北西側、大久保橋の袂からみる大久保城跡。
西側、太田切川と天竜川の合流点からみる大久保城跡付近。
所在地：長野県駒ヶ根市東伊那大久保
現状：宅地等
遺構：空堀跡
状態：わずかに遺構が見られます
表示等：なし
駐車場：なし
大沼氏もしくは大久保氏の城館跡と考えられているようです。
天竜川に削られた段丘端に郭と空堀の跡がみられます。
県道の駐車帯から歩けば近いのですが、今回は河川敷のかっぱ神社のある広場から段丘上へ登ってみました。
正面の段丘上が城跡となります。
城が築かれていた頃の天竜川は段丘に沿って流れていたようです。
小路は堀底を通って上へ。
左側が主郭のようです。
振り返って、右側が主郭。奥から登って来ました。左側も郭のようです。
主郭内はまるごと個人宅ってなっています。
主郭東側の空堀、段丘端に突き抜ける所。
南側に少し離れて。
空堀はこの辺りまで延びて突然終わっています。
さらに南へ進んだ位置から西側方向。
「長野県の中世城館跡-調査報告書」に載っている図を見ると主郭の南側に複数の郭があったように描かれていますのでもしかしたらこの辺りまで幾つかの郭があったのかもしれません。
