昨年も同じ7月5日に好文亭内のマヤランをブログに書きました。
今日は好文亭さんからマヤランが咲いているとブログにコメントをいただきました。ありがとうございます。さっそく昼過ぎに訪ねますと、好文亭内の待合のすぐ手前に咲いていました。
![マヤランDSCF6562](http://art25.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/238434997.v1467706294.jpg)
マヤランDSCF6562 posted by (C)雑草
![マヤランDSCF6566](http://art25.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/238435385.v1467702633.jpg)
マヤランDSCF6566 posted by (C)雑草
![マヤランDSCF6568](http://art25.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/238435392.v1467704596.jpg)
マヤランDSCF6568 posted by (C)雑草
![マヤランDSCF6561](http://art25.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/238434988.v1467702120.jpg)
マヤランDSCF6561 posted by (C)雑草
ここに全部で7本も出ていました。去年は井戸の近くの2本だけに比べると花も元気そうです。
![マヤランDSCF6560](http://art25.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/238434981.v1467702113.jpg)
マヤランDSCF6560 posted by (C)雑草
さらにお話を聞くと、植え込みの中にあったということで、見せていただきました。
![マヤランDSCF6570](http://art25.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/238435397.v1467702648.jpg)
マヤランDSCF6570 posted by (C)雑草
![マヤランDSCF6572](http://art25.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/238435403.v1467702655.jpg)
マヤランDSCF6572 posted by (C)雑草
これは虫に食われたようですが背が高いものです。よくみると近くにキノコがはえています。
マヤランの学名は Cymbidium macrorhizon です。これはシンビジウム・シュンランと同じ仲間で、花の形が似ています。
マヤランは花の時だけ地上に姿を現し、花を咲かせ実がなります。
マヤランはいつもは地中にあって根も葉もなく茎だけです。
マヤランは葉がないので自分で栄養を作ることはなく葉緑素は無いかごく少ないようです。
マヤランは栄養を地下茎の中の菌類からもらう腐生植物だそうです。
マヤランの茎の中の菌はDNA解析で、ベニタケ科、イボタケ科、シロキクラゲ科などキノコの仲間らしいです。
キノコは種類ごとに樹木の種類がきまっていますから、マヤランはこの決まった樹木が有る所だけに生えることになります。
分布は南関東以西と言われていますが、茨城でも数か所確認されていて、北限に近いことになりますが、近年いわき市でも確認されています。
好文亭周辺にしか確認されないマヤランにとっては北限の地ですから、決して気象環境が良いとは言えません。そのためかその年によって少なく小さかったり、途中で枯れたりすることがあります。
![マヤランDSCF6575](http://art25.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/238435408.v1467708176.jpg)
マヤランDSCF6575 posted by (C)雑草
さいわい今年はマヤランが気持ちよく育っているようにも見えます。
いつまでもマヤランが残ってくれるよう願っています。そのためにはキノコの生えるこの森の樹種や環境が同じような状態で残されなければなりません。また下草も多すぎず、除草剤、殺虫剤などは控え目な管理が必要でしょう。
天下の名園として多くのお客様をお迎えするそのすぐ足元を豊かな自然に保つことの難しさはあると思いますが、両立させてこそ名実ともに名園と呼ばれるのにふさわしいのではないでしょうか。
でも、そんなに難しく考えなくても、マヤランは気づかれないほど細々とではあるが生き続けてきたわけですから、これからは存在を意識して、マヤランに悪影響と思われることを控えるなら、毎年変わりなくたくさんのマヤランの花を見られるようになるのではと考えたりします。
今日は好文亭さんからマヤランが咲いているとブログにコメントをいただきました。ありがとうございます。さっそく昼過ぎに訪ねますと、好文亭内の待合のすぐ手前に咲いていました。
![マヤランDSCF6562](http://art25.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/238434997.v1467706294.jpg)
マヤランDSCF6562 posted by (C)雑草
![マヤランDSCF6566](http://art25.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/238435385.v1467702633.jpg)
マヤランDSCF6566 posted by (C)雑草
![マヤランDSCF6568](http://art25.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/238435392.v1467704596.jpg)
マヤランDSCF6568 posted by (C)雑草
![マヤランDSCF6561](http://art25.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/238434988.v1467702120.jpg)
マヤランDSCF6561 posted by (C)雑草
ここに全部で7本も出ていました。去年は井戸の近くの2本だけに比べると花も元気そうです。
![マヤランDSCF6560](http://art25.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/238434981.v1467702113.jpg)
マヤランDSCF6560 posted by (C)雑草
さらにお話を聞くと、植え込みの中にあったということで、見せていただきました。
![マヤランDSCF6570](http://art25.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/238435397.v1467702648.jpg)
マヤランDSCF6570 posted by (C)雑草
![マヤランDSCF6572](http://art25.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/238435403.v1467702655.jpg)
マヤランDSCF6572 posted by (C)雑草
これは虫に食われたようですが背が高いものです。よくみると近くにキノコがはえています。
マヤランの学名は Cymbidium macrorhizon です。これはシンビジウム・シュンランと同じ仲間で、花の形が似ています。
マヤランは花の時だけ地上に姿を現し、花を咲かせ実がなります。
マヤランはいつもは地中にあって根も葉もなく茎だけです。
マヤランは葉がないので自分で栄養を作ることはなく葉緑素は無いかごく少ないようです。
マヤランは栄養を地下茎の中の菌類からもらう腐生植物だそうです。
マヤランの茎の中の菌はDNA解析で、ベニタケ科、イボタケ科、シロキクラゲ科などキノコの仲間らしいです。
キノコは種類ごとに樹木の種類がきまっていますから、マヤランはこの決まった樹木が有る所だけに生えることになります。
分布は南関東以西と言われていますが、茨城でも数か所確認されていて、北限に近いことになりますが、近年いわき市でも確認されています。
好文亭周辺にしか確認されないマヤランにとっては北限の地ですから、決して気象環境が良いとは言えません。そのためかその年によって少なく小さかったり、途中で枯れたりすることがあります。
![マヤランDSCF6575](http://art25.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/238435408.v1467708176.jpg)
マヤランDSCF6575 posted by (C)雑草
さいわい今年はマヤランが気持ちよく育っているようにも見えます。
いつまでもマヤランが残ってくれるよう願っています。そのためにはキノコの生えるこの森の樹種や環境が同じような状態で残されなければなりません。また下草も多すぎず、除草剤、殺虫剤などは控え目な管理が必要でしょう。
天下の名園として多くのお客様をお迎えするそのすぐ足元を豊かな自然に保つことの難しさはあると思いますが、両立させてこそ名実ともに名園と呼ばれるのにふさわしいのではないでしょうか。
でも、そんなに難しく考えなくても、マヤランは気づかれないほど細々とではあるが生き続けてきたわけですから、これからは存在を意識して、マヤランに悪影響と思われることを控えるなら、毎年変わりなくたくさんのマヤランの花を見られるようになるのではと考えたりします。
腐生植物とはそういう意味だったのですね。今更です。キノコが育つような場所に生えて咲くのは、そういうことだったのですね。
珍しいのを拝見しました。
マヤランは不思議な生態ですね。
公園でキノコが出るような環境を維持するのは難しいでしょうね。マヤランはどこにでもあるわけではない珍しいランですが、意外な場所に出たりします。注意しているといつか出会えるかもしれません。