城の記 2.0

気の向くままにふらふらと、
投稿日と記事との時系列は一致していません、あしからず。

内城(長野県上伊那郡南箕輪村)

2012年01月17日 | 長野県南箕輪村の城址
別名:
築城:室町期~
築城者:近藤氏
現状:住宅地、畑地、等
遺構:不明
状態:
表示等:標柱
文化財指定:なし
駐車場:なし

国道153号線は双葉町の信号機を過ぎると大きく弧を描きながら北西へと進路を変え坂道を登って伊那市から南箕輪村へと入って行きます。
城址はその北側、JR飯田線西側の段丘上にあります。

双葉町の信号機交差点を左折してショッピングセンター裏手を北に進みます。国道下を潜って300mほど進み左手の段丘上に上がる道へと入ります。道は空堀跡を通って上段へ、Y字路を左へ進むと左手に「内城跡」の標柱があります。

郭は東側が天竜川の段丘、北側に空堀、西側は小中井沢川を利用した自然堀が南側へと続きます。

北東より望む。

北側空堀跡。

郭南側、空堀跡の様に見えなくも無い。
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一夜の城(伊那市)の遺構消滅か

2012年01月17日 | Weblog
信濃毎日新聞(1月14日付)で報道されていましたが、道路拡張の為一部取り
壊しの話が出ている模様。

確かに東側の道路部分は狭く通行に支障が出るだろう事は理解できるのだが。
一部取り壊しといっても道路拡張となれば、虎口のある東側の土塁はほぼ全て
が取り壊されるだろうことは想像に難くないわけで。
この東側部分が最も遺構として残っている箇所ということを思えば非常に残念
というほかない。

「信長公記」にある、天正十年織田信忠の軍が高遠城攻略の陣を敷いた貝沼、
がこの一夜の城であり後世に残すべき文化財だと思うのですが。


確かに拡幅するとすれば左手の土塁を取り除くしかないのだが。

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