庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

庭の高山型のコオニユリと一重のクチナシが咲きました

2017年06月23日 | 庭の花たち

コオニユリが今年も咲きました。このコオニユリは里山の湿地にあるコオニユリとは、草丈が低く、葉が密について、茎が直立する。葉腋や蕾が小さいときは蕾にも毛が多いなどの違いが認められます。クルマユリなどが自生する高山にはこのタイプがあるようです。

葉液の毛は花が咲いてもなおはっきりと残っています。

蕾がまだ小さいうちは、蕾にもたくさんの毛があります。

開花直前には毛が少なくなるようです。

これは里山の湿地にあるコオニユリです。まだ蕾が見えてきませんが、高山型に比べて毛が少な目なこと、草丈が他の草に負けないように高いこと、葉が密ではない(頂上部分は茎が伸びる前なので蜜についています)などが高山型と違います。


久しぶりにクチナシが咲きました。

今年はオオスカシバの幼虫の食害が無いためにたくさんの花が咲きそうです。
食害が少ないのはクチナシのほか、ガマズミやマタタビも同じで、春先の気候の変動で虫の発生が少ないのでしょうか。
クチナシの花は開花するとよい香りを放っていますので、花が見えなくても開花したことがすぐにわかりました。
我が家は平磯海岸の西およそ11.4kmで、クチナシがようやく咲き始めたばかりですが、さらに我が家からおよそ3km西の市街地ではクチナシが満開を過ぎようとしています。このように茨城中部では、海に近いほど、北東からの海風の影響が大きくて、この時期に咲く多くの花は海岸に近いほど開花が遅いようです。


オニシバリの実が真っ赤に熟れました。


ナンテンの花が満開をやや過ぎました。ナンテンは花の時期の天候によって実のつき方が大きく左右されます。今のところ豊作のようですが、明後日から梅雨らしくなります。それをしのげれば豊作になると思われます。


ナナフシが大きくなりました。写真を撮ろうとしたら、このように鉢の陰に隠れてしまいました。


カラタチの実が順調に大きくなっています。この分だと香りのよい実がなることでしょう。

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4 コメント

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Unknown (kazuyoo60)
2017-06-24 10:05:57
オニシバリの実が真っ赤、輝いています。ナンテンの咲く時期、今年は雨が少なめですので、沢山実ってくれるかと期待しています。
ナナフシはまだ出会ったことがありません。
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kazuyoo60さん (雑草)
2017-06-24 20:04:24
今年は真っ赤な実がなりました。虫に食われて木が枯れることがあったりしますので今年は播いてみましょう。
ナンテンは雨が苦手ですね。傘をさすとよいと聞いたことがありますが、雨天続きにならなければ豊作になると思います。
ナナフシは野では見つけにくいですね。木が揺れると枯れ枝のように落ちてしまいます。
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素敵な百合ですね (kuroko)
2017-06-25 22:40:31
なんて、鮮やかな素敵な百合なのでしょう。姫小百合、山百合等、百合には色々な種類がありますね。コメントも勉強になりました。

今夜も穏やかな優しい気持ちで眠りにつく事ができます。写真ありがとうございます。
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kurokoさんへ (雑草)
2017-06-27 20:46:00
ごめんなさいね。ブログの更新が滞っています。kurokoさんは穏やかな優しいお気持ちでお休みなっておられますか。
このユリはおそらく標高1400m以上の高山にあるものと思います。そういうところへ見に行きたいのですがチャンスがありません。ヒメサユリはかわいいですね。山百合は子供のころ大好きな花でした。今でもです。
またいらっしゃってください。
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