武蔵國日記(むさしのくににっき)

土佐日記にあやかって、「女もすなる日記といふものを、中年男もしてみむとてするなり」

賞味期限

2006-02-07 13:32:32 | 随筆
一週間ほど前の新聞に、
「賞味期限切れの食品を食べてみました。」と云う研究が出ていました。
メーカーの定める賞味期限とは、
(指定された保存環境で置かれた食品の風味が損なわれない期限)
と聞いたことがあります。
つまり、食べられないものになると云う意味ではないのでしょう。

さて、それを受けての新聞の投書に、
「賞味期限が過ぎた直後の食品を捨てるには忍びず、
さりとてお腹を壊すのも何なので、
メーカーに電話を掛けて『食べられるか?』と尋ねたら、
『自己責任で』と云われて困った。」と載っていました。

私は、正直、「この投書の主は××か?」と思いました。

自分の口に入るものに対し、
賞味期限切れを捨てるのはもったいないと思うのは勝手だけど、
メーカーにわざわざ問い直して
「大丈夫です。」とお墨付きを貰わなければ判断出来ないとは、。
何とも嘆かわしい。

食品として作られたものである以上、毒ではありません。
食える状態かどうか?
自分の鼻と舌と目で確認出来ないのでしょうか?

現代人はそこまで、動物としての危険回避能力を
捨ててしまったのでしょうか?

ちなみに、私は賞味期限を一年以上過ぎたスルメとか
平気で食べてしまいます。


2 コメント

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私もです。 ()
2006-02-07 20:52:46
ご無沙汰しております^^

実は私も何を隠そう、このテーマでブログを書こうとしていた矢先です(笑)

賞味期限を過ぎた牛乳・卵・燻製・レトルトものなどなど、野放図です(6 ̄  ̄)

しかも武蔵野日記さんと同様何年も過ぎたものでも平気で食しておりますが、未だかつてお腹を壊した経験もございません(笑)

でも、友人には「子供には食べさせないで」と懇願されている始末です( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ
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食べ物を捨てることは、お金を捨てること。 (筆者謹言)
2006-02-08 08:32:39
久し振りのご訪問有り難うございます。

冷蔵庫の奥に仕舞われた食品の数々は、

実はお金を出して買われたものですよね。

捨てようか?と悩んで、しかしまた奥に仕舞い込まれる動作は、

きっとその思い切りが出来ないことの現れだと思います。



で、私はいつも、悩んでもしょうがないので、

目で見て、臭いを嗅いで、ちょっと食べてみて、、

そして、え~いと口の中に入れてしまいます。



結果として、こうしてblogを打ち続けているのですから、

取り敢えず今までの賭けには勝っている状態ですね。

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