庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

コモチミツバベンケイソウか?

2014年11月27日 | 庭の花たち
1986年に「植物分類・地理研究」誌に発表されたコモチミツバベンケイソウに似ているが果たしてどうだろうか。発表によると北岳にミツバベンケイソウにむかごができるものがあり、コモチミツバベンケイソウと名付けたということです。
(Hylotelephium verticillatum (L.) H.Ohba f. bulbiferum (N.Yonez.) Yonek.)
サハリンでも同じ物を確認しており、きちんと調べれば産地は増えるのではないかと書かれています。
 画像は我が家の庭に植えてある茨城の山産のミツバベンケイソウです。


山ではむかごをつけたものをいまだ見たことがありませんが、庭では山より大きく成長し晩秋になると葉腋にむかごをつけます。


 むかごをつけるベンケイソウにはネットによるとチチブベンケイソウというのがあります。長野から秩父の山にかけてあるようで、庭のより小型で斜上し葉腋にむかごをつけます。
 それで庭にあるのはどちらかという疑問になります。山にあった時はネットのチチブベンケイソウにも似ていますが、山ではむかごを見たことがありません。茨城の生物の先生は、茨城の山にあるのはミツバベンケイソウだと言います。それでむかごをつけるということはコモチミツバベンケイソウなのだろうか。それともミツバベンケイソウは何か環境条件を与えるとむかごを発生させる性質が内在しているのだろうか。

コメント
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