今日の練習曲は、本来はボサノヴァ曲集の次にあった「おいしい水」の予定でしたが、アレンジが酷く練習意欲がそがれ、頓挫。
飛ばしてその次の曲「コルコヴァード」は良いアレンジながら、こちらは3連符が続出。他の部分のリズムの調整が難しすぎて、1人ではとても手に負えず、これも断念。
やや難しいながらも、どうにか弾けそうだったウォン・ウィンツァン ピアノコレクションから「旅のはじまり」(クリックすると、本人演奏のyoutube動画を見られます)を練習していきました。実は、渡辺先生はウォン・ウィンツァンとお知り合いで一緒に演奏もしたことがあるようでした。
でも、この曲は知らなかったご様子。「日本紀行」だったかNHKの番組の主題曲で有名な曲なんですけど・・・。
音間違えと、音取りの間違えをチェックして頂きました。
そして、問題の「コルコヴァード」3連符と他のところのリズムどりをどうカウントして弾けばいいのか、ご相談。
実際に、先生が演奏して下さり、動画撮りさせて頂きました。そして、即座に私の苦手そうな待ちが長いところは、「左手でこうボサノヴァ風に音を補うといいかも~」とササッと音を加え、入れにくそうな音は「ここ、削った方が弾きやすそう」など調整して下さいました。
その上で再度模範演奏。
私には難解至極なリズムがすぐとれて、アレンジして、またすぐ弾けて・・・当たり前ながら、先生はプロ!
ということで、次回は「コルコヴァード」に挑戦です。
ブラジルのリオに6年住んだ私としてはコルコヴァードは、ご当地ソング。よく耳にした曲なのですが、耳でスッと入るのですが、弾くとなると難しそうです。
上記の「旅のはじまり」もテレビでよく聞いていて大好きなのに、弾くと難しかった。いっしょですね~。
「コルコヴァード」ジョビンの洒落た曲なので、練習がとても楽しみで~す。上手く弾けるようになるかなぁ~。
次は、先生の奥様の作品"Once Upon A Time"。
模範演奏を聞かせてはもらえなかったものの、先生が弾いたCDはあるし、楽譜も左手までフルに書いてありました。お蔭で、弾いてみると案外簡単にそのままCDの音が再現できて、びっくり! 3拍子と4拍子が美味しくからまった不思議な曲です。しかも弾きやすいという、「ご馳走さま~」な感じの美味しい曲でした。
更に素敵だったのが、CDの先生のアドリブ。
極上の旋律なのに、シンプルな音。その音を真似ていくと、思いがけずにうまく先生のアドリブの雰囲気がこれも再現できました。うぉ~~~~。
楽譜にアドリブの左手和音もしっかり書いてあり、E,E♭,E,E♭,E,E♭,E,E♭,E,E♭と繰り返しながら右手の音をはめていくと、面白いようにアドリブ部分も弾けてしまいました。やった~~!!!
という訳で、アドリブも含めて練習成果を弾いてみました。
「これ、今回はじめてでしたっけ。結構いいですね。アドリブまで弾けちゃっていましたね」
そして、私の楽譜を覗いて、私がリズムはつけずに音の粒だけでアドリブの16小節をメモした所をみて
「これでアドリブ弾いたんですか」と面白そうにコメント。
「リズムをつけると間違えるので、音だけであとはその時の感覚任せで弾いてます」と弁解。
(でも、綺麗な先生のアドリブのイメージは頭にちゃんと入っているから弾けたんですよ)と心の中でつぶやきながら。
「もうちょっと弾いてもいいし、次の曲にしてもいいですけど」のお言葉を頂き、次の曲 ”Presents”を頂きました。
これも奥様の曲ですが、今回はコード譜。でも、意外とコードだけでもすんなり弾けそうな感じです。頑張ります!
最後は、"Crescent Moon"。右手のメロディーを出して弾くという課題にチャレンジです。自分では、76点くらいの出来?
「音の入りや、間に、まだちょっと不安なところがあるなぁ~」
(ウッ、そりゃあマズイですねぇ)と口にはせずに心で応える私。
最初から順番に再度見直ししました。
「2に入った最初の小節の4拍目の入りが遅目になっている。2小節目の最後のド・ファ・ドのテーマ音の入りが小さいので、もう少し出して弾いて」とのご指摘を受けて、練習。
音としては指を離さざるを得ないテーマ音の繋ぎの難しい部分も、再度何回か繰り返し練習。
先生の前で弾き直している内に、ちょっと分かってきました。
ただし、頭では(笑)。指でわかるように、練習してきます!
アドリブをつけるにはハードルが高すぎる曲ですが、できればそれも含めて、再度チャレンジしてきます。
今日も勉強になりました。ありがとうございました~~~~!
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