今日も髪はクルックル

コーヒーロースターの毎日です。

だからこれからも私は無駄なことばかりして生きていくのだろう

2015-03-23 16:07:46 | Weblog
母の口癖が「損した」だったため、損をするのはダメなことだと
脳裏に刷り込まれ育ってきた。
確かに受託ローンを抱える普通の会社員の家庭だ、慎ましやかに生きるために
母はかなり苦労しただろうと今なら痛いほどよくわかる。
だけどボンクラの私は働きたくないという理由で、県外のまったく興味のない
学部の大学に行かせてもらって。
授業料と仕送り、大変だったと思う。
そんなこともわからず、学校にまったく行かず、バンドやバイトばかりしていた。
しまつして捻出してくれたお金をもったいないと思わなかったのだろうか。
死ぬまでには聞いてみたいと思っている。

出来るだけ無駄なことをしたくないと思って生きてきた。
安く手に入れられたら得したなあと思ったし、損をするとイヤな気分になった。
だけど何か違うなあって気がしてきた。
定価でモノを買う人がいなくなると、品質は下がるし、そもそもモノをつくる人が
いなくなってしまうかもしれない。それでは困る。うん、困る。
だからお金があるときは普通に買いたい。
無いときは、とにかくどうすれば安くなるか考える。
それが一番いいような気がするんだ。

って、よく考えたら、酒は飲むしレコードや本をたくさん買っている。
妻から見れば、無駄の極みにしかみれないだろうな。
ポイントカードも持たないし(jalカードは除く)、割引券の使用出来ない(自尊心が高いのです)。
これも損をしてるといわれるんだろうな。
でもね、安く手に入れるのが普通になると、それが当たり前になる。
そうすると普通に買ったとき損をした気分になる。
反対に普通に買っていれば、たまに安く手に入ったときとてもうれしい。
どちらが幸せなんだろう。
自分が今どこにいるかを考える。その場所に見合った生活をしたい。
それが一番自然なことだと思うんだ。

だからこれからも私は無駄なことばかりして生きていくのだろう。
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