たまには自分を信じてみる

いつも書いているけれど、私は器の小さな男だ。
つまらぬことで腹をたて、無駄に不機嫌になりまわりをイヤな気分にさせる。
いつも上機嫌である、このこと以上に素晴らしく、大人であることはない。
いい歳して、わかっているくせに出来ない、すなわちバカなのだ。

ダメだとわかっただけでも、だいぶんマシにはなったのだと思うことにする、
甘やかすのではなく、そう思わなければ先に進めない。
誰よりも歩みは遅いかもしれないが、とにかく進むことを止めてしまうわけにはいかない。
かたつむりより遅くとも進みたいと思う。

イライラしたら大きく息を吸い込んで吐いてみる。
立ち止まって上を見上げてみる。
陳腐なことのようだけれど、案外効果はあるし、案外やっていないよね。
信じるものは救われる、たまには自分を信じてみようじゃあーりませんか。

やらなければいけないではなく

何ごともやらなければならないって思った瞬間、気持は落ちている。
落ちた気持のまま物事に当たってもそうそう上手くいくものではない。
出来るだけそう言う気持になることをやらなくてもいいようにするためには
どうすればいいかを考える。
少しずつ心の負荷を軽くして、キツイなあって思う感情がわかないことばかり
出来る毎日になるように、自身でコントロールすれば日々は楽しくなる。

で、ここでこうすればいいよって書くとバンバン売れる作家さんになれるんだろうけれど、
それはちょっと出来ないなあ、だってみんな違うもんね。
人から見たらキツそうだなあと思うことでも当人は全然平気だったり、
えーそんなことも出来ないのって思われることが本人にはすごく負荷のかかることだったり。
みんな違うから、変なアドバイスを聞いちゃうとロックオンされて逆にどうにもならなくなるかもしれない。
自分のことは自分がよく知っている、フラットに自分と向き合うところから始めなければ、ね。

でも自分を見るのは一番しんどい作業なんだよね。
いやー、出来ない、足りない、性格悪いな～、変態なんじゃないか、意地悪だなあ、
そんなネガティブなところばかりが目についてしまう。
でも、それが自分なんだもんね、いいじゃん、自分。
って思い、こんなんだからどうしようって意識して生きることに意味があるような気がする。
聖人じゃないんだから、みんなそうだよね。

そんなこんなで、出来ないことをやるより、まずは、出来ることをキチンとやっていきますね。
私にとってそれはコーヒー、早起きして新鮮なコーヒーを作り届けます。
まずはそこから。
やらなければいけないことじゃない、やれること。
それでたくさんの人に喜んでもらえる。
幸せものだよね、わたくし。