとときでした~
なんか中学生もみんなかわいくて
見ててほのぼの・・・。(笑)



桃の木川サイクリングロードです♪↓(超ローカルネタ・・)


老夫婦が仲良くお散歩してたり、
お孫さん連れて歩いてたり・・のどかです。


菜の花もきれいだよ♪


タンポポもいっぱい。花びらもいっぱい♪


は~るのおがわは~♪


カモもあちこちで気持ち良さそうに泳いでたよ。


田舎の春~な景色。。
こんな素朴なお花見もすきです。(笑)


薄着のシャツではちょっと肌寒かったけど
こんな景色を見ながらチャリをこいで
風に吹かれてたい気分の日。。


こんな景色、見せたかったな。。。

春色ーーーーー♪

2007-04-11 | 日常・ひとりごと
今日の出勤の道。

お天気もよかったから、ほんとに
どこを見ても春色でした♪

もう、どこでも桜が満開なのはもちろんなんだけど、
川のそばの土手の斜面一面に広がる黄色い菜の花。
ほんとに光ってるみたいー

やわらかそうな緑の草原。

黄色の菜の花のそばに咲いてる
紫のハナダイコン。

約1時間の通勤の道。
いつもはなんでもない田舎道だけど
(そんな風景も好きなんだけどね。)
この季節は特にすきなんだよね。

桜の木もあちこちで見られるけど
公園とか、並木道になってる桜とは
ちょっと違う。。素朴な感じがなんかいいな・・って思う。

中央分離帯とかにたぶん種が飛んできて咲いたみたいな
菜の花がぽつんとあったり。
たんぽぽもいつの間にかあちこちで咲いてて・・
信号待ちも、春色探しでなんか楽しい♪

そう言えば、大きなこいのぼり。もうあげてる家もあったよ。


ほんとはね、写真撮りたいくらいなんだけどー
60~80キロで運転してるような道なので・・←っていうか運転手だから!(笑)

一人で見てるにはもったいないなー。
日本の春・・って感じで、見てるだけで
のどかな気分になる。。

南国に住んでるおばあちゃんに見せたいなー。
北国に住んでる従弟にも。
都会に住んでる従弟妹や友だちやあの人にも。。

ねー。

つくる・作る・創る♪

2007-04-10 | 日常・ひとりごと
このところ、新年度準備をしながら
時間をみつけては、教材や小道具?の袋作りをしてました。
黄緑の縦長のは、イーゼル用。(教室の前の宣伝用)
四角いのは、ジョイントマット入れ。
他に、折りたたみ机用の袋とコルクボード用。


今まで適当なビニールのバックとか、買った時のダンボールとか、
紙袋とかに入れて運んでて、これもかなりくたびれてきてたし・・
この間、いろいろ整理してせっかくすっきりしたので
新年度だし♪新しい袋に道具も入れてあげようと思って
ちょこちょこミシンを出しては、ガチャガチャやってました。

こういう時間って、結構好き。

特に型紙が必要なほどこったものじゃないけど・・
だから、適当に測って、適当に切ったり縫ったりするだけ
なんだけど、出来上がりを想像しながら、作ってる時間って
すごい集中してて結構楽しいんだよね。。

布が厚すぎて、針が折れちゃったり
間違えて縫っちゃって、またやり直したりもして・・
気付くとすごい肩こってるんだけどねー。

私の中ではちょっとしたストレス解消にもなってるかも。
何にも考えないで、もの作りに没頭してる時間。。
で、できあがってかなり達成感と満足感あるし(笑)

教室7年目にして、やっとこんな余裕?がある
新年度。。(余裕があってやってるんじゃないかも・・)笑
ま。とにかくー。今まではなかなか気になっても
作り直す余裕がなかったんだけど、やっといろいろなものが
一新できたし。。気持ちよく、スタートできそうだな~♪


先週、新年度スタートのレッスンで、午後は幼稚園クラスは
まだ春休みなので合同だったんだけど、
久しぶりに集まった子どもたちもお母さんたちも
レッスン始まるまでは、会話がみんな「新年度~♪」な感じ。(笑)

特に、新年長さんは、お母さんの会話と子どもの会話が
同じような会話・・・
「今度はなにぐみ?」「せんせいは・・」とか、
「あ、○○先生って、うちの幼稚園にいた先生だよ。
すごくいいせんせいだよ~♪」←異動になった先生の話

そんな会話を聞いてたら、この年長さんの女の子2人の会話で・・
Aちゃん「クラスって、先生がきめるの?自分で決めるの?」
Bちゃん「???・・先生だよ」

この会話を聞いてた私と相方のY先生。。
「子どもたちが自分でクラス選んでたらすごいことに
なりそうだよね~」
「たしかに・・」


新しいことが始まることへの不安は
きっとみんなあるんだと思うけど・・
でもそんな不安と一緒に、新しいことへの楽しみもあって
まさにワクワクドキドキの新学期。

そんな空気でいっぱいのスタートでした~。


その他の出来上がり作品その1。↓

「リズム積み木」を入れる袋にしました~


その2↓教室の前に置いてあるチラシを入れるポケット。

水玉模様のポケットは、ほんとにポケットになってます。


おかげで、車の中もかなりすっきり収納できるように
なりました~!
これで、後部座席も座れます(笑)←今まではココにも荷物が・・

もちろん助手席も・・(笑)

再び、発表会モード。

2007-04-08 | 日常・ひとりごと
・・です。

リズムの森の修了式&発表会が今月の22日。
横浜(関内)の「横浜市教育文化センター」で行なわれます。

専攻コース、再履修なので2回目の修了式。
そして発表会はいつの間にか4回目の参加です。。早っ

去年もあちこち出演してて、リハーサルも掛け持ちで
舞台裏で着たり脱いだりしてるか
舞台にいるか・・
で、全然他のクラスの発表をゆっくり見れなかったんだけど。。

今年は一クラスだけなので、じっくり見たり
発表できるかなー・・と思ってるんだけどー

なんだか、今回は卒業だし・・かなりプレッシャーかかってるような。。

明日は、練習&打ち合わせ最後のレッスン。
明日でほとんど仕上げなくちゃなのでー
ドキドキだよ~。

今年はどんな発表になるのかな・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんなわけで、今日は一日休みだけど落ち着かなくて
満開の桜、運転の途中でちらちら見るくらいしか
できなかったよ。。

今、一番見ごろなんだけどなー・・。

お花見スポット、まわりにいっぱいあるのに
今年も全然行けないうちに終わってしまいそう。。

帰ってきたら、我が家に1本ある桜の木の下に
薄ピンクの花びらたちがいっぱい落ちてました。

つい何日か前まで、三部咲きくらいだったのになー>早っ

ネコたちにお土産に持っていったら
げんちゃんだけが食べてたよ。。おいしいのか?>桜

窓にどうやら鳥の小さな羽根がくっついてるらしく
それが取りたくて、何回もジャンプしてるルナ。
すごいジャンプ力だよ。。
ちょうちょや蛾が窓に止まると、これにもみんなで反応。
ジャンプ大会(笑)

生き物が動きだす。。春だねー
我が家の中は動きすぎだけどね・・>生き物・・・

スタート♪

2007-04-07 | 日常・ひとりごと
新年度レッスンが始まりました。

なぜかこの時期の1~2週間ってすごく長く感じる。
実際は、年度末のまとめやら、新年度準備に追われてて
あっという間に時間が過ぎちゃうんだけど・・

なんていうか、長いトンネルを抜けて
新しい世界に行くような感覚?
3月の終わりから4月に入って、みんなの生活が変わるから
なのかな。。

違う月で、同じように2週間お休みがあっても
こんな風に感じないと思うんだけど
何か、この季節って月をまたぐだけで、気持ちが
新しくなったり、また新たにひきしまったり・・するんだよね。
そして、子どもたちも学年が一つ大きくなって
みんな3月とは違う顔してる。。


昨日のリトミックレッスンでは、
今までずっとお兄ちゃんのレッスンに一緒について来てた子が
今度始めることになって、はりきって来てました。
お兄ちゃんと一緒のときから、積極的に一緒に参加してたけど(笑)
今度は自分がメインで出来るのがうれしいみたいで。。
教材セットも「じぶんのーーー!」って感じでしっかりキープ。(笑)
この1年、益々楽しみです♪

午後のクラスもまだ春休み中なので、合同でレッスンして
教材セットを配って、みんなで開けてみたり。。
みんな、目をきらきらさせて新しい教材を出してました~

新しいにおいがするね~って
お母さんと嬉しそうにしてる姿も
ほほえましくて・・

新学期は子どもたちも生活のリズムに慣れるまで、いろいろ波があって
なかなかレッスンも落ち着かないので・・
結構先生も、「今日はだいじょうぶかな~・・」って心配も
ちょっとあるんだけど。

きっとだいじょうぶだよね~

心配よりもやっぱり楽しみの方が大きいです。

ぽけっと教室、7年目。今年はどんな1年になるのかな~・・
楽しみ。。