荒巻豊志の整理されないおもちゃ箱

日本一下手なドラマーです。仕事の話をすることはこのブログではめったにありません。

総括2(改)

2012-09-21 13:55:10 | AKB楽曲
そらまめさんからのリクエストもあり、これが(とりあえず)最後のAKB楽曲評価をまとめておく。

前のものと変わるところが少ない。それくらい音楽の趣向というものは短期的には変動しないということだ。

※なお、この評価は好き嫌いをあらわしているだけで、「良い・悪い」といったものではない。


ランクが上がったものはほとんどない。それはあたりまえだろう。こういうケースはライブでみて「え、こんなに良かったっけ???」ということや、街中で偶然かかっていて情景とマッチしてしまったとか、そういったことくらいしか考えられない。

ランクが下がったものはそんなにはないがやはりある。その理由は簡単で聞き飽きてしまったからだ。ただ飽きがきてもかつては評価が高かったわけで、時間がたてばまた上がる可能性はある。

あらためて、総括1で触れたAKBへの興味関心が楽曲の好き嫌いとどのように相関しているかを確認してみるとどうなるか自分でも楽しみだ。


2005年12月~2006年12月
この時期に出たシングルは

桜の花びらたち  B
Dear my teacher D
スカート、ひらり D
青空のそばにいて C
会いたかった   B
だけど・・・   D
AKB48      D
劇場公演はチームAの「PARTYが始まるよ」。シングルカットされた曲を除いて

PARTYがはじまるよ  D
毒リンゴを食べさせて D
クラスメイト     D
あなたとクリスマスイブC SDN公演でレイチェルが歌っていたのを聴いて好きになったが、AKB版を聴いてもなんにも響いてこなかった。ボーカルがどれくらい大事かということを知らされた。
キスはだめよ     D
星の温度       D


続けて2006年内にチームAの「会いたかった」公演がはじまっている。シングルカットは除く。

嘆きのフィギュア   D
涙の湘南       D
渚のCHERRY     C
ガラスのI LOVE YOU  A
恋のPLAN       B
背中から抱きしめて  D
リオの革命      D
JESUS         D
未来の扉       B

2006年内にはチームKが「青春ガールズ」公演をはじめている
青春ガールズ    D
ビーチサンダル   C
君が星になるまで  C
Blue rose      C
禁じられた二人   C
雨の動物園     C
ふしだらな夏    D
Don't disturb    C
Virgin love     D
日付変更線     D
僕の打ち上げ花火  A
約束よ       C
転がる石になれ   C
シンデレラは騙されない C

他にもあるのかもしれんけど、よくわからん。

Aは1、Bが4、Cは11、Dは18。
「青春ガールズ」公演は全体でみると割と好きな方だが、後はひどい。

次回は2007年から2008年Aまで。





「1830m」続き

2012-08-14 20:25:51 | AKB楽曲
今日、Amazonから通常盤が届いた。
封をやぶって中をあけると、写真が一枚入っていた。

「だれ???」

はっきりいって一瞬わからなかった。

「あぁ、ちゃぷちゃぷかぁ」

興味ないんだよね。



ということで劇場盤に入ってなかった4曲の感想を軽く。

余談になるが、歌詞カードには「桜のはなびら」なのだが、iTunesでは「桜の花びらたち」になってた。
どっちでもいいんだけど。


「大事な時間」  C
コーヒーのCMの曲だと思う。ピアノをメインとした1番。2番からはストリングスやドラムまで加えている。嫌いじゃないけど、AKBでこういった曲を聴く必要は感じない。明らかに昨年から、AKBでしか聴けない!といった個性が感じられなくなった。いろんな作家さんから曲を提供されていることの悪い面は、AKB48とはこういう歌を歌っているというイメージが拡散してしまいがちなところだ。もちろん、1年で300曲近くという超ハイペースで楽曲が生み出されているから、いろんな曲があるのはあたりまえなのだが。

「ぐ~ぐ~おなか」 C
NHKの教育番組とかで使われてもおかしくないようなかわいらしさ満点の曲。何度も聴きたいとは思わない。


「やさしさの地図」  B
作曲、編曲は杉山勝彦。このアルバムでも4曲ほど提供しているし、最近のAKBにかなりコミットしているようだ。きわめてオーソドックスで目新しさはないけど、嫌いじゃない。

「行ってらっしゃい」  C
これも嫌いじゃないんだが。。。


ちなみに前座ガールズが歌う「ミニスカートの妖精」「檸檬の年頃」「ロマンスかくれんぼ」はいずれも評価が高い。AABだ。特に「ミニスカートの妖精」は伊豆田、ひらりー、サイードが歌っているが、誰かわからんのだが、俺の好きな声質の子がいた。



「おぉ、この曲、最高じゃん!」と「ポニーテールとシュシュ」からAKB48を聴きはじめたとき、誰一人としてメンバーの名前を知らなかった。「神曲たち」を買ってほとんどの曲が気に入った時もまだAKB48について何も知らなかったといっていい。
いつの間にかメンバーの名前やキャラクター、AKB48の4年以上の歴史を知るうちに、多くの楽曲がリリースされ、好きな曲の数が膨れ上がっていく。しかし、AKB48への興味が薄れていくと、AKB48の楽曲も響いてこなくなってきた。今まで俺は「好き」「嫌い」でしか語ってこなかったが、もし、「良い」「悪い」曲があるとしたら、ここから考えることができるかもしれない。
AKB48というコンテクストを抜きにして「好き」と思われる曲には普遍性(一般性)がある。コンテクストに依存してしまうと、どんな曲でも「好き」になるのは当たり前で、それらを「良い」と表現するのはあくまでもそのコンテクストを理解しているコミュニティの中では理解されても決してそのコミュニティの外部に届く言葉にはならない。
もっといえば、AKB48という特殊性(個性)とAKB48にとらわれない普遍性(一般性)の境界に立っている曲がファンとファン以外の双方に訴求することができる良曲といえるものだろう。







AKB48「1830m」を聴いた

2012-08-13 23:23:44 | AKB楽曲
時間がないというよりもAKBに関する熱意が薄れているために感想も短めに。

劇場盤はなぜか3曲ほど入ってない曲があるようで、それを除く。
今までに感想を述べたものについては触れない。
前座で研究生が歌う3曲の感想もなし。


それにしても音がいいね。
地下アイドルの手売りCDとは音質が全然違う。


「ファーストラビット」  A
作曲、編曲がQuinNなことは知っていた。テレビでワンコーラス、映画を観にいったときにフルで、そしてさいたまスーパーアリーナかなにかのときにワンコーラスうたったものを聴いただけで、今回はじめてじっくり聴いてみた。
正直言って、テレビで聴いた時は「キター!」という感じだった。映画を観た時はそれほどでもなくなった。さいたまスーパーアリーナのものをユーチューブで観たときには拍子抜けした。
オルゴールの物悲しいメロディーから突き抜けるようなさわやかなギターサウンドでイントロを奏でる。バスドラを強調したミックスダウンでAメロ~Bメロを突っ走る。だけど、どうもサビが弱い。なんだかAメロに戻ったような感じだ。イントロや感想、エンディングのほうがメロディー全体よりもインパクトが強い。
Cメロからサビのリフレインもなにかが物足りない。
たぶん、映像(映画)で流れることが前提になっているようにしか思われない。映像を観ること邪魔しないように曲の盛り上げをセーブしているようにアレンジしていると勝手に解釈している。だから、さいたまスーパーアリーナでダンスを背景にかかっている曲を聴いてもなんとも思わなかったのだろう。
全体としては好きな曲だしAをつけるしかないのだが、それはハイキック補正がかかっているだけか?。


「Hate」 D
2回聴いた。3回目を聴くことはないだろう。


「プラスティックの唇」  D
誰の声か全くわからなかった。篠田のようだ。これも3度目を聴くことはない。

「思い出のほとんど」  C
ピアノイントロからはじまるバラードはAKBでは珍しい(と思う)。奇麗なメロディーだけど、何も響いてこない。たぶん、別の歌手が歌えば全然違う印象を持つと思う。高橋みなみとあっちゃんに興味が全くないことが影響している。
冬か初春に聴けば別だったかもしれないが、このクソ暑い季節に聴く曲ではないな。

「家出の夜」 A
一発で野中のアレンジだなとわかった。この手の曲は聞き飽きたな、と思いながらもやはり好きな曲だ。これが俺のもっているAKBらしさなんだろうな。

「スキャンダラスに行こう!」  B
いいねぇ。今までのAKBには全くなかった曲。優子とこじはるだがイントロで二人がツイストしている風景が目に浮かぶ。ブレイクのときの優子の歌の下手なこと。ここはこじはるに歌わせておけばいいのに。
はっきり言って曲自体は変哲ないものだが、AKBでこの手の曲が使われたことがないし、意外にも似合っていた驚きが強い。

「ノーカン」  D
チームBの曲ってどうしてこういったガヤを多用する曲ばかりにするんだろ?。柳の下には「チームB推し」というどじょう一匹しかいないと思うんだが。「フライングゲット」のような曲調は嫌いなんで当然、この曲も3度目を聴くことはない。

「アボガドじゃね~し・・・」 A
こりゃ最高だ!!!。このアルバムの中では一番好きだ。アレンジは武藤星児。徹頭徹尾歌詞に意味がない。そういえば「フルーツスノウ」も武藤星児のアレンジだったような記憶がある。作曲の渡辺和紀は指原の「それでも好きだよ」か。こりゃ俺に合うのは当たり前だな。

直角Sunshine B
チーム4の曲。夏にぴったりのさわやかな曲だけど、「High School days」を上回るはずもなく、まぁ普通だね。

「僕たちは 今 話し合うべきなんだ」  D
ともちんとゆきりんに興味がなければどうでもいい曲。

「さくらんぼと孤独」  B
ドラムルーディメントからはじまる。冒頭から「さくらんぼ食べたい~」という歌詞なんだが、ロマンシングサガで使われても似合うような荘厳なイントロ。一転してAメロはしっとりしたメロディーになる。徐々にラストへ向けて盛り上がりをみせる。ティンパニとスネアを組み合わせた小気味よいテンポの曲なんだけど、歌詞がワンフレーズも記憶に残らず、なんかへんな曲。インストゥルメンタルはないが、たぶんあるとめちゃくちゃ好きになると思う。「アンチ」と同じ感想を持った。

「いつか見た海の底」  A
なんじゃ、これ?。「アイシテラブル」にめちゃくちゃ似てる。クレジットをみたらやっぱり小澤正澄だった。当然大好き。

「青空よ 寂しくないか?」 C
うーん、ピンとこない。嫌いじゃないけど。作曲は宮島律子だった。どうしてもウマが合わないようだ。

「桜の花びら あっちゃんバージョン」 D
原曲自体さほど好きではないし、あっちゃんになんの思い入れもないので3度目を聴くことはないだろう。




そういえば夏に出たシングルなどについて感想を書いていない。それもそのはずカップリングはDのオンパレードだ。表題曲はAかBではあるが、CDを買うコストパフォーマンスが極端に低くなっている。すでに再来週発売のAKB48「のギンガムチェック」もカップリングはオールDになりそう。
SKE48の新曲に期待するしかないのか。

AKBも変わっていく。俺も変わっていく。ただシンクロしなくなっているだけだ。
一度交わった直線は二度交わることはないようにAとBで固められるシングルはもう出ないのかもしれない。





楽曲感想(真夏のSounds good!)

2012-05-23 15:00:41 | AKB楽曲
乃木坂の感想がまだだが、早くもAKBの新曲が出てしまったので、こちらから先に。
1.2回聴いただけの昨晩の感想に加筆訂正した。


「真夏のSounds good!」
作曲、編曲:井上ヨシマサ
この曲の感想は前にも少し書いたがあらためて。
イントロ(8小節)、Aセクション(8小節×2)、Bセクション(4小節×2)、Cセクション(9小節)、Dセクション=サビ(8小節×2+2小節)、以下イントロからDセクションを繰り返し、9小節の間奏、もう一度Dセクションのリフレインで終わり。
イントロからどこかなつかしいメロディーが続く。サウンドよりもボーカルが前面に出ていて、インストゥルメンタルで聴いた時と感じ方が違って面白い。BセクションがCセクション、サビへとつながるいいアクセントになっている。

今のところ評価はB。インストゥルメンタルのほうが好き、という場合は俺の今までの傾向ではAにあがることはないだろうな。
インストゥルメンタルは、いろんな音が聴こえてきて面白い。ギターのコードチェンジするキュッという音がアコギでもないのにここまではっきり聴こえるのはわざとだろうな。ただここまで音を詰めこむと聴いてるのも疲れてくる。これが飽きてしまう一因か?。
「AKB48」では一曲しかないフェイドアウトの曲だが、この曲なんかフェイドアウトでよかったんじゃないかって気もする。どうせ、コンサートでは切り取りまくってショートバージョンにしちゃうんだし、ライブ用の終わらせ方とCD用の終わらせ方が違ってもいいんじゃないかと思った。
テンンポは150。なんだかドラムの練習にもってこいだ。ヨシマサのドラムパターンは8分3連発とかいい練習になるものが多く、Cセクションなんかメロディーのウラをうまくいかしたバスドラになっていて面白い。
実際に練習していたらどんどんと好きになるのかもしれないが、イマイチ盛り上がりきれない。たぶん、ブラスを多用しすぎていてバンド的なアレンジじゃないところだと思う。
さて、いつもの法則で20回~30回を聴いたところで飽きるかどうか・・・。

「3つの涙」
作曲:小沢正澄、編曲:野中。
作曲が「アイシテラブル」と同じなので否が応でも期待が高まるが、そこまでではなかった。これもインストゥルメンタルで聴いた方が好き。ただいつもの野中のアレンジとちょっと違って「音を詰める」感じがあまりしなかった。サビに入る直前のフレーズは彼の「マジヤバ妄想love」にそっくりだったし、ハイハットが彼のお得意のフレーズなので予想させてたら当てられただろうが、野中もだんだん進化している感じがした。
だけれども、小沢にアレンジさせたらどうなるのかを聴きたかった。B。

次の日にリピートしまくって聴いている。今のところ聴くほど好きになってくる。ただインストゥルメンタルだが。ボーカルつきで歌詞カードをみながら口ずさんでみるが、この曲はかなり歌いにくい曲なのではないか?。たぶん、それがボーカルがついたときに感じるものたりなさにつながっているのかもしれない。

「君のために僕は・・・」
作曲:宮島律子、編曲:野中。
やっぱり、というか宮島の楽曲は俺には合わないね。というより、これって何かのアニメのテーマソング?。とてもアニソンっぽいね。こういうメロディーとユニゾンの組み合わせが俺は嫌いのようだ。暑っくるしい。たぶん、バンド演奏でそれこそABCあたりが歌ったりしたら評価が一変する感じがする。D。

「ぐぐたすの空」
作曲:前村春香、編曲:野中。
これは好きだね。2番が終わった後の間奏がいい。ピアノの連打がピアノジャックかと思ったよ。アレンジは野中だけど、あまり野中らしさを感じなかった。でも、それがやさしいメロディーを生かしていて全体のバランスがよくとれていると感じた。
インストゥルメンタルで、聴いても楽しめる、A。
ちなみに作曲者はネットではひっかからない。新しい作家さんなんだろうな。

「ちょうだい、ダーリン」
作曲:章夫、編曲:野中。
作曲者はまたしてもわからん。
この手の曲は嫌いじゃない。でも「アイスの口づけ」のほうが好きだったかな。C。

A 5点×1=5点
B 2点×2=4点
C 0点×1=0点
D -4点×1=-4点
計 5点

来週の渡り廊下とNot yetに期待。





ミュージックビデオっていいね

2012-05-19 01:04:32 | AKB楽曲
「アイシテラブル!」のミュージックビデオを観た。

とーーーーーーーってもいい。ミュージックビデオを観る人の気持ちが少しわかった気がする。

曲のスピード感にあわせてコロコロとメンバーの画像がかわっていくところ、そしてSKE48の売りのダンスショットが多めなのが嬉しい。れな、じゅりなが思ったよりも少なめで、く~みんがたくさん映っていたように思えたのは気のせいだろうか?。


そういえば俺がミュージックビデオをみたのは「ポニーテールとシュシュ」「ごめんね、summer」くらいしかない。
なにやらAKB48のミュージックビデオが30分とか超大作になって物語チックになっていくことを知って、観る気も失せていたのだが、SKE48は純粋にミュージックビデオでいいねぇ。CDを全部処分しようと思っていたのだが、ミュージックビデオがあるものは1枚は残しておこうと思う。