友人から、「月が昇ってきた!」と、LINEが来たのですが、こちらは雲に隠れて月がなかなか姿を見せてくれませんでした。やっと見えたかと思うと雲に直ぐ隠れ、さらに電線に切り裂かれ・・・。
見えたかな?と思うと、こんなに雲に取り巻かれていました。
電線や雲から、月が出てきてくれるのを少し待ってみることにしました。
案外早く、姿を見せてくれたお月様でした。どこが欠けていますかね???ほぼ満月のお月様です。
明朝も。7:08に沈む前まで、私たちを空から見守ってくれるお月様です。手が空いたタイミングでちょっと外にいい空気を吸いに出て、満月を探してみて下さい。
さて、巡り巡って、国際宇宙ステーションが夕方の見頃を迎えています。という私は、今日も夕飯に手間がかかって見過ごしてしまいました。でも、大丈夫。多分(笑) 天気がよければ、水曜日1月19日の夕方、さらによく見られる日があります!東京では17:42から、南西の地平線近くから3分程かけて天頂付近を通り、3分程かけて北東に向かって明るい点となってISSが通過していくのをゆっくり楽しめそうです。詳細は、ココから。そして、東京付近でない所にお住まいの方は、
東京付近以外にお住まいの方は下の画像をクリックするか、「#きぼうを見よう」から下の図にアクセスして、自分の地域が2重○とか、○になる日を探して、○をクリックすると、上のような詳細の見え方の案内が見られます。
では、水曜日が晴れますよう!!! 今から、どこでみようか、誰とみようか、など決めておくと楽しそうですね。
そうそう、今回初めてISSを見てみようと思っている方は、どんな風に見えるのか、よくISSを撮って連続写真などにして紹介してくれている「銀河鉄道の月」のブドリさんのサイトのISSカテゴリーを(ココから)見るとイメージが湧きますよ。都心でも結構 肉眼で見つけられます。是非チャレンジしてみましょう。
そして、思い出したのですが、友人がちょうど「風に立つライオン」のさだまさしさんの歌に感動した話をFBに載せていたので、youtubeで探してみたのですが、いろいろなヴァージョンが出ていて、どれもよかったです。歌を聴いていると、手紙を送ってきた恋人、受け取ったアフリカにいる医師のそれぞれの状況が思い浮かんで迫力に圧倒されました。特に、2019年の暮れに銃弾倒れて亡くなった中村さんの事を思い出しました。最近、「セロ弾きのゴーシュ」という中村さんのラジオインタビューの模様をそのまま本にした本が出版されました。「風に立つライオン」の歌、映画もお薦めですし、この中村哲さんの本も感動でした。
決して豊かでないケニアやアフガニスタン。でも、そこには「日本が忘れた何かがある!」。人を巻き添えにして死のうとする人の事件が後を絶たなくなっている豊かなのに狂ってしまった日本。ぜひ、忘れた何かを、取り戻すために、命を大事にしましょう。死ぬ時がくるまで、生き抜きましょう。空で、お月様がきっと、そうする私たちを見守ってくれています。
「風に立つライオン」では ”I killed nine people. "(9人の人を殺したんだ)と涙を流して医師に打ち明ける少年に、”So you should spend your life to save 10 lives. That's what future is for." (それなら、君は一生をかけて10人の命を救えばいい。そのために未来はあるんだよ)と医師が答え、少年を抱きしめます。
自分の目指す大学の前で医学部への進学を望んでいた高2の青年が、一昨日、なぜ、東大の門の前で、「絶対、来年合格しにくるからな~」と叫んでいくのでなく、成績が下がったからといって、なぜ健康な3人の人を刺すような行為に及んだのか。心が闇になり、物が見えなくなる前に、人が手をさしのべあえる日本になってほしいです。
お月様、どうぞ、心に闇をかかえている人を、あなたのやさしい明かりで照らし、闇を取り払ってあげて下さい。