武蔵國日記(むさしのくににっき)

土佐日記にあやかって、「女もすなる日記といふものを、中年男もしてみむとてするなり」

家の鎮め

2007-09-23 19:11:44 | 随筆
三連休の中日、暑さも一段落して世間はのんびりしています。

しかし、家は「落ち着いている」状態からは程遠く、朝から戦争状態。
子供の学校の宿題や塾の段取り、溜まりに溜まったゴミ掃除、風呂掃除、庭掃除、
そして夏物の後始末、、問題山積。

その昔、奈良時代は聖武天皇の御世。
鎮護国家の思想の元に全国に国分寺、国分尼寺を建て、
その総元締として奈良 平城の都に東大寺 大仏を置いたのは知られたこと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/鎮護国家
http://www.hinocatv.ne.jp/~w-suzuki/toudaiji.htm
それは仏教の教義もさることながら、
巨大な仏像を造立し安置することで、民衆の度肝を抜き
国家とは凄いことを成し遂げる力を持っているのだと知らしめ、造反する意欲を削ぐ意味が有ったとも聞きます。

さて父親が家に居ると云うことが、家の鎮めになるものかどうか?

「あなたは普段居ないのだから、お休みの日ぐらいは子供の面倒を見て下さいな。」

私の場合、大仏さまのようにどっかりと坐っていても粗大ゴミとして邪魔にされかねませんな。


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