カラタチの花が咲いたよ 白い白い花が咲いたよ
カラタチのトゲは痛いよ 青い青い針のトゲだよ
カラタチは畑の垣根よ いつもいつもとおる道だよ
からたちも秋はみのるよ まろいまろい金のたまだよ
からたちのそばで泣いたよ みんなみんなやさしかったよ
からたちの花が咲いたよ 白い白い花が咲いたよ
からたちの花
作詞 北原白秋 大正13年(1924)「赤い鳥」7月号発表
作曲 山田耕筰 大正14年(1925)「女性」5月号発表
歌手 藤原義江 テノール歌手
水戸城にはカラタチの垣根がありました。カラタチの垣根は城の防御にも用いられるほど容易には突破できません。
現在も旧県庁(三の丸庁舎)正門の両脇にカラタチの垣根があります。(上の写真のふたつの矢印)
偕楽園杉森のカラタチ
偕楽園の西門付近の杉森の中にもカラタチの木が残っています。
今はないのですが、40年ほど前には、二の丸城址(現在水戸三高)の東側(水郡線側)の垣根がカラタチでした。我が家のカラタチはここにあった小さな実生苗を植えたものです。