『らくだばオーナー』井之口らくだ。の笑いと感動日記

2009年2月25日念願の夢叶って『関西酒場らくだば』を開店。その日々、経験する笑いと感動を日記にしてご紹介。

らくだのまた雪日記【その1】

2006-02-20 | Weblog
18日(土)深夜25時50分の最終電車に乗って帰りました。
寝たの2時30分でした。
2時間あとの4時30分頃、ピンポーン。

トドさんでした。
「あ、らくださん、雪山いきませんか?」
「あ、いいよ」

そんなノリで、長野県湯の丸へいってきました。
そこでやってきました、
「アイスクライミング」
通常、アイスクライミングは道具を使って、登るスポーツです。

でも、デキルらくだは違う。
グローブひとつで登りました。
いやぁ、ロッククライミングより、きつかったな。

っていうのは、ウソで・・・。
昨年末に、パセリさんに誘われました。
「スノーモービル楽しいですよ♪」って。
当然、ふたつ返事で「行きましょう!」。

今回のらくだ会のメンバーは、トドさん・ドヤさん・ゆうこりん
全然、新鮮味がありません・・・。
&、パセリさんとパセリさんの奥様。

午前中は、スキーレッスン。
また、ドヤさんの股間カクカク講習です。
「さぁ、らくだ、股間を突き出して、突き出して」
また、あのエロチカルレッスンか・・・。
・・・と思いきや、今回の彼女は違います。
「店長、大きく手を広げて、ゲレンデを抱く気持ちで、滑りましょう」
Oh!なんてキレイな表現なんだ。なんてセクシーな表現なんだ。

トドさんが絡んできました。
「あ、オレもオンナ、抱く気持ちで滑ろっと」
ドヤさんが返しました。
「トドさん、覚えてますか?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

もともと、凍りついたゲレンデが余計に凍りました。
今回は、トドさんが、ゲレンデから突き落とされました・・・。

恐怖、、、ドヤ姫。

                                   

田崎らくだ。【第2部】

2006-02-20 | Weblog
もう、二日前のことですけど、田崎VSラクダのワイン談義について
やっぱり書こうと思います。
っていっても、ワインの話はほとんどなく、『食と酒』がメインでした。
この素晴らしい感動を忘れないでおくためには、ここに綴っておくのが一番。
ハナタレさんにも約束しちゃったし。

手帳にメモしたことを書くので、話がいっぱい飛びますけど、ご勘弁ください。
へー、って思うこといっぱいあったので、数えて読んでみてください。

話はトリノオリンピックから始まりました・・・。
イタリア・トリノから、ピエモンテ地方の話になりました。

【トリュフの話】
ピエモンテ地方は、イタリアワインの王様、バローロの産地。
その地方では、トリュフが有名。世界三大珍味のトリュフ。
48種類もあるそうですね。
でも、食べれるの、白トリュフと黒トリュフの2種類だけ。
白トリュフは高価過ぎて、絶対、普段、食べれません。
トリュフは香りが命。
黒トリュフ:ブランデーのような香り
白トリュフ:カマンベールを熟成したような香り 
って、田崎さんいってました。

地中深く、トリュフはできるので、今は、鼻のいい犬がトリュフを探すんですって。
「ここ掘れ、ワンワン」って。
昔は、豚が探してたんですって。でもね、豚さん、トリュフ見つけるやいなや
すぐに口に入れて、食べようとしてしまうから、今は豚さんじゃないらしい。

【スローフードの話】
イタリアから始まった、スローフードの概念。
①伝統的な酒・食を守る
②それらを作る小さな生産者を守る
③味の違いがわかるよう、消費者の味覚を教育する
以上、3点がスローフード目指そう協会の目的らしいです。

でも、日本のスローフードは違う。慌しい食生活を見直そう。
スローライフ的な考え。
スローフードの概念②に便乗して、「町おこし」(商売)的に地元の産地を
売ってるのが現状。
山梨にいって、ほうとうを食べるのは観光人だけで、地元のヒトはあんまり
食べていないよ。そんなのでいいのかい?っていってました。

【日本人の味覚の表現方法】
肉・・・やわらか~い、クセがな~い    =美味しい。
魚・・・身がしまってる、新鮮       =美味しい。
ビール・・・冷た~い           =美味しい。
鍋・・・あつあつ             =美味しい。

これって、おかしくない?
全部、手で触れたらわかること=触覚で表現してしまってる。
外国人にいわせれば、
じゃあ、肉なんて、全部、クセがあるんだから最初から食べんなよ、
魚なんて、漁船の上で、いつも「釣りたて」食べてろよ、
冷たいモノが旨いなら、ビールじゃなくて、氷水のんでろよ、
あつあつがいいんなら、風呂上りはなんでも旨く感じるのかい?
って感じらしいです。

つまり、味と香りの表現方法をしっかり、身につけてくださいとのこと。
例)この牡蠣は、とてもクリーミーでマイルドな味がしますね。

【お酒の話】
「私、焼酎、日本酒が大好きなんです」
「ワインは売るのが仕事、飲むのは、焼酎・日本酒が多いです」
「まず、今日食べるものを決めてから、それに合うお酒を飲むのが一番です」
うん、うん、その通りです。
私も、ビール党ですが、、、たまには、ワイン・焼酎・日本酒まんべんなく
飲もうって思いました。

【焼酎のお湯割りの話】
お湯割り作るとき、お湯が先?焼酎が先?
って談義、よく聞きます。
よく、お湯が先だと、器もあったまって、いいよ、なんていいますが
さぁ、どっちが正しいのでしょう。
田崎さん、実際にTVの番組内で化学的に実験したみたいです。
正解は・・・実は両方×。
焼酎は25%がアルコールで残り75%は水です。つまり、ほとんどが水。
その水と、新しく注がれた水とは、いきなり交わることはないそうです。
分子と分子がケンカするんですって。
あまりわかりませんが、厳密に表現すると、荒々しく感じるそうです。
だから、一番いいのは、
あらかじめ、焼酎に水をいれて、3日間ぐらい、馴染ませておくこと。
これを「割り水」っていいます。九州のヒトはみんなこうして飲んでるそうです。

【ワインの飲み方について】
ワイン勉強会をしていると、一番多い質問は
「ワインって、○○したらダメなんですか?」
たとえば、足のついたグラスで飲まないとダメなんですか?
     赤ワインは肉とあわせないとダメなんですか?
     
答えは両方、NOです。
ワインに決まりはありません。
焼酎を湯呑みで飲んだり、梅干やきゅうりを入れたり飲むように、ワインにも
制限はありません。

フランスの立ち飲み屋では、ワイングラスの足をもたずに、頭の部分を飲んでますし、
(ワインに体温が伝わる、伝わらないなんか考えてない)
イタリアの立ち飲み屋では、グラスワインを頼めば、淵ギリギリまで注がれるし、
(香りを楽しもうなんて、気持ちはない)
オーストリアでは、夏場は、ワインを炭酸で割ってのむ習慣がありますし、
山梨のワイナリーの近くでは、一升瓶のワインを湯呑みにいれて、漬物を肴にして
飲むそうです。
ワインの未来系はこうでありたい、といってました。

だから、ワインを飲むのに決まりはなく、どんな飲み方をしてもよい。
でも、一番大切なのは、両方を知ること。

ワイングラスの足をもつのは、ワインに温度が伝わらないようにするため、
グラスの頭がすぼまっているのは、香りを逃がさないようにするため、
とちゃんと理由がります。それをまず理解すること。
そして、同じワインを湯呑みで飲んでみて、どう違うか理解すること。
逆に、高級な湯呑みであれば、その陶器の色とワインの色が混ざってキレイに
目に映ることもあるでしょう。
両方を知って、どっちが好き!と決め付けるのはなく、その状況に応じて
飲みわけましょう、ってことが大事。
確かに、野外でBBQしてて、ワインを紙コップで飲んでも美味しいですよね。
あんな感覚です。

【ワインと料理の相性について】
よく、肉には赤ワインを、魚には白ワインを、(恋にはシャンパンを)
なんていいますが、
本当にそうなのでしょうか。
もともとは、ここでいう肉は、鹿や鴨といったジビエなど、クセのある肉をさして
います。クセのある肉には、胡椒などのスパイスで味付けします。
このスパイスの風味が、実は赤ワインの中にあるから、同調するといわれています。
ここでいう魚とは、白身魚のことをさし、レモンなどをたらして食べるので
そのレモンの柑橘風味が、白ワインの中にあるから、同調するといわれています。

だから、鮪のような赤い身の魚は、白ワインに合うの?っていわれればクエスチョンです。

じゃあ、なにとなにが合うんだい?
ここで、『田崎流』ワインと料理の相性の見つけ方をご紹介します。
実は、簡単。
「見た目の色で決めてください」とのことです。

「赤・茶など濃い色の料理」には赤ワインを
「白・黄・(緑)など薄い色の料理」には白ワインを

とのことです。
だから、ウナギの白焼きは、白ワイン。蒲焼は赤ワイン。
    鳥の塩焼きは、白ワイン。照り焼きは赤ワイン。
って感じで、見た目の色で判断してください。

じゃあ、頭の部分が血合の味がして濃く、後ろ部分は白身が多い「さんま」は
どっちのワインが合うの?
まず、白い丸皿に頭を下にして縦にサンマをおきます。
そして、下の頭をまず食べ、赤ワインをのみます。
そして、上のしっぽ部分を食べ、白ワインをのみます。

これで、1匹50円のサンマをフルコース気分で食せます!といってました。
本当でしょうか・・・。

あと、カツオとビールって相性が悪いそうです。
カツオの血合がビールのホップの苦味を増長させるそうです。
相性が悪いから絶対食べないのではなく、まず一回やってみて
感じることが大切なのです。
感じたことは、ヒトにいえるからです。
それが、食卓でのネタになりますから。

【食事について】
昨今、栄養のため、健康のため、食事をするヒトが増えています。
果たしてそれでいいのでしょうか。
栄養、健康=つまり、生きるために、食事をするのは「動物」でもできること。
動物にはできなくて、人間にできること、それはなんでしょう?
それは、「楽しんで食べれること」。
ヒトは「楽しむために」に食事をするのです。

だから、食卓にはいろいろとネタがあったほうがいいのです。
今日、とれたての野菜、旬の魚、ひと工夫したソースのかかった肉、
すべて、会話に繋がります。
なかなか、家族揃って、ご飯を食べだして、共通の話題ってのは
少ないと思います。
だから、
別に、スーパーで半額だったお造りがあってもいいのです。
隣のヒトからいただいた、魚の煮付けでもいいのです。
たまには贈り物でいただいた、高級なお皿で盛り付けてもいいのです。
すべて、食卓に並んだ「ネタ」で会話はできるもの。

美味しいと思える「モノ」を求めるのではなく
美味しいと思える「感覚」を求めて欲しい。

楽しくないと、いくらご馳走でも美味しいと感じません。
楽しくご飯を食べると、すべて口に入れるもの、美味しく感じます。

だから、ご飯を食べる「時間」を大切にして欲しい。

「食事」(食べる事)ではなく、
「食時」(時間を大切にして食べること)をして欲しい。

【和について】
平和の和。
日本のあらわすとき、「和」とよく使います。
和風であるとか。

この「和」の意味とは?

この「和」という漢字を分解してみると
左側「ノに木」、稲穂を表すらしいです。つまり、「米」。
右側「口」。
米を食べる口。
そのまんまです、日本人は米を食べることで、平和になるのです。
日本人は、米を食べて、コミュニケーションをとる人種なのです。

このご飯を食べてコミュニケーションをとることを、
「団欒(だんらん)」といいます。
この言葉は最近の言葉でなく、昔から日本にあり続ける言葉です。

つまり、イタリアから芽生えたスローフード概念ですが
日本にも実は、スローフードの考えは古くから備わっていたということ。

『みんなで食卓を囲んで、素敵な時間を過ごして、ご飯を食べよう』

これが、私たち、日本人にとって、一番の『幸せ』ではないでしょうか。
今の食生活、見直してみませんか。

・・・だってさ。

終わり。
ええこと、いうなー、田崎真也さん。
飲食業で働く私のココロに響いたのは、いうまでもなく、最後の「食事と和について」です。
美味しいモノ、美味しいサケ、はいくらでもオカネをだせば、用意はできます。

ただし、「楽しい時間」を用意するのは、私たち「ヒト」です。
「ヒト」にしかできないコト、仕事、それが「サービス」です。

ワインの知識をもつこと、技術を得ること、とっても大事。
ただし、それは、最低限、お客様に聞かれたとき、話せる、見せれる、ただのネタ。
お客様が喜ぶなら、ネタは多ければ多いにこしたことはないから
絶対、欲しいモノ。私、関西人なんで、笑いのネタの方がもっと欲しいですけど・・・。
でも、それが全てじゃない。

そのネタ(武器)をもった上、「ヒト」として優れること、「ヒト」に素敵な時間を
提供できること、それを備え持ったヒトが、本当のデキル「サービスマン」。

その本当の「サービスマン」が「田崎真也」と感じました。

私にとって、「目指すべきヒト」と出会えて、本当に幸せな一日でした。
このサイン入り手帳に、写真まで貼り付けちゃった。
うふふ。
                                   





























田崎らくだ。【第1部】

2006-02-18 | Weblog
本当に、ご対面してしまいました。

トークショーだから、おっきな大広間で、見えても、小さい田崎真也かなー
って思ってました。

そしたら、さすが、地方都市代表、国分寺駅ビル8階。
会場に入ると、とても小さい部屋。30人ぐらいの小部屋。

え?

席、まばら。
あれ、満席じゃないんだ。
前から2列目の左端をキープ。
お、かなり、いい席だ。

ドキドキ。
東京電力主催セミナーの一環だったので、まわりは、おじさま、おばさま
だらけ。業界人、きっと、私ぐらいだったと思います。

開始時間13時00分になりました。
司会の方が、田崎さんを紹介する。

後ろから、私の左横を通って、壇上へ向かう。
わお。
私の左横を通っていった!
しかも、目の前、半径2mに憧れの田崎さんがいる。

昇天しました。
話の内容はかなり、本気だったので、第2部に書きます。
これは、今日、学んだことを整理するため、忘れないでおくため、
ワインほか、飲食業界に携わる方々にお伝えするため。

だから、第1部は、らくだ、かなり、ミーハー的に書きます。

田崎さん。

ええ声。

いきなり、おじさま、おばさま、のハートを掴んでました。

姿勢がとてもいい。

凛とした姿勢がみていて、とても気持ちいい。

身振り・手振りがとてもしなやか。

・・・最近、テレビや雑誌で見かけてばかりなので忘れてました。
田崎さんは芸能人でも俳優でもタレントでもなく

彼は、サービスマンなのです。
みていて、本当にスマートな「身のこなし」。

だって、世界一のソムリエです。
私たち、お客様に対し、ココロから「おもてなし」をしてくれました。

やばいです。
あのヒト。

話に聞き入ってたら、日本酒の話になりました。

前のお父さんに、『熱燗は何℃だと思いますか?』
って田崎さんが聞きました。
「60℃かな」

そしたら、次、私にむかって、『じゃあ、お兄さん、何℃だと思いますか?』
って聞いてくれたんですよ!
なにがウレシイって
私に「らくだ」ではなく「お兄さん」って呼んでくれたんですよ!
って、そんなとこに反応したわけじゃなーい!

田崎さんとお話できたことがウレシかったのです。
「あ、50℃・・・」、らくだ、答えました。
後ろのお母さんは、「40℃」。

ま、いうまでもなく、答えは「50℃」なんですけど(ここでハズしたら、ここに書いてない)
田崎さんが「あ、熱燗、よく飲まれるんですねー」なんて聞いてきたから
「あ、はい、たまに・・・」とか

大ウソ、ついてしまいました。
『ビールばっかだよ!』なんて、いえるわけねーよ。

話はススム、ススム、とにかく、食と酒を面白おかしくトークする。
話術もかなりのモノです。

あっという間に、14時半です。
終了・・・。

写真は撮れたら、隠し撮りできたらいいなー、程度にカメラをもっていきました。
でも、最後に、なんと、田崎さんと「ふれあい」タイムがあるとのことじゃないですか。

私、もう、全ての「恥じらい」を捨てました。
だって、一回あるかないかの、田崎さんとのふれあいですよ。
もう、なにもかも、私が背負う『大人心』を捨て、『童心』に返って、求めました。

まずは、写真です。
快く引き受けてくれました。
肩と肩が触れ合う。
恋に落ちたら、どうしよう。
落ちねーよ。
撮影をお願いしたヒトが、ご年配のおばちゃまだったので
手ブレしてたら、どうしようとドキドキしてましたが、ウマク撮れててよかったです。

写真の次は、サインです。
色紙、もってくんの、忘れたー!と思ってましたが
色紙よりも、いつも身に着けている「手帳」のほうが、結果的によかったです。
買い換えたばかりの「2006手帳」の中に、田崎真也のサインをゲットしました。

最後に、思ったほど、誰もしてなかったのですが、
握手。
私はどうしても、その世界一の手に触れたかった。
「すいません、お願いします!」って大きな声で叫びました。

そしたら、極上のスマイルで、手を握ってくれた。
少し、冷たい温度でしたが、ココロの温かさは十分、伝わってきました。

本当にウレシカッタです。
私、元全日本代表、井原選手が卯乃家に来たときでさえ握手してもらうの我慢してました。
(ま、いちお、店長のプライドもありましたし・・・)

でも、今回は、もうお構いなしです。
ひとり、だから余計に、なんでもありです。
最近、極々身内で、「ひとり○○」が流行ってます。
まぁ、先駆者はトドさんですけど、「ひとり焼肉」「ひとり寿司」「ひとり映画」などなど。
トミ子さんは「ひとり卯乃家」「ひとりファミレス」「ひとりホットミルク」が得意です。
リーダーは「ひとりボード」し過ぎて、協調性がないと怒られてましたけど。

だから、思う。
「ひとりトークショー」最高。
ひとり、だからできること、なんでもある。

憧れのヒトを見れる、生で見れる、それだけで、昨日の時点では十分満足でした。
でも、実際、ここまで、近づくことができました。

招待状をくれた、高橋ミホさん、本当にありがとう。
今、あなたにできる、最善のお礼はなんなのか、わからないぐらい
私が得たモノは大きいです。本当にありがとう。

会場をでたあと、興奮さめやまず、
勝手に電話された方、メールされた方、ごめんなさい。
どうしても、誰かに伝えたかったのです。
この感動を。

そこから、中央線、ニヤニヤしながら出勤しました。
お店に着くやいなや、鼻谷、フジワラに、いきなり『らくだトークショー』です。
迷惑な話です。

でも、本当によかったんだよ。
キッチンに入るやいなや、第2回『らくだトークショー』です。
みんなに、サインとか写真とか見せまくりです。
チーフも大喜びしてくれました。すげーすげーって。

いやぁ、この手、洗いたくないな。
ホント、中学の頃、好きな子と手つないだあとの、あの瞬間と同じです。

でもね、キッチンでみんな集めて、話してるとね、
タケウチくんがいうんですよ。

「タサキって誰ですか?」

って、おーい!!!!!!!!!!!!!!!
田崎真也知らずして、この業界で働くな!
思わず、「ここから、でてけー!帰れー!」って叫んでしまいました。

って話を、鼻谷にすぐにしました。
そして、横にいたシマダくんにも聞きました。
「おい、田崎真也、知ってるよな」

「え?誰ですか」

おーーーーーーーーーーーーい、みんな、帰れ。
って、まだまだ、彼の存在って、そんなもんなんでしょうか・・・。
私にとって、神のような存在も、ワインに興味のないヒトにとっては、つまらん話なんですかね。

じゃあ、今日、ここで書いた私の、感動も、じぇんじぇん、伝わってないカモ。
第2部中止しよっかな・・・。でも、ハナタレ延命さんに約束してしまったし。

ま、いっか。
感じれるヒトにだけ、伝われば。

本当に、夢のような90分でした。

今日は、田崎さんにも出会えたし、素直な自分にも出会えたし、
素敵な素敵な一日。

目指すべきヒト、目指すべきコト、目標が見えた一日。
さぁ、ヤル気がでてきたぞ。

ps つくづく、自分は影響されやすい人間だ・・・。

                                   






憧れのヒトとご対面

2006-02-17 | Weblog
田崎真也に会える。

ササキシンヤじゃないよ。
タサキシンヤだよ。

いまどき、知らないヒト、いませんよね。

1995年、ワインコンクールで世界一のソムリエになった、男です。

過去、7回のコンクールで優勝したヒトは、フランス人かイタリア人のみ
だったらしいです。
8回目に、いきなり、日本人が優勝。世界一。

そりゃ、騒がれますよね。

まさに、ワインブームの火付け役。
私も、もろ、そのブームの波にのっかった一人です。

江川卓もスゴイし、川島なお美もスゴイです。
でもね、田崎さんは違う。

料理人からのスタート、ワイン以外にも、焼酎やその他のお酒の知識も豊富、
料理とお酒の相性を深く追求し、食生活、食文化を啓蒙するスペシャリストです。
たまに、バイエルンソーセージをかじってる宣伝の写真をみると、
なんでもありかよ!って思ってしまいますが
とにかく、スゴイ人。

そんな、田崎真也のトークショーが明日、なぜか国分寺であります。
元スタッフの高橋ミホさんが、私のために、招待状を手配してくれました。
本当にありがとう。

でも、最初はビビったよ。
【ミホさんからのいきなりメール】
『店長、18日の昼間、開いてますか』
『絶対、損はさせません』

なんなんだよ、いきなり・・・。
むちゃくちゃ、怪しいじゃねーか。

でも、招待状をみたとき、本当にウレシかったです。

ワイン界の巨匠を『生』で見れる。
こんな素敵な瞬間はありません。

明日、光GENZIのカークンを見るような、そんな目で
田崎真也を眺めようと思います。

おいら、東京に来て、ホント、よかったべさ。

                                   

サヨナライツカ

2006-02-15 | Weblog
いつも人はサヨナラを用意して生きなければいけない

孤独はもっとも裏切ることのない友人の一人だと思うほうがよい

愛に怯える前に、傘を買っておく必要がある

どんなに愛されても幸福を信じてはならない

どんなに愛しても決して愛しすぎてはならない

愛なんか季節のようなもの

ただ巡って人生を彩りあきさせないだけのもの

愛なんて口にした瞬間、消えてしまう氷のカケラ


サヨナライツカ


永遠の幸福なんてないように

永遠の不幸もない

いつかサヨナラがやってきて、いつかコンニチワがやってくる

人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと、

愛したことを思い出すヒトとにわかれる


私はきっと愛したことを思い出す

******************************************

私の好きな本「サヨナライツカ」の詩です。
この詩が壁一面に描かれたお店が京都にあります。
今回、いけませんでしたが、ちょっと、思い出したので
ご紹介してみました。

私も、「愛したことを思い出す」でしょうか。
みなさんは、どちらでしょうか。

                                   

らくだの京日記9

2006-02-15 | Weblog
13日の夜、大阪にいきました。

大阪の卯乃家ヒルトン店でご飯を食べました。

そして、20時頃、帰る予定でした。

ひとり、ふたり、さんにん、みんな仲間が帰っていきました。

あれ、あれ、みんな帰っちゃうの。

だって、研修は1泊2日ですからね。

あれ、時間は21時。

新幹線最終21時18分。

あれよあれよと、上司の甘い誘惑を断りきれず、私のみ、大阪で延泊することに
なりました。あちゃー。

そこから、フィーバーです。
どうにでもなれです。

2泊3日のらくだ京日記、最後の〆くくりは
いつもの「カラオケたこ焼きバー」です。

写真はそのお店のお母さんです。

笑顔、しゃべり、最高のパフォーマンスが見れます。
浪花のオカン、まるだしです。
「おもてなしの原点」がココにあります。
楽しい夜でした。

歌って、食べて、笑って、楽しい夜でした。

そして、ひとりでホテルに泊まったわけでした。

                                



らくだの京日記8

2006-02-15 | Weblog
たった、二日間でしたが、京都を満喫しました。

京都は5感で感じる町。

見るもの、聞くもの、香るもの、食べるもの、触れるもの。

肌感覚で、『京都』、味わってきました。

たった、二日間で当然、京都を語れるわけがない。
語るには短すぎる。
でも、鴨川の前にたつと、古都千年の時間の流れを
感じさせてくれる。

この川の前に立つと思う。
「鴨川のように、すべてがウマク流れますように」って。

                                   


らくだの京日記7

2006-02-15 | Weblog
そろそろ、疲れてきました。
1日目が内容濃すぎて、いっぱい書くことあり過ぎ!

2日目、錦市場歩いて、祇園で「壱銭洋食」食べて、鷹峰って場所にある
「京つけもの『弘悦』」の工場見学して、錦天満宮にある「錦の湧き水」をみて

・・・・・・つまり、今、卯乃家で取り扱ってる「ホンモノ」をみにいきました。
水は関西だけですけどね、今のところ。

夕方、祇園を越えて、八坂神社にいきました。
私、実は、今年、初詣いってない。
だから、2月13日、初詣。

おみくじ引いてません。

気分は、いつも『大吉』。

八坂神社の横に、円山公園があります。
円山公園で、毎年、花見をしました。

とても、桜がキレイです。

『そうだ、京都、いこう』のCMで有名な「しだれ桜」の下で
写真とってきました。

まだ、花、咲いてませんけど、気分は『満開』です。

ps 隣のオトコは、卯乃家横浜店の店長、ヨッシーです。
   生意気なヤツですが、憎めないオトコです。

                                  

                                



らくだの京日記6

2006-02-15 | Weblog
「とりどり」で飲んでたら、アダモちゃんに続き、延命さんが合流してくれました。
彼は、前日、紹介しました「ボルドー会」の仲間です。

いやぁ、相変わらず、気持ち悪かったな。
なんなんでしょう、あの笑い声。

彼とも、この「とりどり」でともに働いてました。
一緒によくワインを勉強したものです。

・・・というわけで、5軒目は、アダモちゃんに引き連れられて
三条にある、『ふぅ』ってお店。
先斗町(ポントちょう)をくぐり抜けて、アダモちゃん、王将に連れてくんじゃねーぞ、
って正直思ってました。アダモは餃子好きだったので。
東京から来て、王将はねーだろ・・・って内心ヒヤヒヤでしたが
創作居酒屋で、「ふぅ」って安心しました。

そこで、延命さんが、店員さんにいうんです。
「おすすめのグラスワインください」って。
そこの店員さんはソムリエさんなのです。

始まりました。
「真夜中のブラインドテイスティング大会」。

要は、ワインの利き酒です。
ブドウ品種やら、産地をあてようぜ、ってことになりました。

1個目「お、これ、シャルドネだな!しかも、絶対、南だ!」
南だ!ってのは、南半球って意味で、チリとかアルゼンチンとか
温かい地方のワインをいうときに、よく使います。
答え:品種「シャルドネ」産地「ブルゴーニュ」
ブルゴーニュはフランスのワイン二大産地なので、思いっきり、「北」です。

2個目・・・記憶ない・・・。でも、品種だけ、当たってたと思う。

3個目「お、これはガメイだな。しかも、ムーランアヴァンかモルゴンだ」
ガメイは、ボジュレー地区で有名な品種で、ムーランアヴァンかモルゴンはその中でも
上質のワインのこと。
答え:品種「シラー」産地「コート・ドュ・ローヌ」
・・・・・・・・・・・・・・。

4個目「お、これはジンファンデルだな。カリフォルニアだ」
ジンファンデルは、カリフォルニア特有の品種。
答え:品種「ネグロ・アマーロ」産地「南イタリア」
・・・・・・・・・・・・・・。

5個目「カベルネ・ソービニヨンだ!南フランスのラングドックルーションだ」
カベルベソービニヨン、世界一有名な品種。
答え:品種「カベルネソービニヨン」産地「カリフォルニア」
・・・・・・・・・・・・・・。

品種3勝2敗。産地0勝5敗。
なんて、いい加減なんだ・・・。
それだけ、難しいってことさ、ブラインドテイスティングってやつわ。
だって、あの店、真っ暗だったし・・・
色の区別、つかねーっつーの。

こんな言い訳してて、来年、シニアソムリエ、受かるのか・・・。

でもね、ソムリエスクールに通ってる、延命さんの成績、
ここではいえないよ・・・。

                                   


らくだの京日記5

2006-02-15 | Weblog
京都での一番の思い出は、「とりどり木屋町」で働いた3年間です。
初店長でいきなり、新店、たちあげ。
一気に体重10キロやせた。
いい思い出です。

らくだご一行は
『瓢亭MARU』のアトに、「とりどり」に移動しました。
この店で、食事するの、久々でした。
ひとりだけ、私がいた頃から残っているスタッフが残っていました。
「すっくん」って呼ばれるスズキくん。
劇団で頑張る好青年です。
彼の舞台をみにいって、泣いたこともあります。
今でも、夢をあきらめず頑張っている姿に、さらに、涙、涙です。
本当に彼と再会できてよかったです。

私がいた頃、まだ調理長代理だった松浦さん。もう60手前のお父さん。
つい先日、とりどりの調理長に就任されました。
「おめでとう、まっちゃん!お久しぶりです」
「おふ、てんひょう、ご無沙汰していまふ」(訳:おお、店長、ご無沙汰しています)

お父さんと握手できたこと、ウレシかったな。
舘ひろしばりのサングラス、健在だったな。

自分が書いた色紙がそのまま残っていたりすると、ちょっぴり感激。
すべてがそのまんまってわけじゃないけど、あの店には、私の原点がある。

大好きな豊田チーフや延命さんや蔭山さん、私のアト、頑張ってくれた
中谷仁ちゃん、素敵な仲間と出会えた場所。

どうかどうか、いつまでも、素敵なお店でい続けて欲しい。

ps あ、写真は若かりし頃、とりどりで働いていたときのラクダです。
   手前の女性に、手を出す前の貴重な映像です。
   だしてねーよ。