(葬式アーティスト)フュネラルアーティスト

森本由美:欧米で葬儀装飾習得のフュネラル(葬式)アーティスト第一人者。アート葬式はサンケイ大阪賞受賞・商標登録済。

イギリスでは燕尾服が制服

2006-02-01 | アート
写真のシルクハットに燕尾服はイギリスの葬儀社が、使用している制服である。

私が、ロンドンの現地大手葬儀社にて学ばせて頂いたフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)には、葬儀社員さん達もアートのワンシーンのような正装姿で故人を見送る御手伝いをしていた。

葬儀社員さんの制服の他にも、イギリスではシルクハットに燕尾服姿を制服代わりに使用している場所がある。このブログでも以前にご紹介したが、イートン校と言う、ロンドンから少し離れた地域、ウィンザー城のそばにある、貴族や、皇族、お金持ちのご子息達が通う私立の学校である。

ここは、故ダイアナ元妃の息子達、ウイリアム王子やヘンリー王子が卒業しており、彼らの制服がシルクハットに燕尾服なのである。

ガラス張りの霊柩馬車、、、。燕尾服姿の葬儀社員、、、。そして、真紅の薔薇の花々で覆い被されるような装飾のひつぎ、、、。そのどの場面を見ても葬儀とは思えないほど美しいと感じるのはたぶん私だけではないと思う。

このように美しいイギリスの葬儀を、そのまま日本に定着はしないかも知れないが、部分的に取り入れる事は出来るはずである。

日本の葬儀社さん達が、今までのようなボロ儲け主義や、葬儀社主導の姿勢を『故人が主役』で一般の人の為の葬儀にしていく変革心を持ったならば、、。
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