前代未聞の驚くべきニュースをお知らせします。
大阪市小学校・中学校の教頭のなり手がなく、ここに至って、ついに大阪市教育委員会は教頭職の再募集を開始しました。こんなことはいまだかつてなかったことです。
過去の教頭職希望者を振り返ってみると、03年度は、小学校約6倍、中学校約16倍の応募があり難関でしたが、橋下市長のもと、民間人校長を初めて採用した今年度は、受験資格者は5千人以上いるのに、受験者はわずか50人でした。
教育委員会は、管理職の希望者が減少した原因を、直接子どもとかかわる仕事をしたいという希望があり、また、教頭職給与等の処遇面にあると認識しているようですが、一番の原因が橋下教育改革にあることは間違いありません。特に、教育の何たるかもわかっていない民間人校長制度がおおいに影響していると思われます。
今、学校現場では校長が片っ端から声をかけてまわっているようですが、充足しない可能性もおおいにあります。その時は、教頭の代替として教諭2名を配置することも教育委員会は検討しているようです。
民間人校長を主軸とした大阪市教育改革を主導した橋下市長と大森教育委員会委員長に責任はあまりにも大きいと言わざるを得ません。
大阪市教育委員会教育長より各校長への通知
本日(2014.2.15付)朝日新聞