去る7月18日(金)の事件。
もしウクライナ内の親ロシア派が撃墜したとすれば、マレーシア航空機を撃墜するメリットが何なのかが疑問。
高度一万メートル上空を飛ぶ旅客機を撃墜するだけの地対空ミサイルを親ロシア派という非政府組織が隠し持っていたという報道の信憑性が疑問。
アメリカのオバマ大統領の動きが素早すぎる。国際組織よりも、アメリカが真相究明の調査に一番乗りする動きを示している。アメリカがウクライナ情勢に介入することがこの事件の真の目的ではないのかという疑問が思い浮かぶ。
この事件、2001.9.11のニューヨークでの同時多発テロと似ていないか。そのあとアメリカは無実(大量破壊兵器はなかった)のイラクを攻撃し、フセイン大統領を絞首刑にした。
戦争のための口実作りをしているのではないか。
またこれと同日、イスラエルがパレスチナ難民の居住するガザ地区を攻撃している。
この2つのことは示し合わせて行われているのではないか。
日本のマスコミでは、アメリカのオバマの言い分が9割で、対するロシアのプーチンの言い分は1割も報道されていない。
日本の集団的自衛権行使の閣議決定から数週間で、こんなことが起こる。
そして日本はべったりとアメリカ側に寄り添った報道をしている。
アメリカはウクライナを西側諸国に引き込みたくてウズウズしている。
この事件に関する日本側の報道(特にNHK)は、先入観をもたずに冷静に見た方がよい。