なにげにタイムリーな話だったりするわけです

なんだか、自費出版大手の新風舎が民事再生法を申請したそうですね。
倒産ってわけではないので、本は出し続けるみたいですが。
ジグザグも倒産したし、事情は違うにしろここ一年で出版業界に不吉なニュースが次々と…。
ジグザグ倒産の煽りを思いっきり食らった身としては、なんかこういうニュースを見るとちょっと凹みます。
パピレスは大丈夫だろうなぁ…。

新風舎の本ってほとんどが自費出版だそうですね。
ここの本は1冊だけ買ったことがあります。
しかも最近買ったばかりなんのでびっくりなのですが。
「魔王の復活」というライトノベルっぽい小説。
主役の人は女子高生で、魔王の人とかと一緒に戦う、みたいな話。
なにか読むものないかと本屋をぶらついていたときに、たまたま目に付いたので買ってみたのですが。
なんというか、設定は面白かったです。会話もいい感じでした。

ただ、もうちょっと情景描写とか、地の文を書いたほうがいいと思います。終始会話のみで展開してる感じなので。
あと、キャラを投げっぱなしにするのはいけない。
序盤に出てきた重要そうなキャラが、途中でいなくなって結局本編の最期まで出てこなかったのはさすがにどうかと。
なんだかあまりえらそうに批評するのもなんなので、このへんにしときますが…。
この作者さんは新風舎の賞も取ってるみたいで、これが2冊目だそうですが、プロの方なのでしょうか。
ともかく設定とかセンスは悪くないと思うのですが、なんだか荒削りというか、将来が楽しみというか。
賞を取った1冊目も読んでみたいのですが、どこにも売ってないんですよね…。

そういえば話変わりますが、HD-DVDとブルーレイディスクの戦いは、なんだかブルーレイの方が勝ちそうな感じですね。
大手の映画会社が、次々ブルーレイの方を支持してます。
なんかもう決着が付きそうで、ちょっと拍子抜けなのですが。
もうちょっとこじれろと！（オイ）
いや、両方とも同じくらいのパワーバランスで行ってくれたら、DVDの+と－の戦いのように、ブルーレイ、HD-DVDの両方とも扱えるハイブリッドなドライブが出て一件落着になったんではないかという気がするのです。
実際、今でも両方読み込めるドライブは出ているので。
しかしこんなに早く決着が付いてしまうと、そういうハイブリッドなドライブが出ないまま、HD-DVDが消えてしまうかも知れない。
それじゃあ、あまりに寂しいじゃねぇか！（なぜ江戸っ子になる）

というわけで、中途半端ですがこんなところで今日は終わりです。

---

ここから先は宣伝です。
電子書籍パピレスで小説のランキングに参加しています。
「青き光の王子」が僕の小説です。
もしよろしかったら、投票よろしくお願いいたします。
http://www.tadayomi.net/light/