ひょうきちの疑問

新聞・テレビ報道はおかしい。
2020年のアメリカ大統領選以後はムチャクチャ

アベシンゾーが夢見た『美しい国』は、人の住まない国である

2017-05-22 12:08:59 | 国際金融

月曜日

1.バブル崩壊後、我々の給料は下がっているのに、企業の内部留保は増大している。
2.そして給料の下がった我々にかかる消費税は上がり、内部留保の増大した企業の法人税は下がっている。

1はフローの分配、2はストックへの課税である。
ともに庶民に厳しく、企業に優しい。
それほど庶民が豊かなのかというと、全く逆で、貧富の格差が増大し、非正規労働が増え、派遣労働などの不安定な雇用が増え、将来の生活に不安を抱く人々が増えている。

帝国主義時代の19世紀末のイギリスが、不況の出所を海外植民地に求め、そこから多くの富を収奪しようとしたように、
今の日本は国民の富を収奪することにより、大企業の富を増大させようとしている。

その結果、生産力はあっても、誰もそれを買わない社会になっている。
資本過剰、供給過剰なのである。
こういう国の企業が次に何をするか。
国を捨てて国外に出て行くだけである。

アベシンゾーが夢見た『美しい国』は、人の住まない国である。
この男は自分のやっていることの意味が分かっていない。