前回、自己流"Available Light"を弾いた後、先生の楽譜があることが分かり!!!! そして、今日は先生の楽譜で練習していきました。ただ、折角自分で先生のアドリブ部分を不完全ながらも解明したので、そこは取り入れて弾いてみました。
ところが、今朝練習した時は調子よくいっていたのに・・・出来は、60点以下。なんだか、思いもかけないところでひっかかったり(嘆)
先生もアレアレ~といった感じで。
まずは、音の楽譜と違っていたところを修正。どうにか無難に修正。
次に後半の内声音とメインの音を弾き分けるように、とのご指示。
ソファソ~~~、ソファソ~~~がメインとして聞こえ、内声部がそこに入る。
しかし、同時に内声の音とメインを弾いて、メインの音を強く叩く「痛い音」にならずに小指で押さえる音を響かせるのは極めて素人には困難な技。数回試行錯誤。
メイン音を頭の中で奏でながらイメージして弾くと・・・先生からOKがでました。やんや!やんや!でも、2度とできないかも~?(苦笑)
そして、私の付け足したアドリブ部分。
「後半がどうもうまく音があっていないですね~」
「そうなんです。右は拾えたのですが、左がどうも違っていて、自分で弾いていてダサイ感じが払しょくできないで・・・(嘆)」
ただ、ここは謂わばおまけ部分。そのあたりを、Bのコードに合わせてみるとどうだろうか~との提案を頂きましたが、自由研究課題となりとりあえず、曲としてはOKが出てしまいました。
2曲目は、前回アレアレ~だった「桜ハイビジョン メインテーマ」
出だしの桜が散っているような4度の和音の繰り返しもうまくのれず、無難に弾けたものの、70点の出来。でも、こちらもOKを頂いてしまいました。(嬉しいような、怖いような~)
そして、ジャズ理論編は「テンション」の質問。弾きながら、だんだんⅡ-Ⅴ(ツーファイブ)とか、偽終止とか、コードとかにも気が回るようになって来たので、今日弾いた2曲について、桜の方で 同じGでも、GM7とG表記がある訳を尋ねると・・・それは、「F#の音を使いたくないということ」の表現だとのこと。
「available Light でA79やF7#11とテンションの9や#11を書いてあるのは、右手の和音の一番上のB音のため」
「それなら、CM7とあってD音はないのに入っているところは、テンション表記はどうしてないのですか?」と問うと・・・
「厳密にするなら書いてもいいけれど、セブンスコードでは9.11あたりのテンションは基本的に書かなくても常に演奏家の意識には入っている。A79やF7#11とテンションを表記した箇所は、特にダイアトニックから外れて聞かせたいテンションの9、#11のB音を表現している」のだそうです。
う~~~ん、深い! 確かに、このA79やF7#11のところが、この曲で効いている、感じる部分なのだけど、そういうことか。
聞かせない音、聞かせたい音、それをコードで表現しているのですね~~~~~。勉強になりました!
そして、2つの曲をめでたく卒業して、頂いたのは”Last Freedom”
前回全半の譜面は頂いて、少し練習していましたが、今日後半も頂き、譜面完成。
「かなり、僕が弾いているのと同じ雰囲気になっていますよ」先生のお言葉通り、一杯音符が並ぶ丁寧な譜面。
自分で弾いても蘇る渡辺かづきサウンド。凄い!酔います!
下手くそながらも、指の間から漏れでてくる憧れのサウンド。
いいで~~~~す!
ただし、リズムは滅茶苦茶とり難く、前に立ちはだかる課題がいっぱい。
難しいので、今回はこの1曲に絞って練習してくることになりました。
でも、先生が新たに「"In praise of Life"の楽譜も見つかりました」とおっしゃるので、2曲セーブ。先生が自曲を生徒用楽譜を書き下ろして下さるスピードと、私のコード勉強と・・・どちらも進むといいのですが。
余談:先生に"Available Light"とか"Last Freedom" どんな意味でつけたのか、なんだか不思議な題だったのでお尋ねしてみました。
すると、"Available Light"は写真用語で逆光とかでなく使える光。"Last Freedom"は、ジッドゥ・クリシュナムルティ(Jiddu Krishnamurti)が書いた”The First And Last Freedom”から引いた言葉で「究極の自由」という意味だとのことでした。クリシュナムルティの本、図書館行って探してみよう。