相性のいい店になる方法と個人店の成功の話。

昨日の相性の問題の続き。

コーヒー屋だからコーヒーの味だけで勝負すればいい
って本格派なら思うのでしょうが、インチキコーヒーロースターを
自称しているわたくしは、そんな土俵には上がりません。
味は嗜好と主観で出来ているし、なにより買っていただき
飲んでいただかなくてはわからないものだからです。

そう、まずは買っていただき飲んでもらう。
自分で良いコーヒーですよって言えば言うほど嘘くさくなるような
気がする性分なので、それは出来ない。
ならばどうすればいいのかと考えると、やっぱりこんな人が
作って売ってるんですよっていうのを知ってもらうしかないかなあと思うのです。

だから私のブログとツイッターは泣き言と二日酔いの話しかないのです。
あっ、あと音楽と。
音楽の趣味って人をあらわすような気がするんですよね。
あの人はこんな曲が好きなんだ、自分と似てるって。
それだけで親近感ってわきませんか。

正直にすればいいんですよね。
カッコいい店の㏋やパッケージを真似るのではなく、自分の好きなものを出す。
カッコいいものが好きな人ばかりじゃないし、オシャレじゃないものが好きな人だっている。
そもそもカッコいいとかオシャレっていうのも主観だし、
みんなが好きなものは数年後には忘れられているんですから。

真似たり、批判したりするのではなく、
自分の好きなものを全力で好きって言っていれば、あら、私と似てるかもって
相性のいい人がきっと現れるはず。
そのスピードが遅いと焦っていろいろやってしまって、あちゃーってことになることが多いような気がします。
とりあえず、自分を信じてやってみましょう。

だってせっかく自分ではじめる個人店なんですからね。
で、いよいよヤバいって思ったら、流行っている店を恥ずかしいくらい完コピしましょう。
一瞬は乗り切れるかも。
その間に体制を立て直して、次の方法を考えましょう。
やめない限りは、成功なんですよね。