人は気持ちで生きている

今日やったことを明日につなげていく。遠くを見ずに、一歩一歩。
草なぎ剛さんを応援しています。

観て来ました。

2008-05-28 13:30:03 | 草なぎ剛
昨日、「瞼の母」を観て来ました。
私にとっては、この1回がすべてです。

剛君のお芝居、すごかった!
余韻が強すぎて、レポだとか感想だとかは出てきません。

舞台が始まってしばらくしてから、
颯爽と登場した忠太郎。
最初、剛君のセリフ回しがやや単調に感じられたものの、
そんな印象もすぐに消えて、
どんどんお話に引き込まれてしまった。

やっぱり、おはまとの対面シーンはすごかったです。
大竹しのぶさんは別世界の人のようだったけれど、
剛君も負けていなかったと思います。
母親に拒絶されて、
心情を吐露する場面での剛君はさすが。

ドラマでも映画でもそうなのですが、
感情が強く押し出される場面でのお芝居が、
剛君はとても上手いと思うのです。
生で舞台を観ると、
その上手さは、むしろ生の舞台でのほうが、
より効果的に発揮されるのではないかという気がしてきます。
観客も同じ感情が湧き上げって来るのを、
生で体感できるというか・・・。
ただ、私は時々剛君の演技に、多少だけどムラを感じたりするので、
それも剛君の感情の素直さから来るものだろうけど、
それが、舞台だとストレートに出てしまうと思う。
ですから生がずっと続くとなると、
大変な面もあるかもしれませんが。

最後の方では、
「くさなぎ」「大当たり!」というかけ声が、
すぐ後ろの方から聞こえてビックリしてしまいました。
舞台は確かに素晴らしかったので、とても嬉しいことです。

お話の途中では泣かなかったけれど、
終わってからのほうが余韻が強くて泣けてきて、
ホールから観客の方たちがほとんど居なくなっても、
しばらく座っていました。

私は2階最前列の中央の席に座っていたので、
舞台全体がきちんと見渡せて、
役者さん一人一人の顔もよく見えました。

なので、最後の役者さんの挨拶の時には、
舞台の中央に立っている剛君と、
「目が合ってるー!」という勝手な錯覚に陥ってしまって、
とても幸せな気持ちになりました。
あんな感覚は二度と味わえないんじゃないかな・・・。

舞台の上の剛君は、とにかく綺麗でした