大雑把な日常

日常のあれこれ。

うえから

2013-10-21 | 日記
同級生のRちゃんにいつも思うことは、
このひとは絶対わたしに上からこない
ってことだ。

その事実の大きさにわたしは
自分の小ささを痛感するのです。

Rちゃんは、長年…
そうわたしには途方もなく長い
と思われる年月、
会社で教育や人事に関わってきた
年上の女性である。

いつも清潔できちんとした身なり、
ピンと背筋がのびていて
受け答えがまっすぐで
厳しい環境下で仕事してきたのが分かる。
でも話してみるとすごくすごく優しい。

そういえば
ひとつ前の仕事で
わたしは長年校長先生をやってきたふたりの先生と
三人チームで働いていた。
このふたりも、
途方もない年月
私が想像もつかないくらい大勢の人々の前で
仕事をしてきた
と思うのに、
けっしてわたしに偉そうにすることはなかった。

偉そうにすることはなかった。

って、どうしてそんなに書くかと言うと
わたしは
なめられたくない
という気持ちが半端ないのだ。

少しでも態度が自分より上位である
と感知する知覚機能が異様に鋭い。
もともと
バカみたいな顔と声で
へらへらしているし、
笑われることがやぶさかではないので
早いスピードでなめられやすい
のにかかわらず
実はプライドが高く、
だれよりも頭がいいと思われたい欲求が強いもんだから
そんなことになってしまった。

なめられてる。

と思ったら、そいつの百倍上の階層に自分の精神を置く
という癖がやめられない。
それで、まあ、いま苦労しているんだけどさ。

校長先生ふたり

Rちゃん
に共通することは
百人単位と毎日会う仕事だった
ということだ。

圧倒的に対人してきた量がわたしと違う。
好き好んで
人と会ってきたわけじゃなく、
否応なしに会ってきて
そうして
何かしらの素質が彼らのなかに生まれたのかもしれない。

いやいや
もともと持って生まれたモノが
たまたま職業として付いてきたのか。

とにかく
上からこないひと
って、すごい。
わたしもそうなりたい。
あと上からくるやつに
むかつかないようになりたい。
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