ひょうきちの疑問

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鳩山元首相とアフマデネジャド・イラン大統領は意気投合した可能性あり

2012-04-12 10:13:09 | 国際・外交(日米関係)
新ベンチャー革命2012年4月10日 No.564


鳩山元首相とアフマデネジャド・イラン大統領は意気投合した可能性あり:欧米列強は核を持ってよいが、何故、日本やイランは核を持ってはいけないのかと・・・
 
1.鳩山氏イラン訪問:日本国内にて評価が真っ二つに分かれる
 
 鳩山氏が予定通りイランのアフマデネジャド大統領との会談を終え、4月9日、無事帰国しました。
鳩山氏のイラン訪問目的(=イラン戦争の阻止)について、本ブログはすでに取り上げています(注1)。
 
 2012年夏、米国戦争屋とイスラエルのネオコンが仕掛けるイラン戦争が勃発したら、
ホルムズ海峡が戦場となって、中東からの日本向け石油・天然ガス供給がストップすると本ブログ(注1)にて指摘しています。
そうなれば、3.11事件以降、原発停止の今、日本のエネルギー危機は極めて深刻となり日本全体の経済活動が危うくなるのは間違いありません。
CDS金融兵器で日本破産を狙う連中(日本国債を買っている連中)にとってシメシメですから・・・。
 
なお、上記、米国戦争屋およびそのロボット・悪徳ペンタゴン日本人勢力の定義は、本ブログのNo.225の注記をご覧ください。
 
 鳩山氏はこのような日本のエネルギー危機シナリオを回避するため、
ネオコンによるイラン戦争の挑発に乗らないようイラン政府説得に出かけたと本ブログでは理解しています。
 
 ちなみに、本ブログとほぼ同じ見解をもっているのは孫崎享・元外務官僚&防衛大教授(日米同盟批判論客)であることがわかりました(注2)。
 
 一方、悪徳ペンタゴンの民主・自民政治家、マスコミ、そしてネットウヨ(親米エセ右翼)は鳩山氏を猛攻撃し始めました。
彼らの言い分は鳩山氏がイランに利用され、日本外交(悪徳ペンタゴン外務省の外交)をメチャメチャにしてくれたというものです。
 
2.イランのアフマデネジャド大統領の正体とは
 
 今回、鳩山氏のイラン訪問の目的はアフマデネジャド大統領と会見し、
ネオコンによりイラン攻撃の口実にされるイランの核兵器開発を止めるようイラン政府に要請することでした。
このイランのアフマデネジャド大統領は米戦争屋やイスラエルのネオコン(戦争中毒)に対し、非常に過激で挑発的ですが、不思議なことに暗殺されません。
本ブログでは、アフマデネジャドは米戦争屋と水面下である程度、通じているのではないかと疑っています(注3)。
もちろん、このことは日本の悪徳ペンタゴン連中には知らされていないでしょう。
イランにはイスラエルの工作員が多数、潜入しているはずですから、アフマデネジャドを暗殺するのは簡単です。
にもかかわらず、アフマデネジャドは今もって健在ですが、実に不思議です。
 
 アフマデネジャドのウラの役割はイラン国内の世論を反イスラエルにして、イスラエル・ネオコンからのイラン攻撃の口実をつくることではないかと疑われます。
いずれにしても、イランとイスラエルが常に敵対関係で有り続けるのに利用されている人物であると思われます。
ただ、アフマデネジャドがズバリ、米戦争屋のエージェントなのかどうかは不明ですが、
彼は訪米中に米戦争屋ボスRF財閥の私有シンクタンクCFRに招待される身分の持ち主です(注3)。
 
 その一方、イランとイスラエルの戦争を何とか止めさせたい勢力が欧州に存在して、アフマデネジャドの暴走を牽制していることも確かです。
それは欧州寡頭勢力の中のアンチ米戦争屋勢力(=オバマ支持勢力)ではないかと思われます。
彼らはライバル・米戦争屋がイスラエルと結託して中東覇権を握ることを好ましく思っていないわけです。
 
 2007年3月、戦争中毒のネオコンがホルムズ海峡にてイラン先制攻撃の口実をつくるための謀略工作を仕掛けたのですが、
アンチ戦争屋の欧州寡頭勢力は、アフマデネジャドがネオコンの挑発に乗るのを防いだことがあります(注4)。
この暴走阻止が失敗していたら、2007年にイラン戦争が起きていた可能性があります。
 
3.鳩山氏の背後に控えるのは欧州寡頭勢力の中のアンチ米戦争屋勢力ではないか
 
 鳩山氏は2009年の政権交代以降、一貫してアンチ・米戦争屋の立場を維持していますが、
やはり、鳩山氏には欧州貴族のバックがついているような気がします。
 
 今回、鳩山氏が強引にアフマデネジャドとの会見を強行できたのは、同氏が欧州寡頭勢力の中のアンチ米戦争屋勢力にある程度、マインド・コントロールされているからではないかと疑われます。
 
 2009年8月末、政権交代直前の鳩山氏は鬼より怖い米戦争屋を挑発するエッセーをNYタイムスに発表して、
日米安保マフィアと米戦争屋ジャパンハンドラーを怒らせました(注5)。
このエッセーから鳩山氏は米戦争屋の目の上のタンコブである欧州貴族とコネがあることが窺えます。
この点において、鳩山氏は日本の他の政治家とは根本的に異なる出自の政治家であることがわかります。
 
 今回、鳩山氏は日本国内の反発を意に介さず、すべて超越して、何かにとりつかれたようにイランに行ったのですが、
欧州貴族からの誘導があった可能性は高いでしょう。
現に、米戦争屋ジャパンハンドラーの巣窟・虎ノ門米国大使館も鳩山氏のイラン訪問を阻止できなかったわけですから・・・
 
4.アフマデネジャドとの会談で意気投合した鳩山氏は欧米列強の自分勝手な核論理を批判したかも
 
 米国戦争屋ロボットの悪徳ペンタゴン連中が鬼の首でも獲ったかのように鳩山攻撃しているのは、
鳩山氏がイランにてIAEAは二重基準を適用していると批判したとイラン・マスコミが報じたことに対し、
鳩山氏がそれを捏造報道だと即座に否定した点にあります(注6)。
 
 一方、悪徳ペンタゴン連中は、周囲の反対を押し切ってイラン行きを強行した鳩山氏に対し、
イランに利用されるぞ、飛んで火にいる夏の虫ならぬ、春の鳩だと揶揄していましたから、それ見たことかと、絶好の攻撃材料を鳩山氏は与えてしまいました。
 
 ところで上記、IAEAの二重基準に関して、本ブログにてかつて取り上げています(注7)が、
本ブログの結論は一言、IAEAが二重基準であるのは確かです
現在のイランは戦前の日本と同じく欧米列強に逆らっているわけで、イラン首脳は勇ましかった戦前の日本を知っているはずです。
そして鳩山氏は実は、隠れ核武装論者です(注8)。
だから、鳩山氏が直接にIAEA批判はしなくとも、欧米列強の自分勝手な核論理、
すなわち、自分たちは核兵器を持つが、日本やイランは核兵器を持ってはならぬと言う非対称論理に鳩山氏が反感を持っているのは確かです。
 
 われら国民は、鳩山氏を攻撃する連中の方こそ米国戦争屋に心底、毒されていることに気付くべきです。
IAEAを含む欧米列強の核論理は上記のように非対称なのです。
とりわけ米戦争屋の核論理は矛盾だらけです。
彼らは北朝鮮の核保有に反対する振りをして、内心では暗黙に認めています(否、それどころか闇でむしろ供与している疑惑あり)、
だからこそ結果的に、北の核は日本の脅威となっています。
鳩山攻撃に余念のない悪徳ペンタゴン連中はそれをおかしいと思わないのでしょうか。
 
注1:本ブログNo.563『鳩山元首相、日本政府の制止を振り切ってイランへ:オバマとの絶妙の連携プレイか?悪徳ペンタゴン外務省よ、ザマーミロ!』2012年4月8日
 
注2:鳩山氏イラン外交に対する孫崎享氏の意見、2012年4月10日
 
注3:本ブログNo.177『極めて危険!窮鼠、猫を噛む米国戦争屋(D系):日本国民資産が奪われる?』2010年8月20日
 
注4:ベンチャー革命No.227『バージニア対長崎同時射殺事件:未必の故意か?』2007年4月21日
 
注5:本ブログNo.16『喝采!:戦争屋=CIAを挑発する画期的な鳩山宣言』2009年8月30日
 
注6:産経ニュース“鳩山由紀夫元首相帰国会見「作られた捏造記事」”2012年4月9日
 
注7:ベンチャー革命No.185『イランの危険な抵抗』2006年2月6日
 
注8:本ブログNo.371『地下式原発推進一派は悪徳ペンタゴンからの総攻撃に備えよ!』2011年5月23日

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