小さな店の作り方のヒント⑤

信用が一番大切だ。しつこいなあ、もういいって（笑

信用と言うのはニコニコしていて、いい人だねって言われるのとはちょっと違う。
あの人無愛想だけれど、お金のことはキッチリしてるよねって言われるのが
信用されるということなのだ。
もちろん、約束や納期を守る、嘘をついたり悪口を言わない、という人として
出来て当たり前だと思われているけれど、案外出来ないことをキッチリする人も信用される。
だけど、「あそこのラーメンもうひとつだったなあ」って言うこともあるし、
うっかり約束を忘れたりすることもある。
だって人間だもの（byみつを）
だからこそ、お金のことをキチンとしていると、人は信用されるのだ。

借りたお金はキチンと返す。
って言うか基本お金は借りないほうがいい。
今月苦しいからと言って、給料の遅配など以てのほかだし、支払いをしないなんて
いうのは言語道断だ。
苦しくても、どうにかしてお金を工面する。
それが何より大切なことなんだ。
っていうか、それが自営業者の仕事なんだよ。

開業前に、商売人の先輩から聞いて実践していることがある。
振込手数料を自分が払うということだ。
これが案外出来てない人や店が多いらしい。
たしかに1件あたり数百円だけど、何件もあれば結構な金額になる。
だけど、自分が払わないとうことは相手側が支払うということだ。
相手側はどう思うだろう？
それが想像できない人を信用できるだろうか？
送料とかもそうだよね。
無料じゃないんだよ、誰かが支払うものなのだ。

大企業やビジネスマンの人は、なんだそれ？っていう小さなことだと思う。
だけど、小さいから大切じゃないわけじゃない。
小さな店をはじめるのなら（続けていくのなら）小さなことの大きさに気付くといい。
細部に神は宿るっていうじゃないか（意味が違う？）