ひょうきちの疑問

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クリミア 平穏かつ整然と行われた選挙を、NHKは西側諸国を挑発する行動のように伝えている

2014-03-17 00:06:48 | 国際・外交(日米関係)

毎日新聞 より
http://mainichi.jp/select/news/20140317k0000m030049000c.html


クリミア:「我が家に戻るのが願い」…シンフェロポリ

毎日新聞 2014年03月16日 21時46分(最終更新 03月16日 23時30分)

ロシア編入の是非を問う住民投票に参加するクリミア自治共和国のシンフェロポリの住民=2014年3月16日、田中洋之撮影
ロシア編入の是非を問う住民投票に参加するクリミア自治共和国のシンフェロポリの住民=2014年3月16日、田中洋之撮影

 【シンフェロポリ(ウクライナ南部)田中洋之】ロシア連邦編入の賛否を問う住民投票が16日行われたウクライナ南部のクリミア自治共和国。
首都シンフェロポリでも多くの人が賛成票を投じ、1954年までロシア領だったクリミアの「ロシア復帰」を待ち望む声が聞かれた。

 自治共和国議会から約300メートル離れた第1中等学校に設けられた投票所には、投票開始の午前8時前に約20人が並び、関心の高さをうかがわせた。
住民はロシア編入かウクライナ残留かを選ぶ投票用紙にチェックを入れ、不正防止のため透明になっている投票箱に票を投じていた。

 「我が家のロシアに戻りたい。それが願いです」。
ロシア系のイリーナ・ボツマンさん(42)は、プーチン露大統領を「秩序をもたらしてくれる一家のあるじ」と呼んだ。
ウクライナの新政権については「政変で多くの犠牲を出した人とは暮らせない」。
一緒に投票した娘のユリヤさん(21)は7月に出産予定で「生まれてくる子の祖国はロシアになる」と笑った。

 同じくロシア系のワレーリ・ゴンチャロフさん(29)は「ロシアは社会保障などクリミアの生活を良くしてくれる。石油・ガス資源があり、欧州より頼りになる」と話した。

 投票所で住民30人に聞いたところ、回答を拒んだ2人以外はロシア編入に賛成だった。
大半が以前から編入を望み、4人はウクライナの政変でロシア入りを支持するようになったという。

 投票所前では私服姿の自衛部隊3人が警戒にあたり、自治共和国議会の周辺は車の通行が禁止された。
投票は平穏かつ整然と実施され、住民の意思を反映する取り組みがうかがえた。

 投票率は2010年のウクライナ大統領選(67%)や12年の最高会議選(49%)などクリミアで過去に行われた選挙を超過。
一方、反露感情が強い先住民族クリミア・タタール人の間でボイコットの動きもあったが、南部バフチサライなどで投票への参加が報告された。

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【私のコメント】

このように平穏かつ整然と行われた選挙を、NHKは西側諸国を挑発する行動のように伝えている。
ロシアがクリミア自治共和国を併合すれば、西側諸国から制裁を受けるのが当然であるかのような報道である。
こういう報道を美人キャスターの小郷知子に言わせている。
きわどいことは美人キャスターによってさらりと言わせ、視聴者の感覚を麻痺させるというのが、NHKのよくやる手だ。




参考 NHK より
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140316/k10013008951000.html

クリミア住民投票無効の決議案 否決 

3月16日 0時31分 
クリミア住民投票無効の決議案 否決
 

 ウクライナ南部のクリミアでロシアへの編入の賛否を問う住民投票が行われるのを前に、
国連安全保障理事会では、
アメリカなどが共同で提案した「住民投票は無効だ」とする決議案の採決が行われましたが、
ロシアが拒否権を行使し、決議案は否決されました。 

クリミア自治共和国で16日にロシアへの編入の賛否を問う住民投票が行われるのを前に、
国連安保理では15日、アメリカが中心となってまとめた決議案の採決が行われました。
決議案は、安保理理事国にとどまらず日本も含む40か国以上が共同提案国となっていて、
ウクライナの主権や独立、領土の保全を掲げ、クリミアの住民投票は無効だとして、国際社会にクリミアの地位の変更を認めないよう呼びかけています。
採決では、理事国15か国のうち13か国が賛成したものの、ロシアが拒否権を行使し、決議案は否決されました。

通常は安保理でロシアと共同歩調を取る中国は、1国の主権と領土は侵害されてはならないという立場から、拒否権は行使せず、棄権にまわりました。

ロシアのチュルキン国連大使が「クリミア住民の判断を尊重する」として住民投票を容認する従来の立場を繰り返したのに対し、
アメリカのパワー国連大使は「ロシアはウクライナの運命を変えたり、危険な行為に反対する国際社会の声を封じることはできない」と述べ、改めてロシアを非難しました。

安保理の枠組みを超えて40か国以上が支持を表明した決議案にロシア1国だけが反対したことで、ウクライナ情勢を巡るロシアの国際的な孤立が一層際立つ形となりました。


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