kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

わかってたはずなのに・・・

2016-02-19 12:35:40 | 介護
母の受診日には

お買い物やらこまごました用事を

済ませるようにしてる

今回は

銀行に行きたいとのこと

車でぐるっと回るので

忘れ物ないか確認してもらい

出発

受診して薬をもらうと

まずお買い物

それからお昼

そのあとも道沿いにお買い物を続け

ようやく銀行へ

もうこのころには

母の膝も限界

右手に杖、左手はわたしとつなぎ

よちよちと

銀行に入ってく

あらかじめ話はしてあって

担当の方が手際よく作業を進めるのだが

「あっ、もうひとつの通帳が要りますね」

なんと

通帳忘れてる

わたしは一緒に住んでないので

本当は母が取りに行ったほうがいいのだが

膝の事考えて

一瞬嫌な予感がしたけど

わたしが取りに戻る

でもいわれたところに物が無く

あちこち探して

結局電話



ようやく発見

慌てて銀行に引き返し

なんとか手続き終了

最後に近くのドラッグストアへ

「じゃあ、○○グリップ買ってきてくれる?入れ歯の」

うん、わかったと店内へ

探してみるといくつか種類がある

ちょっと見比べてひとつを選び

他の商品と一緒にレジへ

急いで車に戻って本人に見せる

すると・・・

「これじゃない。

 入れ歯洗うの!○○グリップ!」

いやそれは○○デントでしょう!!

またまたあわてて店内へ

レジのお姉さんに事情を話し、商品を交換

ポイントも削除して入れ直し

手間もかかってお詫びしまくり

実は

母はこういった言い間違いが多い

よくわかってたはずなのに

”入れ歯の”だけで早合点した私も悪い、と

反省

そんなこんなで

ようやく実家に戻る

ずいぶん時間がかかったため

わたしはそのまま自宅へ

すると・・・

「ねえ、通帳があったところにもう一つ通帳なかった?」と母から電話

「あったよ」とわたし

「それがないのよ。おかしいねえ・・・」

そんな事言われても・・・

しばらく通話しながら探してもらう

しかしよく聞くと、一通はあるといい

「あるならいいでしょ」というと

それではなく別のもう一通の事だという

そんなの知るわけない

そこにはなかったから自分で探すように伝えて電話を切る

でも・・・

またはじまった?

母は以前通帳のみならず

すごく大切な書類をも紛失し

家族中で大変な思いをしたことがある

自分が別の場所に仕舞ったことを忘れて

家族の誰かがどこかにやったと勘違いし

わたしのところにも何度も電話が来た  

でも、母しか知らない場所にあるものを

家族がどこかに持っていけるはずもない

あのとき、もう二度とこんなことにならないように

母の見てないところで大切な書類や通帳にさわらないと誓ったのに・・・

こうなると

もう悪いことしか思い浮かばない

ああ、わかってたのに・・・

でもこれ以上できることもない

そのまま時間が刻々と過ぎていき

ずいぶんたってから母より電話

「なんか、バッグに入ってた。ご心配おかけしました」

あぁ~よかった

神様ありがとう

もう二度と

手順をはしょったりしませんから・・・


ただでさえ忙しかった1日

とどめがこれで

どっと疲れが出た

まだ夕方なのに、動く気がしない

なんとか気持ちを奮い立たせて

わんこのご飯と散歩にGO


くたくたになった1日

それもこれも

・・・じぶんのせいか・・・

くぅ~!

がんばれわたし

コメント
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