ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

パイプテクター問題はまだまだ続きます

2023年09月06日 | パイプテクター

浦安市文化会館への導入は行いませんでしたが(理由は、販売者が浦安市の疑問に真面に答えてくれなかったからです!)

文化会館は結局2000万円近い税金を投じないで済んだのです。

しかし、文化会館導入問題が起こる以前にウエーブ101には大規模改修時に既に導入していました。6月議会ではこちらの問題を取り上げました。

6月27日・・・・・・・・・・・・・

では、次、件名3、ウェーブ101設置済みパイプテクターについて。
 これ毎回やっていますけれども、これは、市側は、ウェーブ101の機械の原理ですね。どういうものと認識しているのか。要するに、ちょうど1年前、6月の末に文化会館に実験的に設置していたものを2台取り払ったんですけれども、その機械とは原理は違うと市側は認識しているのか。あるいは全く同じもので、サイズだけが違うという認識なのか、お答えください。

○議長(小林章宏君) 生涯学習部長。

◎生涯学習部長(町山幹男君) 市民プラザに設置しました製品につきましては、大きさが異なるものの文化会館で実証実験を行った製品と同等のものと認識しております。
 以上です。

○議長(小林章宏君) 広瀬明子君。

◆(広瀬明子君) そうしましたらば、文化会館に入れるといって令和2年度に2,000万円近い予算を組んで、結局私が議会で取り上げて、令和2年度は見送って繰越予算して、最終的には令和3年度に入れないという。その理由というのは、この機械の証明が、現在ですよ、どこかの大学で今調査中だと。それの結果が出ないから市は見送るんだという、ちゃんとした理由を議場で言っていただいております。
 そうしますと、ウェーブにあるのが同じ機械だと。ウェーブにあるのもまだ検査中というか調査中で、結果が証明されていないんですよね。それでもそのままほっといていいんですか。

○議長(小林章宏君) 生涯学習部長。

◎生涯学習部長(町山幹男君) 文化会館で行いました実証実験ですが、そちらのほうで数値がよくなったということで、またあと近隣であるとか導入事例等々を鑑みて、市民プラザのほうの導入を決めたところです。
 実証実験に当たっては、どういった数値が出るのかというところも含めてやらせていただいたところなんですけれども、市民プラザにつきましては、やはりその延命化が、数値がよくなったことによって延命化が図れるということの判断をしたところから、導入に至ったところです。
 以上です。

○議長(小林章宏君) 広瀬明子君。

◆(広瀬明子君) 同じことの繰り返しになるんですけれども、市民プラザに入れるときに、工事屋さんから、こんなの入れていいんですかという指摘を受けていますよね。これ公文書で出てきていますよ。ところが市側は「よろしいです」の一言で何ら調査もせず、あのとき真面目に調査しておれば非常に問題があるということが分かったんですよ、あの段階でもう既に。市側は調査を怠って入れてしまった。
 それでお伺いしますけれども、一旦契約して入れてしまったものは、後でちょっと疑問が出ても、もうそれを覆すことというのは行政はできないものなんですか。

○議長(小林章宏君) 生涯学習部長。

◎生涯学習部長(町山幹男君) 工事で市民プラザの場合は入れさせていただいた経緯がございます。工事の内容は、いろいろ検討の結果こういったものを入れようとか、こういった工事にしていこうというふうな確定事項でございますので、その後、導入したものについて、工事の期間内で変更していくということはなかったものと認識しているところです。
 以上です。

○議長(小林章宏君) 広瀬明子君。

◆(広瀬明子君) 私が聞いているのは、当時入れるときは市側のミスで、これもミスですよ、きちっと調査しなかった。入れてしまった。調べれば、普通だったら問題あるというのは分かったのに、それを怠ったがために入れてしまった。お金ももう支払い済みであると。1回入れたものは、後で遡ってこれちょっと問題であると気がついても、先方と交渉することは法律上できないのですかということなんです。

○議長(小林章宏君) 生涯学習部長。

◎生涯学習部長(町山幹男君) 市といたしましては、公共事業におけるくいとかサッシ、こういった特別な発注物については現場で確認、製造現場で確認させていただいているところです。ただ、これパイプテクターもそうですけれども、こういったものは製品として販売されておるものでございます。
 ご質問のパイプテクターにつきましても、これまでと同様に、やはり設置証明書兼製品保証書、こちらが提出されておりますので、そちらのほうで確認を取っているところでございます。
 以上です。

○議長(小林章宏君) 広瀬明子君。

◆(広瀬明子君) この議場で何度も私提案しているんですけれども、現地を見に行ってください、造っている現地。
 ある市長、元というんですか、地方のある市長は、これを、浦安なんていうものじゃない、大々的に億単位で入れる予定で計画していました。ところが市の職員さんから、理系に強い職員さんがいらしたんですよ。こんな原理あり得ないと言われて、それではというのでわざわざ見に来たんですよ。現地を見せてくれと、造っている現場を見せてくれと。図面どおりにできているかどうか見せてくれ、見せてくれなかったと。だから契約をしませんでしたと。
 私は、元市長さんに昨年春、直接会ってお話を聞いてきました。だから私は何度も議場でお願いしているんですよ。見に行ってくださいよと。ある地方の市長さんは、元市長さんはわざわざ来て、責任を持っているわけですよ、市民に対して、億単位のものを買うから。それで見せてくださいと言ったら見せてくれない。現地確認させないものを、それは契約できるわけないじゃないですか。真っ当な市長だったんですよ。だから私は浦安もやってくださいと。見せてくれて、図面どおりのもの、分解したら何かこんな磁石しか入っていなかったという動画も流れているものなんですよ、これは。
 だから、ちゃんとご自分の目で見に行く、確認する、その義務があるんじゃはないんですかということなんです。行かない理由を言ってください。通告してありますから。

○議長(小林章宏君) 生涯学習部長。

◎生涯学習部長(町山幹男君) 先ほど来の繰り返しになりますが、市としましては、公共事業におけるくいやサッシなどの個別発注生産品、こちらにつきましては製造現場で検査を実施し、仕様どおりの製品であるかどうか確認を行っておりますけれども、これら以外のものにつきましては、これまでも製品保証書等で確認を行ってきたところです。
 ご質問のパイプテクターにつきましても、これまで同様、設置証明書兼製品保証書が提出されておりますので、現在のところ製造現場での確認は考えておりません。
 以上です。

○議長(小林章宏君) 広瀬明子君。

◆(広瀬明子君) これ浦安だけの問題ではないんですよ。市内のあるマンションでこういう事例が出てきています。読み上げますよ。今年度総会議案書として配られました。当団地に導入することを推薦できないと結論づけられたNMRパイプテクターの返金交渉については、当団地単独で返金交渉を行うことは困難であるとの結論から、同じ課題を抱える浦安市等の状況を見ながら返金交渉を行うよう引継ぎを行いましたと。これ議案書ですよ、今年度の総会の。
 浦安だけの問題ではないんですよ。浦安がどういうふうに動くか、ウェーブで。注目されているんですよ。責任ある対応をすべきだと私は言っているんですよ。いかがですか。

○議長(小林章宏君) 生涯学習部長。

◎生涯学習部長(町山幹男君) 浦安市は、市民プラザに導入しておりますけれども、それは実際に事実です。市民プラザの数値結果等々も公表されているところです。今後、市内のマンションでの導入等々もあるということでの、今議員からのご質問がありましたけれども、やはりそのマンションが浦安市を注目しているというところは考えの中に入れておきますけれども、浦安としては市民プラザから撤去する、または市民プラザの導入についての変更は今後考えていないところです。
 以上です。

○議長(小林章宏君) 広瀬明子君。

◆(広瀬明子君) これ、同社のホームページに載っている、最初のページに載っているんですよ、これ。ここをクリックするとぽーんと市民プラザが出てくるんですけれども。

○議長(小林章宏君) 時間です。広瀬明子君に申し上げます。再三お願いしましたとおり時間配分に関しまして、よろしくお願いいたします。今回の積み残しが発生しておりますので、以後、お気をつけくださいますようお願いいたします。


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