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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

渡辺かづき先生とのレッスン39

2014-11-06 20:26:36 | ピアノ

  3週間ぶりのピアノレッスンでした。
  まずは、3回目となる”Pray for You”から。前回、私の苦手とする3連符が3つ均等の長さになっていない。あと、滑らかさに欠けてメロディーが十分に聞こえていないということで、まずまずしっかり弾きこんでレッスンに望みました。といいたいところですが、回数は結構弾きましたが、滑らかとはなかなか~~~。

  最初の前半は結構うまくいってる手ごたえが~と思うと、油断がでて来て後半へたり気味。
  でも、「いいんじゃないですか~」と先生が言ってくださって、無事通過(パス)!

  よかった~。3連符も合格しました。

  2曲目は2回目となる"Eyes of the Heart"
  つっかえること数回以上、最後までどうにか辿り着くと・・・

  まずは、「最初のイントロがいけませんでしたねぇ」(先生の顔に「かなりひどいことになってましたねぇ~」と書いてありました) 
  「譜に書いていますか?」「書いてないんです。適当で」
  「先生の真似をしようにも、先生はFから初めてFで終わるイントロとおっしゃったけど、先生のCDのはFで始まってないので真似もできず・・・難しかったんです」と言い訳をブツブツ。

  「もう1回弾いてみて下さい」
  慎重に、コードを探って変な音をださぬように・・・「あれ、今のなら大丈夫だ」とあっさりOK。
  命拾いしました~ホッ。
 

  そして、「微妙な感じで動きをつけたメロディー部はよくなっていますが・・・アドリブ部分のところで、スピードが落ちていますね」
  と予想外のご指摘。

  アドリブは、速く弾きすぎている位かと思っていました。
  少し速めに弾き直してみると、「頑張って弾いています」感が満載に(泣)

  「そうだなぁ、逆にアドリブのスピードは最初のままにして、<ゆっくりすぎるかな~>と思えるくらい曲の本体部分を弾いてみるといいかもしれないですね」

   ゆっくりは得意ですよ。弾き直しました。
   確かに、ゆっくりにしたらゆとりも生まれて最初よりいい感じになりました。

   あと、アドリブのとこで、Dm7からCm7、F7になるところはどこだっけ、弾いてみて」「・・・」
   「Cmになってませんね」 「本当だ、1音早めにCmを入れてFの音が早くでている」「そうでしょう。3拍目でCmにしてくださいね」

   「難しいので、これ以上は練習してもうまくならない」と訴え、これも無事通過。演奏技量よりも、私は交渉術の方が優れているような気がしてきました(笑)

   待望の新曲は、先生が今回わざわざ譜起こしをして下さった ”To <K> in Wonderland" 。一応、みつけてyoutubeのサイトにリンク貼りましたが、この演奏は全然この曲のいい雰囲気出ていないのでちょっとブーって感じです。できれば、是非CD"Present Moment"で先生のソロで聞いて下さ~い!可愛い曲です!!!)

   模範演奏です。これこれ!!そうなんです、これなんです!!って聞こえませんね。独り占めでした~。可愛い!!
   もう1曲をおねだりして、”Beyond the Stars"から "In the Light of Life" のオリジナル楽譜をゲット。こちらは、まずは先生の模範演奏はして頂かず、メロディーとコードから少しづつ解明していくものとして頂きました。

   これもいい曲ですよ~。先生は、「きっと難しくないですよ~」とおっしゃいますが、さてさて。

   そして、理論編。スケールをやっているのですが、チンプンカンプン。先生に「これじゃあ、頭に5円玉の禿げができます」と訴えたのですが、「みんな苦労してこの道を通るのです」なんて修行者のようなお答えで、「では勘弁してあげましょう」なんて言葉は言ってくださいませんでした。

   ということで続行指令。ムム。 
  「スケール勉強して何になるんですか?」 不良生徒がさらに重ねて尋ねると・・・
  「アドリブの時に、何の音を選択できるか分かるんです」「アボイドノートとかですか」仕方ない・・・。

  「普通のテキストはスケールからはじまっていて、面倒で難しくなってここで断念する人も多いんです。だから、このテキストは最後の6章にスケールの説明を持ってきたんですね」 いえいえ、私はもう4章のセカンダリー・ドミナントで1度中退した組で、6章は飛び入りなのですが。

   でも、今日は自主勉強でこれまでに教えて頂いた先生の曲で変ロ長調(またはト短調)の曲3曲を検討。長調と短調の特徴。どれも、
F#が使われるがなぜか~と不明点を尋ねてみました。自主勉強なんて、ちょっと優等生チックですね(笑)

   変ロ長調ではB♭、短調ではGがキーで、それぞれにサブドミナント、ドミナントがあって・・・。「中にF#というのが結構響く感じで使われているのは何故ですか?テンションですか?」と問うと、「これは、Gm7のF#がドロップしているんですよ」「Cm7の前にG7というのがありますね。これがセカンダリー・ドミナントですよ」ここで、仮というかキー音をCにした時の、ドミナントがG7になり、それをCの前においているんです」 「わかったような、わからないような。ちょっとヒントになったような」 繰り返していると、わかるようになるのかな~?

   (まあ、すこしずつ進んでいきましょう。少しずつ)と納得しつつ、今日は新しい2つの楽譜を抱えてホクホクと帰宅したのでありました。
   帰りはぐったりで電車の中で寝てしまいました。

   
   
   

    

コメント
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