Death & Live

いわゆる日記とは違うようで。死に様や心の疲労について、つれづれなるままに書き綴るだけ。

品のない探り

2007-01-13 11:09:58 | 言葉・本
久世光彦・著 『夢あたたかき 向田邦子との二十年』 の中に、こんな一節がありました。

 人を観察してその本心や本性を探ろうとするのは、利口なようで、愚かなことだと、年とともに思うようになったのである。どんなに目を皿のようにしたって、所詮は憶測、忖度を出ることはない。だいだい、表に見えていないものを見てやろうという気持ちの元は、疑いである。品のないことである。


.....品のないことかぁ。
確かに、マイナスな印象への疑いを持って、相手の本心を探るのは、品がないかもな。

でも、相手が、表情では笑っているけれど、本当に楽しんでくれているか、実は辛い思いをしていないか、とか相手の立場に立って考えるのはいいよなぁ。
相手を気遣い、相手の立場に立ってものを考えようとし、思いやっていることだからね。
これも思い上がりだろうか。


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2 コメント

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むむむっ (ケン)
2007-01-18 11:23:57
まず始めに 大量の書き込み すいません
返事とか書きたくなかったら飛ばしいいですからね

と 今書いたことは本心ですが
これも相手の本心を探ろうとしてることになるのかな…?

たしかに相手の心は完全にわかることは
こちらには出来ないけど…
ズーキーさんと同じ意見で 相手を気遣うのは
品が無いわけじゃないと思います
優しさだと思います
だからズーキーさんの考えは思い上がりじゃないです
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ケンさんへ (zooquie)
2007-01-18 21:22:22
どんどん書き込んでもらってOKですよ(笑)

せっかくコメントもらってるのに、
読み飛ばしたりしませんよ(笑)

おせっかいと思いやりが紙一重なのと一緒で、
疑いと気遣いも紙一重なのかも知れないなぁ。

その紙一重なところをフラフラしながら悩むのが人間なのかも。

思い上がることの無いよう、日々気を引き締めなくては!
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