映画 『東京裁判』

随分前にビデオで観ました。
２００５年の夏の終わりでした。
長くて長くて、観るのにとても時間がかかりました。

『東京裁判』　　１９８３年
監督　：　小林正樹


前・後編合わせて２７７分！
内容がかなり濃く、何度も巻き戻したり一時停止したり。
余計時間がかかりました。

しかし、何でもっと早くこの映画を観なかったのか。
もっともっと早く観ておけばよかった。
ドキュメンタリーゆえの力強さというか、
正直すぎるアクの強さというか。
被告から、裁判官から、弁護人まで
一人ひとりの肉声が聴けるのも凄い。
絞首刑のシーンとかはそのまんまでスゴすぎ。


観たあとには．．．．．
裁判とは正しい判断をしてくれるとは限らないんだなと言う事が、良～くわかりました。

そして、人間て "本当にいい人" も "本当に悪い人" もいないんだなと言う事が、良～くわかりました。