くにづくり日記まーく2

小説サイトじゅうや帝国の日記です♪

第28話 翼は永遠に

2011-09-04 23:53:39 | 海賊戦隊ゴーカイジャー
こんばんは。
今日から仮面ライダーの新しいのが始まっております。
「宇宙が舞台の学園もの」というよく分からない設定だと聞いたので、試しに見てみようと録画しておいたのだが、いきなり失敗しておった…。
なぜかゴーカイジャーの方はちゃんと取れてたんですが。何が原因なのかさっぱり分からんなぁ…。
最近失敗が多すぎて困る。

そんなゴーカイジャーですが。
今回はなんだかとてつもなく面白かった。
今まで見てきたゴーカイジャーの中で一番面白い回だったかも知れぬ。
因縁ある賞金稼ぎとの戦いに、黒が赤を導くという形でからませて、最終的には赤の成長を描く。
誰か一人に偏ることもなく、みんなにしっかり見せ場があってなんかすごくよく出来た話だったなぁ。
ジェットマンの黒の人かっこよかったし、賞金稼ぎの人もかっこよかった。

歯が立たない敵に対して先人が教え導くというこういう形の話が、レジェンドを引き立てる上では一番理想な気がする。
というか単純な話、敵が強い話は面白い!
雑魚みたいな行動隊長相手に大いなる力もらったって意味がない。

しかし今回せっかく出てきたあの賞金稼ぎの人は、あれで終わりなんだろうか。
公式サイトの遺影コーナーにも載っかってしまってますが…。
自分で弱点作ったり退屈退屈と連呼してたり、自分の斬られた瞬間を思い出してニヤニヤしてた十臓を彷彿とさせる変態ライバルキャラといった感じで、すごくいい感じだったのだが。
巨大化してなかったし、死んだ瞬間笑い声が響いてたし、なぜかトドメがファイナルウェーブじゃなかったりと、なんかいつもと違う感じだったので、生きてそうな気もするけど。
まあバスコもいるし、あんまりライバルキャラがいても収拾つかなくなりそうではありますが。。。
なぜかみんな赤いし。

そんな冒頭。
どこかのバーでナイスミドルなジェットマンの黒が、女の人とポーカー。
ポーカーに勝って、なんでも言うことを聞いてくると言う女性に、「ここの酒はまずい、もっとうまい酒が飲みたいもんだ」
なんか、これだけでもいつもと雰囲気が違う。

そして本編。
いきなりロボット戦。
とりあえずスゴーミンをやっつけて、今日のロボット戦のノルマを消化。
もういつもこれでいい(おい)
殿下「いやー、こう何度も何度も負けると、なんかいっそすがすがしい」

そしてほんとの本編。
勝利の余韻に浸りながら、夕飯のレシピを考えている海賊達の前に立ちはだかる今回の敵キアイドー。
行動隊長ではなく、賞金稼ぎ。
バリゾーグも話してましたが、公式サイトによると「150もの凶悪な賞金首を打ち倒し、一億ザギンを超える報酬を受け取っている実力者」だそうです。
退屈をしのぐために、戦いを求める人。
なんか一見悪い人のように見えますが、不純な動機とはいえ結果的に150もの「凶悪な賞金首」を倒してるんだから、宇宙の治安には相当貢献してると思う。
見ようによっては相当な正義の味方だぞと。
こいつを恐れて目立った行動を控えていた凶悪な賞金首もたくさんいると思うし、おそらくこいつが死んだら宇宙の治安は悪化する。

そんな揚げ足とりはともかく。
有名な賞金首を目の前にして、びびる海賊達。
キアイドーはかつて、赤の目の前で自分の胸に剣を刺してわざわざ弱点を作り「久々にたのしくなってきたぞぉ!」と勝手にテンションを上げて、赤を威嚇しまくった過去があるそうです。
そりゃ目の前で、あんなキチガイじみたことやられたらトラウマになるわな。
バスコに裏切られたり、賞金稼ぎに変態行為見せつけられたり、赤の過去ってさんざんだ。

そんなトラウマにおののきながらも「いまはあの時の俺じゃない」と決心して戦う赤。
しかしやっぱりまったく歯が立たず。
キアイドーもすっかりテンションを落としてしまって「見逃してやる、消え失せろ」
素直に逃げる海賊達。

ゴーオンガレオンに逃げ帰った海賊達は、意気消沈。
「見逃してくれるって言ってるのに、無理して戦う必要はないんじゃないかな」と、緑。
こういう冷静な意見って貴重だと思う。
とはいえそんな意見聞けるわけもなく「このまま引っ込めるか」と青。
「でも!」と緑が立ち上がったところで、トリと激突して意図せずお宝ナビゲート。
「火の鳥が邪悪な敵を倒す」となんだかそのままな予言。

それを聞いてジェットマンのことだと悟る銀。
ジェットマンは風変わりな人が多くて、無農薬野菜のネット販売で社長になったり、アイドルになったり、結婚したりして、「今でも普通に暮らしているんじゃないでしょうか」と銀。

しかし未だにレジェンド大戦についてよく分かってないのですが、過去戦隊の人たち全員がレジェンド大戦に参加したわけではないのだろうか。
銀の言動といい、この後の黒が戦う動機といい、なんかジェットマンの人たちはすっかり引退して一般人になってしまってるような感じなんですが。
大戦に参加したような人たちが、ザンギャックがまだ滅んでないような状況下で、戦い忘れて一般人化してしまうものなのだろうか…。
あんまり揚げ足とるなと。

ともかく一方、ザンギャック。
なんで逃がした! と攻めたてる殿下に対して、「俺から逃げたという噂が立てば、ますます賞金が上がるだろう」と、キアイドー。
逃げたとか噂が立ったら、むしろ賞金下がりそうな気がするけど、キアイドーと接触して生きてるって時点ですごいことなんだろうか。
でもなんか、こういうことしょっちゅうやってそうな気がする、キアイドーって。

で、キアイドー。ダマラスを見て「おまえなら楽しませてくれるかもな」
ダマラスってそんなに強いのか。
しかしスルーされたバリゾーグの立場がないな。一応剣の達人なのに。

一方、緑と青と黄色は、ジェットマンを捜してだらだらと町を散策。
そこにジェットマンの黒こと結城凱が現れ、黄色をナンパ。
「女はすべて、俺のものだ」
「おまえ、おかしいんじゃないの」と、一回り以上年上の相手にため口でしかも肩に手を当てる失礼な青に対して「さわるんじゃねぇ、俺は納豆と男が大嫌いなんだ」とぶん殴る。
かっけぇ…。名言だらけでしびれる。

ぶん殴って青からモバイレーツを奪った凱は、次は赤とケンカ。
「今のレッドはこんなものか。俺の知ってるレッドは、もっとパンチに魂がこもってたぜ!」と、赤を返り討ち。
なぜか銀だけは凱の姿が見えず。鎧とか凱とか、なんかややこしいなこの二人。

ゴーオンガレオンに戻って再び銀が解説。
ジェットマンにはいくつか謎があって、そのひとつが「消えたブラックコンドル」だそうですが…。
銀はあの最終回を見てないのかっ!

で、「今のレッドはこんなものか」ってセリフにふて腐れて、夜中に公園で剣を振り回す赤。危険。
再び凱と再開。
「まったくガキだな。自分お弱さと向き合えないとはな」と説教される赤。
「今のおまえでは、ジェットマンの力は仕えこなせないかな」消え去る凱。

公園で凱を追いかけ回った末に、明け方、凱の墓を発見する赤達。
供えたばかりの野菜やタバコやカップラーメン(?)やお酒が置いてある墓。
毎日のように、ジェットマン達は来ているそうです。
かれこれ20年も経つにのに、友情パワーだ…。

そんな大事な仲間達を戦いに巻き込みたくないがために、凱は言葉に出すこともなく一人で戦っているという。
熱い…。真友情パワーだ…。

そして、橋の下。単身で、マケンドーに戦いを挑む黒。
キアイドーに後ろから斬られたゴーミン哀れ…。
それと黒の最初の蹴りでのゴーミンの吹き飛びっぷりがすごかった。
レンジャーキーもないのに変身する凱。
キアイドーともほぼ互角に戦うも、さすがに一歩及ばず。
黒の強い意志の力を目の当たりにして、恐怖を克服した赤達が、キアイドーの前に立ちはだかる。
で、ジェットマンに変身して空中戦。
ジェットマンってほんとに風変わりだなぁ。こんな空飛んで戦う戦隊なんて他にないだろう。
そしてジェットマンのまま勝利。ファイナルウェーブはなし。

銀だけは見てるだけでしたが。
どうして銀だけは見えなかったんだろうか。その編の解説がなかったですが。地球人だからなのか?
ともかく海賊達に地球の平和を託して、凱消滅。

その後、凱はまたどこかのバーで女性とポーカー。この女性は神様だったそうな。
そしてサックスを吹きながら終了。
しぶい…。なんつー渋い…渋井…渋い…。

来週は、ピンクの回かつアバレンジャーの回。
なんかピンクが色々とコスプレする話みたいです。うむ…。
しかし二回連続レジェンド回ってめずらしいですね。そろそろ回数的に余裕がなくなってきたんだろうか。
しかし最近レジェンド回にまったくバスコが出てこないな。
もう大いなる力の回収はあきらめたのか…!