ひょうきちの疑問

新聞・テレビ報道はおかしい。
2020年のアメリカ大統領選以後はムチャクチャ

本当にバカなお金の流れの『日米帝国循環』

2015-07-03 07:08:10 | 国際金融

1.製造業を潰しても、お金さえ刷れば株価は上がる。これがアメリカのやり方。
2.お金を刷らない時は、他人のお金を使えば、株価は上がる。これもアメリカのやり方。

1985年のプラザ合意以来、アメリカがやっていることはこの2つのこと。
いまアメリカの金融政策は、1→2にシフトしようとしている。
いずれにしろ不健全なこと。
カモにされるのはいつも日本。
ドイツは『いち抜けた』をすでにやっている。
だから敗戦国でアメリカのカモにできるのは日本のみ。
そのためにアメリカはQE1・2・3のあと、日本のアベシンゾーにお金を刷らせ始めた。
我々日本人の年金はすでにGPIFという日本の機構によって、外国株や米国債に貢がれている。
お金は貢がれるわ、個人情報は漏れるわ、日本の年金機構はめちゃくちゃ。
あとは黒田日銀が刷ったお金をアメリカに貢ぐだけ。
アメリカは金利を上げてそれを正当化しようとしている。
ウォール街に乗っ取られたアメリカは、さながら泥棒国家。
カモにされ続ける日本に景気回復はない。


アメリカ国内は、金融重視派と製造業重視派に分かれる。
オバマは珍しく製造業重視派。
製造業を復活させようとするのは真っ当なことだが、しかし彼らが求めているのは、TPP。
これも日本を食い物にしようとしている。
彼らは正当な競争ではもはや復活できない。
金融がらみで、日本に乗り込んでこようとしている。

日本は自分のお金をアメリカに流し、アメリカはそのお金で日本に乗り込んでこようとしている。
本当にバカなお金の流れの『日米帝国循環』。
我々の給料が上がらず、いつも生活が苦しいのはこのため。


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