くにづくり日記まーく2

小説サイトじゅうや帝国の日記です♪

キュブレイ

2005-07-04 22:35:00 | マンガ
昨日は久しぶりに森の宣伝掲示板で宣伝をしてみました。今日も後でしようとおもっとります。
いちいち報告するようなことでもありませんが。
本家サイトがなんだかほとんど人のいないサイトになってしまったので、いい加減こりゃまずいということで。
というわけで、今日の更新も日記です。
小説はどうだろうな・・・なんかいまいち納得がいかなくて、微妙じゃ。

さて、今日はブックオフに行って、「柳生烈風剣連也」とか言うコミックを買ってまいりました。
どこかの雑誌で「傭兵ピエール」とか「黒塚」とかを連載してる野口賢がむか~しジャンプで連載していた十週打ち切りマンガです(爆)
十週打ち切りマンガって、手軽に読めるんで好きなんですよね。
何か適当に読みたいときは、とりあえずこの手の打ち切り漫画をよく買ってます(笑)

で、誰も望んでない感想(笑)
柳生の里で育った天才剣士の「連也」が、さらわれた姉の「さやか」を助けに大陸に渡って暗殺者達と戦う話です。
日本から満州を経て、ペルシャあたりを目指す、西遊記ばりに壮大な話です。
でも、たった十週で大陸を横断できるわけもなく、いきなり三年後とかになったりします(笑)。

女性キャラはかわいいとは思いますが、みんな同じ顔ですね。
ヒロインの人が主人公の姉と似ているって設定みたいですが、ヒロインに限らずみんな似てマス(爆)
それに最後までその「似ている」って設定がまったく生かされてなかったというか、ヒロインの存在自体ほとんどいてもいなくても同じのような・・・。
とりあえず、女性キャラの格好がみんなすごいです(爆)

なんだか方々にガンダムネタがちりばめられてます。
「私を踏み台にした!」とか、「いままで感じたことのないプレッシャーだ・・・」とか、いろいろと。
敵が「ハイゴック」そっくりな鎧着たりしてますし(笑)。
パロディのつもりなんだろうけど、真剣な場面で使われてたりするので、下手するとパクリとか言われそうです。

あと、最後まで主役の「連也」のキャラが固まってませんね。
とりあえず腕白なキャラなんですが、表情もなく敵を殺していったりと、突然無機質な感じになったりするんですよ。
そう書くと「多面性のあるキャラ」のように聞こえますが、性格が入れ替わったりするわけでなく、場面場面でいきなり違うんですよね。
どういうキャラにしたかったのか、いまいち謎です・・・。

なんか文句ばっかり言ってますが、いろんな意味で面白かったです(笑)。
あと、野口賢の描く戦闘シーンはものすごく迫力があるので、相変わらず見ていてたのしいですね。
宿敵のナハトムジークと戦うシーンはかっこいいです。特に見開きでかかと蹴り食らわすシーン。

野口賢の作品は、ほかに「竜童のシグ」と「ビータクト」(どっちも二巻で打ち切りのジャンプマンガ)と「黒塚」の一巻しか読んだことないのですが、どれもこれも戦闘シーンが熱くて素晴らしいです。
というか、僕は「ビータクト」がものすごく好きなのだ。
バイクと空手の学園ものなんですが、これはほんとに続いて欲しかった。
最終回に「第一部完」とか書いてあったので、未だに「第二部」の開始をまっているのですが・・・(苦笑)

ちなみに最近は「黒塚」とか「傭兵ピエール」のように小説を漫画化していて好評なようですが、僕はいまいち読む気がしません。
「黒塚」の一巻はそれなりに面白かったですけどね。
でも原作付きじゃだめですよ。
僕は『野口賢』の作品が読みたいのだ・・・。