『ククーシュカ ラップランドの妖精』 2002年 Aleksandr Rogozhkin監督
いいですな、Finland語。耳に心地よい。
主演の彼は早口だったので、聞き取れないとこもありましたが、まだまだ分かるかも? と、ちょっと自信復活。(←以前Finlandに滞在していたことがあるもので...)
ラップランドの生活も質素でいい。ほぼ自給自足な生活はあこがれです。何も不要なモノが無いという充実感。もちろん大変なことも多いだろうが。特に冬。
3人共に味があり、言葉が通じない故の誤解や行き違いが、スクリーンのこっち側の人間には可笑しくてしょうがない。
それでも、心の隅にはやはり常に戦争がある。
あっと言う間に停戦宣言してマイペースにしゃべりまくる若者と、いつまでも彼をドイツ人ファシストと誤解して敵対視するロシア人。
そんなことに構わず二人をケアするサーミの女性。
敵である以前に、心を持つ人間であることを思い出させる。
そして、冥界との行き来のシーン。
神秘的でありながら、人の想像の世界を壊さない感じがいい。
なかなか出会えない、素晴らしい映画を観た。
いいですな、Finland語。耳に心地よい。
主演の彼は早口だったので、聞き取れないとこもありましたが、まだまだ分かるかも? と、ちょっと自信復活。(←以前Finlandに滞在していたことがあるもので...)
ラップランドの生活も質素でいい。ほぼ自給自足な生活はあこがれです。何も不要なモノが無いという充実感。もちろん大変なことも多いだろうが。特に冬。
3人共に味があり、言葉が通じない故の誤解や行き違いが、スクリーンのこっち側の人間には可笑しくてしょうがない。
それでも、心の隅にはやはり常に戦争がある。
あっと言う間に停戦宣言してマイペースにしゃべりまくる若者と、いつまでも彼をドイツ人ファシストと誤解して敵対視するロシア人。
そんなことに構わず二人をケアするサーミの女性。
敵である以前に、心を持つ人間であることを思い出させる。
そして、冥界との行き来のシーン。
神秘的でありながら、人の想像の世界を壊さない感じがいい。
なかなか出会えない、素晴らしい映画を観た。