今朝は朝霧。その中を散歩。得した気分。
高崎さんという方の水彩画展が観光交流プラザで開催されていると聞き
昨日一人で行ってみた。
私は絵心が無いがこういうのを見るのが好きだ。
高崎尚昭さんという臼杵出身の方の個展だった。
臼杵の街並みを描いたものと海外でスケッチしたものとが展示されていて
そのどれもが素晴らしく、私にとってとても新鮮に感じられた。
素人の私が批評するのはおこがましいが、この方の絵は外連味(けれんみ)が
無いと思った。
拝見するこちらまで心が洗われるような絵だと思い、こんなにも
絵には描く人の人柄が出るのかと驚いた。
「拝見してとても清々しい気持ちになることができました」とお礼を言って
帰ってきた。
絵が苦手な私だが、いつか風景画を1枚、描いてみたいと密かに思っていた。
しかしこんなにも人柄が出るのであれば描くのが恐いなと思った。
無心に描くことが大事なのかもしれない。
展覧会で多い自己主張の強い絵はこの頃あまり良いと思わなくなった。
この作品展は本当に素晴らしかった。