猫人雑記

「あたしのにゃにゃにゃにゃんな毎日」
マレーシアからの帰国子女3匹+1匹+人間たちの徒然

予防接種で思うこと

2005-10-07 | 検疫制度 狂犬病・抗体価検査
にゃにゃにゃんの日本帰国のための準備を進めていく中で ふと、思ったことを。

日本帰国のために義務付けられている狂犬病予防接種。
海外からの狂犬病の侵入を防ぐためには必要なものだし、
それ以前に、我猫たちを守るために必要なものだから、大変だ大変だ! って
言っている私だけれど、必要不可欠! なものだと思っている。
困難ではあるけれど、やり遂げられないものではないと思っているから。
た、たとえ、この町で最初のマイクロチップ装着猫になろうとも(汗)

強化されたことの理由も納得できる。

悪質な輸入業者が存在するかぎり、これまた仕方のないことだと思う。

でも、そこでふと思ったこと。

今の日本国内の犬や猫と暮らしている人の、飼い主であるということの責任意識ってどんなものなのかしら? って。

予防注射についても、どの程度の認識があるのかしら?
室内飼いも増え、うちの仔は大丈夫よ って思っている人って、少なくないように感じるのだけれど...。
海外からの帰国で、日本に持ち込まないようにと予防接種や抗体価検査等をクリアーして晴れて日本入り。
でも...帰った先で、その病気に対する意識がうすいとなると、
なんだか正直腑に落ちない。

なんて、ひねくれてるね、私!

日本にいる飼い主の様々な問題を見聞きするたびに、
どうして???
ってね。

うちは海外なんかには行かないから大丈夫よ!
なんて、検疫制度にまつわる事をも人事と考えるのでなくて、
マイクロチップが義務付けられたり狂犬病予防接種が以前よりも厳しいものになったりと、海外への行き来がここまで強化されたということは、
それだけ、海外から様々な感染症が日本に侵入する可能性が高くなってきている、という風には考えられないものかしら?

ペット可の宿泊施設も増え、ペットと一緒の旅行だって気軽に出来るようになってきたのだから、 うちの仔は大丈夫! などと決して思わないで。

飼い主しか、守ってあげられないのだから。