鯉のぼりのない里… 湯西川温泉

岩魚の串焼き、湯葉串、竹酒
（*＾￢＾*）ウィーッ

平家のお宿の料理は囲炉裏端料理。

旅館の食事処のそれぞれの席に囲炉裏を設け、
本格的に焼いてくれます。

ここは、栃木県湯西川温泉「伴久ホテル」

ありがちのマグロの刺身や、海老の天ぷらがなくて、
山鳥や山菜、川魚がそろう…いいです♪

ここは、山の中の温泉地だもの…

 

鹿肉のタタキ…
ちょっと癖があったけれども、あっさりして私は好きですね。

露天風呂も、なかなかよかった～♪(・。・）ノ

　　　　　　 

栃木県湯西川温泉は、
平家落人伝説の残る里です。

壇ノ浦で破れた平家一門は、
源氏を逃れ日本各地に落ち延びました。

都から遠く離れた山奥の栃木県栗山周辺には
そんな平家の落人伝説が残っています。

特に、ここ湯西川温泉では
端午の節句には、鯉のぼりを上げない風習が
今も継承されているそうです。

むかし、
山奥で暮らしていた平家の落人たちに男児が生まれました。
喜びのあまり、人々は鯉のぼりを上げました。

それを落人狩りの源氏に発見され、
命からがら、逃げたという由縁があるからだといいます。

そんな昔の風習がいまでも残っているのでしょうか…

 

確かに、
この地で「鯉のぼり」は見なかったなぁ～。

まだまだ、いろいろいあるね、ニッポン( ^ー゜）b

↑写真は民家の残る「平家の里」という観光施設

ユキヤナギがきれいでした。

 

５／１、一泊で栃木に小旅行に行ってきました。
でも…５／３からは、当分、仕事の私です…。…
↑
いつも遊んでいるばかりじゃないよ～、ちょっと言い訳～(^^)/

ツツジと…

秩父の芝桜の後、
越生の五大尊つつじ園に行きました。

不動明王の祀られている小さな祠の山肌に、
ツツジが咲き誇っています。

ツツジを躑躅と書くのは、
中国の故事で、この可愛い花に毒があるからだといいます。

昨年、行った小室山のツツジ園→昨年の記事。

ツツジの記事を書こうと思っていると

 

訃報が耳に入りました…

 

 

上野のパンダ、リンリンが、昨日、亡くなりました。

老衰による大往生だといいます。

これで、日本国籍のパンダは、いなくなりました。

パンダという稀少動物は、愛らしく世界中で人気者です。

だから…政治や外交にも利用されることもあるのです。

かつて、中国政府は友好の証として、
様々な国にパンダを送りました。

パンダは
中国という国家が世界に認められるための
外交官的な役割をはたしたのかもしれません。

最近では、諸処の事情で
中国政府はパンダを贈与するのではなく、
レンタルすることにしています。

借りるのに莫大な金額がかかるともいわれ、
こんどは
ビジネス的な側面もあるのでは、
との指摘もあるそうです。

だから、現在は、
世界中のほとんどのパンダは中国のもの…

和歌山のアドベンチャーランドには、
日本で生まれたパンダがいますが、
その子パンダたちの所有権も中国にあるそうです。

 

ズーラシアの日本生まれのキンシコウたちが
中国に帰ったのを思い出します…。

 

でも、動物には何も関係ないこと。

子供たちが、
パンダを見たいと思う気持ちは大切にしたいものです。

亡くなった、リンリンの冥福を祈りつつ…

※写真は２年前のリンリン…