本音は

今日も早く目覚めてしまった。

わたしは本音の人間と思われがちですが、
あながち、そうではありません。

本音をいうのは
その空気を打破したいからで
パンチのある言葉をのせると
場の雰囲気が
ぐわ
と動く。
その感じが好きなのです。

カーディガンを着ていて
ひとに
「下、Tシャツなの？」
って聞かれました。

そうです。

だけじゃどうもね。
なので、
「そうなの、でもブラが透けるからカーディガン脱げないの」
と付け足します。

余計な情報でどーでもいいですけど
シーンとなるにしろ
単純な衣服の質問よりも
おもしろくなるかな？
って思うから言ってしまう。
そのあと見向きもされないで
ドンずべりってこともありますけど、
幸い、実際そのときは
みんな笑ってくれました。

だから
その場の空気で平気で嘘ついちゃうこともあるよね。

自分の意見と真逆のことも言ってしまう。
ディベートってご存知ですか。
ある議題に賛成反対に分かれて議論を交わし
勝ち負けを決めるゲームです。

これは知能ゲームなので
実際には自分がどんな意見かは関係ない。
情報を収集し
もっともらしい論述を組み立て
相手を圧倒するのが目的です。

これにより
自分とは正反対の意見でも立証だてて
正論とすることができる
ということに気付きます。

わたしは
ふたつの意見があるとき
食い違うように
立場を変えることがあります。
だってそのほうが盛り上がるし。

つねに本音や本当のことがすべてとは思わない。

って話。