ゆうの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

母を花見に・・・

2010年04月02日 | 日記
 長時間、車椅子に座らされていたので母の尾骨付近には床ずれができていた。なんという病院だろうかと思う。すっかり弱っていて夏用の軽い羽毛布団が重いという。毛布に変えるとそれも重いという。枕も高すぎるとか低すぎるとか言って落ち着かない。タオルを重ねて調節し枕として使わせることにした。私が作ったお粥も「粒があるので喉を通らん」と言う。
 まずは床ずれを皮膚科で診て貰う事に・・・。行く途中、空が晴れてきたので私の念願だった臼杵城の桜を母に見せることにした。一昨日、市の観光課で車の乗り入れ許可証をもらっていたので、公園内に車を乗り入れることが出来た。「ほら、桜が咲いてるよ」と母に言いながら車椅子を押した。「もう散り始めよるなあ」と言いながらも母の目は虚ろ。喜んでいるのかどうなのか表情に表れない。すぐに「寒い。もう帰ろう」と言い始める。今年の桜を母に見せたいとずっと思っていたのだが私の独りよがりで、体の弱っている母にとっては
あまり嬉しいことではなかったのかもしれないと感じた。
 皮膚科で床ずれの薬を貰って帰る。母を車から降ろして車椅子に乗せるのは一苦労。足を踏みたてることが出来ない母は重くてずるずると倒れていく。夫とふたりがかりでやっと移動させる。夫はよくなったばかりの「ぎっくり腰」がまた悪くなった様子・・・。
 この状態で我が家で入浴させるのは困難と思い、ケアマネージャーに電話し、臼杵でデイサービスを受けるにはどうすれば良いか尋ね、今後について相談した。
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