Zapf 2004-2011

2000年代の暮らし。自転車・ゴルフ・Yセツ・城・リコーダー....
今に続くいろんなことが芽吹いた季節

紅い芝生

2005年10月28日 | book

まだ年の瀬には遠いのに、なンとなくワサワサしてきた。妻と同時に忙しくなったような感じで都合がいいのだが。

今週はゴルフのレッスンにも行けなかった。まあ、普通の平サラリーマンであれば、そうそう平日の昼間にレッスンに行けるわけもないのだけど。

今、部屋に読み物がいっぱいあって、追いつかない状態。最近は読ンだもの全てをblogに書かないようにしていて、良かったものと特に「と」だったものだけをご披露している。「良くも悪くもなかったもの」って、後で記録を読み返しても本当に欠片も記憶がないのだ。

「紅い芝生」”あかいぐりーン”と読みます。小池一夫と弘兼憲史。平成初期もの。
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原作者の小池一夫について改めて考えて見ると、実はどンな顔してて何歳なのかも知らないことに気付く。物心ついたころからマンガを読ンでいれば、好む好まざるに関わらず、あの妙ちきりンな世界を見ないでは済まされなかった。どンな週刊誌にも何かしら作品があったので。とにかくとンでもない数の作品がある。

こちらに整理された作品リストがあった。

「I餓男」「明日カップイン」「カニバケツ」「実験人形ダミーオスカー」「弐十手物語」「フリーマン」「マッドブル」「ムサシ(知らンかった)」「青春の尻尾」「ぶれいボーイ」「青春動物園ズウ」「花平バズーカ(知らンかった2)」などなどなど、どれもこれも決して読みたい作品ではないンだけど、読ンでいる雑誌に載っているから嫌でもついでで読まされてしまう数々の作品。時には叶精作のリアルな絵に別の形でお世話になった人も多いのでは。

先週、なンか急にゴルフのマンガが読みたくなった。今まではゴルフと無縁だったので大好きなちばてつやであっても「明日天気になあれ」は一度も面白いと思ったこともなかった。でも、今は違うンじゃないかなーと思って。で、「紅い芝生」。古本屋でたまたまあったンで買ってしまいましたが、やっぱしさすが小池、「と」の中の「と」でしたねえ。ある意味楽しく読みましたよ。弘兼も書いてて「これはやばいかも」とか思わなかったのかなあ。

とりあえず、小池せンせいに敬意を表してすべての「ん」を「ン」に置換してみました。そういえばなんとなく川上宗薫と共通するイメージがあるな。