東京の山手線、新橋駅を下りて、日本テレビ前を歩いていると、
日本テレビ 東京都港区東新橋一丁目6番1号
その隣に、このような柱看板の高層ビルがあった。
電通 東京都港区東新橋一丁目8番1号 汐留電通本社ビル
電通だった。
電通といえば日本最大の広告代理店。いわばマスコミの上に立つ親分。
そして日本テレビは正力松太郎によってつくられた、日本で最初の民放テレビ局である。
偶然にしては出来すぎてるな、と思ったら、その隣のビルを見てさらに驚いた。
共同通信 東京都港区東新橋1丁目7番1号 汐留メディアタワー
共同通信である。
共同通信といえば、時事通信と並ぶ、日本の2代通信社。地方紙の多くは、この社の記事を買っている。私が自宅で取っている地方紙も共同通信の記事だ。
新橋駅前に、日本テレビと電通と共同通信が三角形になって隣どうしで並び立っている。
見慣れた人間には当たり前なのかも知れないが、地方からでてきた人間には驚きだった。
なぜ、こんなマスコミ界の巨大組織が、隣同士で並び立っているのかその経緯は知らないが、こんなに近ければ、仕事も速いだろう。今3つが打ち合わせをすれば、日本のマスコミはそれだけで流れを作れる。
これはたんなる偶然なのだろうか。
魔の三角形だな。